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リタイアしてから早や17年、、、
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門前の小僧、習わぬ経を詠む

2008-12-01 21:34:47 | 日々ダラダラと
今月から師走、そしてプータローに戻る、、、

7/7に入社してたった5ヶ月弱の勤務、こんなに短い勤めは初めてだった。でも1日で辞めた会社も実はあった。

若い頃、さる高名な消費者金融会社にパートで入社したことがあった。まだ子供も小さく効率の良いバイトを探していたので好条件に惹かれて入社したが、翌日「辞めます」と電話した。

まだまだ世間知らずだったが、さすがに仕事をしていたら実態が垣間見えたし、同僚女子5、6人と連れ立ってランチへ行き、その話題と言うか全員が席に座るが早いがタバコを吸いだすそんな雰囲気に嫌気がさしてしまったのが一番の理由と思う。
私だって教養や品格のある人間ではないが、できるだけ自分を高められる職場が良い、と漠然と自覚したのかも知れない。

それ以降はお金だけで判断せずに会社を選んだ、と言うと、あまり威張れたものではないが、自分にとって何がメリットか、を考えて働いた。35歳までは随分色んなバイトをした、だけど結局は経理事務絡みだったので、思い切った転職はできなかったのがちょっと悔やむところ。

先月辞めた会社は四国に小さな事業所があり、そこに女の子一人雇ったが、その子一人だけの事務所で仕事は暇、暇、暇、で辞めたいとメールがきた。

採用時にそれだけ暇ってことを正確に伝えなかったのが問題だけど、私もそんな事務所で電話番だけのバイトをしたことがある。オーナーには暇だから何をしても良いと言われ、喜んで読書したり手芸したりと好きなことをしていたが、結局自分のためにならないと1年弱で辞めた経験がある。

今だったら資格取得の勉強するかしてその時間を生かせば良かったと思うけど、若い時はそんな欲が皆無だった。
だから彼女も同じだろうと思い色々とメール交換したが、結局は、まだ若いしそんな仕事は何のキァリアアップにもならないねと言い、彼女は退職を選んだ。


会社勤めをしていたら、同僚は当然高学歴だし、同年代でも4大出が多く、高卒の私は随分とコンプレックスを感じたもんだったが、この常に「自分のため」に会社を選んだのが自分のキャリアアップに繋がったのか、転職で困ったことはなかった。勿論その会社その会社で色んなことを吸収したからだと思う。

まさに「門前の小僧、習わぬ経を詠む」を実践できたと思うけど、うんと若い頃にこのお得感を知っていたらなぁ、と年寄りの常として悔やむこともある。

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