ノアちゃんの病状Ⅷ

妻の風邪で振り回されているけど、ノアちゃんの調子は相変わらずであるが、元気が少しなくなってきているような気がする。
今日、獣医さんで薬をもらってきた。一緒に連れていくのもかわいそうなので僕一人で行った。

疾病に効果的な薬はなく、今持っている能力をいかに維持するか、その維持を手助けする薬しかないと言う。

まだ、食欲があるだけが救いだ。妻は自分も風邪で寝込んでいるので余計にノアちゃんの病状が気になるみたいだ。

ノアちゃんも寝ている妻の傍でじっとしている事が多くなってきた。

風邪の時間差攻撃

妻の風邪がうつったみたいだ。熱はなさそうやけど咳がでて何となく気だるい。まだ少ししんどそうにしているけど、僕にうつしたんやから、妻の風邪はもう治りそうに思う。

人にうつすと風邪が治るんは何故なんやろう。そんな馬鹿な事ないやろうけれど、不思議とよく出くわす出来事でもある。

おそらくは発症して３，４日経って治りかけの頃に、次の人が発症するんやろう。まあ、時間差攻撃みたいなもんと言えそうである。

ピッタシ、その攻撃を受けてしまいそうだ。

負けへんぞ。妻には負けても、妻の風邪には負けへんぞ。

出勤の足

明日の朝が憂鬱だ。台風が早く過ぎ去ればいいけど、少し歩みを遅くすると出勤の時に台風が直撃する。

家の事はさほど心配はないと思うけれど、出勤の足が心配だ。「足」と言っても交通機関は地下鉄なんで何の心配もない。

心配なのは地下鉄を降りてからの自分の「足」である。台風の風雨の中を１５分、ふらつきながら歩けば２０分弱の時間を歩かなければならない。

台風の横殴りの風雨の中、足元はもとより、膝から下手をすれば、上半身までずぶぬれになってしまいそうだ。

それでも、こんな心配で済んでいるのはありがたい。生命の危険にまでさらされている方も沢山おられるんだから。

開発型水害

いよいよ台風がやって来た。台風は風も怖いが、やっぱり雨が怖い。雨そのものの被害（浸水）もあるし、山土に水が含まれて崖崩れもある。

幸いにして、最近は京都での台風の被害はあまりない。そんな京都でも毎年所々で浸水の被害が出ている。

銀閣寺の家も以前に浸水被害寸前の出来事が何回か発生した。

もともと農道か何か山肌に出来た土地で下水道施設が貧弱で、付近の家屋の雨水などを全部吐ききれない状態である。

その付近の家並みで一番低位に位置しているのが銀閣寺の家で、ちょっと強い目の雨が降ると床下浸水状態になった。で、土嚢を常から準備していて、それで防いでいた。

付近の方は平然としておられるのに、我が家だけスコップ片手に土嚢を担いでの水防活動をしていた。

今言われている「都市型水害」ではないけれど、名づければ「開発型水害」というものである。他の所でも同じような事があるんではと思う。