調べはアマリリス

アマリリスが見事に咲きました。真紅のものと、珍しい斑入りです。

強い雨が降るので、屋根のある玄関に入れました。

フランス土産
優しいその音色は
らりらりらりら
調べはアマリリス♪

明治生まれで、小学校の先生をしていた私の祖母。
今一緒に暮らしている母の母です。
私が小さい時に、その祖母がこの「アマリリス」の歌を歌ってくれました。

お洒落な祖母が歌うと、なにかこの歌もお洒落に感じていました。

フランス土産、というのだから、調べというのはオルゴールか何かなのかしら。
短い歌詞なので、そんなことを想像するしかありません。


思い出の溢れてくる、アマリリスの鉢です。

ナイト サファリ・4（最終回）

これは、かわいい。
本気で可愛い。
やもさまの赤ちゃんです。

お目々クリクリですよー。
ホントに可愛かったです。

これを出したくて、少々引っ張りました。
ごめんなさいm(__)m


ショートステイに行っている母には申し訳ないけれど、今夜はゆったりと過ごしています。

ナイト サファリ・3

「ちょろりん」て感じのしっぽと、ぱっと開いたお手々が、かわいいネ。
我が家の玄関を守ってくれる、大事な「やもさま」です。


早朝4時頃、私は夢を見ていた。
同級生や歌の仲間が、次々に我が家を訪ねてくるという、明るくて楽しい気分の夢だった。

トイレに行く気配があったが、その時、私は起きることができなかった。そして気づいた時には、家の中が大変なことになっていた。

始末をして、「まだ朝じゃないからね」と寝てもらって、私も横で寝た。
涙が止まらなくなった。心の中が涙でいっぱいだった。

「もう無理だ」と思い、心配もあったが、母の横を離れて、自分の部屋の自分のベッドに潜り込んだ。

今度は大きい声で泣いたので、夫が気づいた。
母のいる座敷から数メートル離れただけなのに、ものすごく気持ちが休まっていく。
これはかなりやばい心の状態だ。

これまで何度も「限界だ」ということがあった。その度にやり過ごしながら、ここまで来てしまった。しかしもう十分だ。十分がんばったから、もう許してほしい。

本当の朝が来た。
母の出かける支度をして、朝ご飯を食べてもらったが、私は何も食べたくない。白湯さえも飲みたくない。だが、仕事には行かないと。

重い気持ちのまま、学校まで下ばかり見て歩く。
地面ばかり見て歩く。

ケアマネさんに話し、ショートステイを早めに変更してもらう。「助けられ下手」な私が、「助けて」と言えた。

今日は夕方まで預かってもらい、ご飯の前には美容院で母のヘアカットをしてもらった。

ちょっと離れるだけで、こんなに冷静になれる。
優しい気持ちになれる。
今度こそ、限界に来ているのだと思う。
それでいいよね。

ナイト サファリ・2

いい庭だなー。


今日は仕事を休んで、脳神経内科の定期受診に付き添いました。
母の前であれこれ状況を話すのは忍びないので、いつも前以てペーパーを作っておき、受診前に受付の人から先生に渡してもらうよう、そっと頼みます。

ペーパーを見ながら、先生は母に「最近どうですか」なんて聞きます。先生の前を歩くときは、それは上手に歩きました。

母の前なのでちょっと話しにくかったのですが、薬の種類を増やすことの影響を話し合い、結局そのままで行くことにしました。

一つを改善しようとすると、別の不都合が出てくる。
それならば、人が手をかけることができるなら、多少うまくいかないことがあっても（多くても）、まあそのままで行こう、薬を増やすのはやめておこう、というのを私が選びました。

人のことを、本人ではなく別の人が選んでいく、というのはしんどいですね。重いことです。
でもやらないといけないので、日々それをやっています。

今日は蒸し暑さもあって、帰ってからも何か疲れが取れませんでした。

ナイト サファリ・1

夜になると、我が家の庭はサファリになる。


それはそうと、今日は妹と一緒に、叔父が住んでいる母の実家に、母を連れて行った。

朝は、父のところに夏の着替えを持って行った。
母の実家に着いて、私は疲れてしまい、座敷で寝させてもらった。
とてもモダンな家で、風が通り、気持ちよかった。