折角友達に紹介して貰った英会話サークルを2ケ月で辞めてしまった。
丁度体調が悪くなったことが直接の原因だったけど、根本的な原因は学習方向の違いかなと今となって思う。
50歳で英語に興味を持ち始め、手始めに自宅近くのサークルへ通い始めた。中1英語からのリスタートだもんな、まず馴染まないと、I my me、you your youから。
図書館でもたくさん学習本やCDを借りて、今思えば結構勉強してきたんだ。
55歳で本格的に英会話を勉強しようと思ったけれど潤沢な資金があるはずもなく、学費は極力抑えたいと色んな学習方法を比較検討してコスパを計算したら、マンツーマン学習が一番効率的と思われた。だってある程度勉強した後はアウトプットが大事だと思ったから。
インプットは一人でもできる、でもアウトプットする機会なんてまずないもの。それには個人レッスン、一人で喋れる、アウトプットの持ち時間が多い。安い市民サークルなんて人数が多いのでアウトプットするのは数分くらいしかない。
更に安くて効率の良いのはやっぱネット学習、これが一番、フリートークが良いと思う。おしゃべりな人ほど英会話が早く上達すると思う、誰だって自分のことや話したいことがいっぱいあるから、それを英語で喋りたい、だからさらに勉強する、て図式だ。
ペーパーでさんざん勉強してきた身で、ある程度喋ってきた実績もあるので、例文渡されてこのフレーズを使え、なんて言われたって、自分だったらこんなフレーズよりこう言う、ああ言う、と思ってしまう。だって知ってる単語を総動員したら伝わるもの。
そう思うことは当初から予想していたんだけど、英語勉強している人たちの中で刺激を受けたい、と思ったのがリスータトの動機だったので、すでに5年10年と勉強しているはずであろう人達の英語を聞いていたらなんか違うと思ってしまった。
高齢者に必要なことって、知っている単語だけで臆さず話せることで、中学英語以上の単語や熟語なんていらねえんじゃない? もう暗記なんか出来ないんだもの。実践で覚えるのが一番、でも海外へ気軽に行けるわけでもないので、やっぱ個人レッスンが一番かな。
でも振り返ってみれば、いろんな場所で勉強してきたなぁ、数えきれないほどだ、あの頃私は若かった、、、