またいつもの付き合いのノリでとある懇親会に参加した。仲の良い同僚も一緒だっが、お互いに「明日やったなぁ、なんちゃう会やった?」と前日に思い出したくらいの影の薄い行事だった。
もちろんじいちゃん、ばあちゃんばかりで、そしていつもより平均年齢は高い。ランチしながらの懇親会で自己紹介が始まったが、隣同士に座った同僚とそれを聞きながら「? なんのこと? 何の会?」
なんともええかげんな参加者である。
誘ってくれた人が、今年度その会の会長になったらしい、要するにボランティア団体である。それにしてもみんな熱心やなぁ、いくつになっても社会で活動している、活動したい意欲に燃えている。
こういう人達を現在は大勢知っているが、ほとんどの老人達は家でじっとしている、私の古い友達は圧倒的に後者が多いので、活発な高齢者に出会うとどこがどう違うのか不思議にさえ思う。
ランチの後は道頓堀クルーズ、初体験。船から手をふるとみんな振り返してくれる。それが若い女の子や男の子だと歓声があがる、ささやかな満足感。
