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歩けよ老人

2023-11-27 13:47:54 | 健康の秘訣?

介護付き老人ホームへ行って、2時間ほどお手伝いした。

前々から現在のボランティアを辞めたら他の社会貢献を、と考えていたので、取りあえず挑戦したが、、、。

 

入所者と私とはそう年齢が変わらない、ように感じる、だけどほとんどの人は車椅子、9割以上も、何故だ、、、

 

実際のところ、身近で認知症の人は多い、と言うか、みんなそれに近い状態になると言っても過言ではないだろう。

だから元気で歩き回れる、男性のように力の強い元気な認知症がいかに大変か、は知っていたつもりだったが、実際に車椅子集団を見て考えてしまった。社会が車椅子にしてしまうんだ、と。老人を歩かさない医療制度か。

 

手間をかけても自立できる高齢者にした方がwinwinちゃう?

勿論人手が足りないはず、それだけ高齢者が多いから。だから老々介護しか選択肢は無い、か?

元気な高齢者は制度化して介護を手伝わせたら良い、どうせ暇なんだから。

 

その思いは今回の体験でまたまた考えてしまった。

実際に割振られたランチ配膳の仕事は、高齢者には無理、と2日間のお手伝いで判明した。

 

短時間で数十人に配膳しなければならず、机間が狭い中を数人のスタッフの動線が交差する。ゆっくりやれば良いと言われたが、それも危険、まず手元が危ない、足元が危ない。

 

大きな薬缶で暑いお茶を注いでいく、ネームプレート通りの席へ配膳する。

他スタッフと接触したり、心もとない足元が躓いたり、握力の落ちた手からトレーが落ち、または熱い汁物が零れたら、と思うだけでどれだけ入所者に危険かが心配される。

 

名前も顔も覚えられないし、氏名カードや座席表見たり、各人の完食度を記録するにも眼力がいる、老眼では見えない。

かくして今回のボランティアは挫折した。

 

でもそんな問題をクリアしたら、例えば食器洗いや、おそうじだったら、誰にでも直ぐ出来る。

私は話し相手や歌うことや体操することをお手伝いしたかった。だったら同じ高齢者でも出来ると思う。

 

老人には外出先が必要なんだ、歩いて行ける先があればイヤでも出かけなければならず、歩かなければならず、話さなければならず、、、

今回のボランティアもその目的の為に制度化されたものだったはずなんだけど。


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