感想祭り!
今回は長いよ~(笑)
まずは一覧
自転車ぎこぎこ [単行本] 伊藤礼 平凡社
中国てなもんや商社 (文春文庫) 谷崎光 文藝春秋
世界で一番美しい元素図鑑 セオドア・グレイ(著) 若林文高(監修) ニック・マン(写真) 武井摩利(翻訳) 創元社
ガラパゴス化する日本の製造業 [単行本(ソフトカバー)] 宮崎智彦 東洋経済新報社
さてこっから感想
自転車ぎこぎこ は
伊藤礼による自転車エッセイ・紀行・・・
ええい面倒だ 要は自転車話(笑)
前作に「こぐこぐ自転車」というのがあり
その続編である
こぐこぐ~を買ってしまって
これは面白かったから
その続編が出たと聞いて「欲しい!」
と思っていたんだけど
残念ながら予算の都合がつかない
・・・と 思っていたら
図書館で見つけた ラッキー♪
この際所有欲は放棄することにする
さて内容と感想
読み手である立読み師は
生活の移動手段に自転車の割合が
かなり大きくなっているので
伊藤さんの自転車のいちいちの感想が
いちいちに納得がいく
うん そうそう 伊藤さんもそう思っていたのね と
車道を走ること
向かい風の うひぃ という感じ
普通に漕ぐと16~20km/hという感覚
最初の頃の尻の痛さや
いきなり12kmを走ろうとして
途中で力尽き へたり込むと
それはつまり行き倒れじゃないか!となる話
いやもういちいちが面白く
我が身にもつまされる
そして後半は輪行の紀行文になるのだが
これが・・・大げさかもしれないが
キャッチコピーは
自転車版内田百先生だ!
なーんか ね
阿房列車っぽいのよ
何にも用事はないけれど とにかく自転車でどこかへ行こうと思う
そんなノリが…ね?
阿房列車ファンにはちょっとおススメです
もちろん文体のノリは百先生とはぜんぜん違うんだけど
だけど・・・似てる(笑)
中国~ は
おなじみ谷崎光さんの中国もの
つか これが最初の著作ですね
文庫版で読みました あ 図書館本です
イラストが何だかバブルチックでしたが
まぁそれはそれ
内容は実にユニークで面白い
中国人に一丁前にしてもらった体当たりの書である
立読師的には仕事に対する姿勢や考え方を
教え諭してもらえたように思った
特に王課長の言葉は一つ一つ胸に響く
それは谷崎さんが
いかに王課長が人一倍働き結果を出しているかを
しっかり描いているからで
だからこそ 大阪商人と華僑根性の合わせ技のようなセリフが
説得力を持って胸に来るのだ
「怒っても委縮するだけ、仕事はのびのびやらせなね。特にきみは」
そんな風に言ってくれる上司は理想である
(いや 今のところの個人的な話で)
さてもう一つ立読師がグッときたのは
中国の工場との丁丁発止生き馬の目を抜くようなバトルに、すっかりへとへとになって一人ホテルに帰った時涙が出てきそうになる谷崎さんが、そこで「たかが服、たかが服、たかが服、されど服、でもたかが服だ」そう言って涙に引きずられそうな自分をぐっとこらえるシーン。
ホテルの部屋で一人彼女はむくむく元気が湧いてきて
多分ここから彼女は中国と付き合っていく腹がくくれたという
ターニングポイントとして
このシーンを書いたんじゃないだろうか
ホテルの部屋で締め付けていた服を脱いで
パンスト一丁でしっかり立ちあがるシーンが目に浮かぶ
ビジネス書としても秀逸だと思うがどうか(笑)
世界で一番~ は
やっぱり図書館から
しかしー・・・今にして思うと
手元に置きたい本であるいや是非にも欲しい
最初は「世界で一番美しい」て(笑)
自分で言っちゃってるよ(笑)
とか思っていたけど
確かに看板に偽りなし 綺麗だ
まさか元素鉱物や結晶で萌える日が来るとは思わなんだ(笑)
図鑑であるのでどこから見ても楽しいのはもちろんだが
何より特筆すべきは
著者であり元素コレクターであるグレイさんの
ユーモアと博識な科学知識による解説文が
こらもう秀逸におもろい
化学入門として最強の図鑑じゃなかろうか
中学・高校の図書館や理科室、塾の書棚に是非在ってほしい一冊だ
ガラパゴス化~ は
・・・うん
意地で読み切ったけど
あれだね・・・これは・・・大学レポート?
