ワーファリンの威力

ベトナム滞在中に下肢血栓症になり来月で丁度一年が経つ。発症時の足の腫れ以外は日常生活に差し障りは感じず、薬は毎日飲んでいるがそれ以外は病気を思い出すことも無い日々を送っている。

ところが今日、薬を飲んでいるってことはこういうことなんだ、と痛感することがあった。

下肢血栓症は血液中に血の塊が出来る病気で、その塊が消えるまで薬を飲まなければならないらしい。血液をサラサラさせる薬、だから出血したら血が止まり難い、とは知識として知っている、交通事故等には気をつけなければならない。


今日は主人の誕生日なので外食することになり、私は主人の自転車で出かけたが、ギアが家から出てすぐの坂道を登るようになっていたので、平地まで行ったらペタルが空回りし足が外れて踵近くをペタルで傷つけてしまった。大した傷じゃないからとそのままペタルを漕いで目的地へ着いてから吃驚した。

なんか足の裏がベタベタすると思ったら履いていたビーチサンダルが血でべったりとしていた。怪我をしてから目的地まで100mほど、出血に気が付いたときにはもう傷は乾いていたんけど、足の裏全体が濡れるほどの出血だったと思われる。

ひぇー、こんなに出血するなんてぇ、、、、

絆創膏を貼ってオシマイのことだったけど、侮るかなれ薬の威力、出血には気をつけなくっちゃ。