まぁとりあえずフォローすると
よくある「このままではいけない!たいへんなんだ!!」
と警告脅迫するような
そーゆう本では ない
えー・・・と
この本を買った時@一箱古本市
売ってくれた人に
ガラパゴス化ってどういう意味?て
訊いたら
日本でしか通用しないような…つか 日本人でも大半は使いこなせないような、ごちゃごちゃした機能をつけて、結果として世界では売れない商品を開発している。ってこと、かな。
と言われて なるほど と思った
んで 読んでみて思ったのは
あの時の説明以上のことが何一つ引き出せないな と
それは 私がアホやからか それとも…
今回は長いよ~(笑)
まずは一覧
自転車ぎこぎこ [単行本] 伊藤礼 平凡社
中国てなもんや商社 (文春文庫) 谷崎光 文藝春秋
世界で一番美しい元素図鑑 セオドア・グレイ(著) 若林文高(監修) ニック・マン(写真) 武井摩利(翻訳) 創元社
ガラパゴス化する日本の製造業 [単行本(ソフトカバー)] 宮崎智彦 東洋経済新報社
さてこっから感想
自転車ぎこぎこ は
伊藤礼による自転車エッセイ・紀行・・・
ええい面倒だ 要は自転車話(笑)
前作に「こぐこぐ自転車」というのがあり
その続編である
こぐこぐ~を買ってしまって
これは面白かったから
その続編が出たと聞いて「欲しい!」
と思っていたんだけど
残念ながら予算の都合がつかない
・・・と 思っていたら
図書館で見つけた ラッキー♪
この際所有欲は放棄することにする
さて内容と感想
読み手である立読み師は
生活の移動手段に自転車の割合が
かなり大きくなっているので
伊藤さんの自転車のいちいちの感想が
いちいちに納得がいく
うん そうそう 伊藤さんもそう思っていたのね と
車道を走ること
向かい風の うひぃ という感じ
普通に漕ぐと16~20km/hという感覚
最初の頃の尻の痛さや
いきなり12kmを走ろうとして
途中で力尽き へたり込むと
それはつまり行き倒れじゃないか!となる話
いやもういちいちが面白く
我が身にもつまされる
そして後半は輪行の紀行文になるのだが
これが・・・大げさかもしれないが
キャッチコピーは
自転車版内田百先生だ!
なーんか ね
阿房列車っぽいのよ
何にも用事はないけれど とにかく自転車でどこかへ行こうと思う
そんなノリが…ね?
阿房列車ファンにはちょっとおススメです
もちろん文体のノリは百先生とはぜんぜん違うんだけど
だけど・・・似てる(笑)
中国~ は
おなじみ谷崎光さんの中国もの
つか これが最初の著作ですね
文庫版で読みました あ 図書館本です
イラストが何だかバブルチックでしたが
まぁそれはそれ
内容は実にユニークで面白い
中国人に一丁前にしてもらった体当たりの書である
立読師的には仕事に対する姿勢や考え方を
教え諭してもらえたように思った
特に王課長の言葉は一つ一つ胸に響く
それは谷崎さんが
いかに王課長が人一倍働き結果を出しているかを
しっかり描いているからで
だからこそ 大阪商人と華僑根性の合わせ技のようなセリフが
説得力を持って胸に来るのだ
「怒っても委縮するだけ、仕事はのびのびやらせなね。特にきみは」
そんな風に言ってくれる上司は理想である
(いや 今のところの個人的な話で)
さてもう一つ立読師がグッときたのは
中国の工場との丁丁発止生き馬の目を抜くようなバトルに、すっかりへとへとになって一人ホテルに帰った時涙が出てきそうになる谷崎さんが、そこで「たかが服、たかが服、たかが服、されど服、でもたかが服だ」そう言って涙に引きずられそうな自分をぐっとこらえるシーン。
ホテルの部屋で一人彼女はむくむく元気が湧いてきて
多分ここから彼女は中国と付き合っていく腹がくくれたという
ターニングポイントとして
このシーンを書いたんじゃないだろうか
ホテルの部屋で締め付けていた服を脱いで
パンスト一丁でしっかり立ちあがるシーンが目に浮かぶ
ビジネス書としても秀逸だと思うがどうか(笑)
世界で一番~ は
やっぱり図書館から
しかしー・・・今にして思うと
手元に置きたい本であるいや是非にも欲しい
最初は「世界で一番美しい」て(笑)
自分で言っちゃってるよ(笑)
とか思っていたけど
確かに看板に偽りなし 綺麗だ
まさか元素鉱物や結晶で萌える日が来るとは思わなんだ(笑)
図鑑であるのでどこから見ても楽しいのはもちろんだが
何より特筆すべきは
著者であり元素コレクターであるグレイさんの
ユーモアと博識な科学知識による解説文が
こらもう秀逸におもろい
化学入門として最強の図鑑じゃなかろうか
中学・高校の図書館や理科室、塾の書棚に是非在ってほしい一冊だ
ガラパゴス化~ は
・・・うん
意地で読み切ったけど
あれだね・・・これは・・・大学レポート?
まぁとりあえずフォローすると
よくある「このままではいけない!たいへんなんだ!!」
と警告脅迫するような
そーゆう本では ない
えー・・・と
この本を買った時@一箱古本市
売ってくれた人に
ガラパゴス化ってどういう意味?て
訊いたら
日本でしか通用しないような…つか 日本人でも大半は使いこなせないような、ごちゃごちゃした機能をつけて、結果として世界では売れない商品を開発している。ってこと、かな。
と言われて なるほど と思った
んで 読んでみて思ったのは
あの時の説明以上のことが何一つ引き出せないな と
それは 私がアホやからか それとも…