現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

球春到来!

2006年04月01日 | スポーツ
先週パ・リーグが開幕。甲子園では選抜が行われているし、今日はセ・リーグが開幕した。まさに「球春」という言葉を感じるこの頃。

先日のWBCでは、昨年までの野球人気の低下が嘘のような盛り上がりを見せたけど、果たして日本のプロ野球は盛り上がるのだろうか。

盛り上がるかどうか。それよりも私は、東京ヤクルトスワローズの古田プレーイングマネージャーの存在を注目して見たいと思う。というにはそれなりに訳がある。

私がリアルタイムで見ていた一番古いプロ野球の記憶では、すでに清原選手(現オリックス)が西武で4番を打っている。つまり、それより前の知識は、テレビや雑誌などで仕入れた情報でしかない。

だから当然、「プレーイングマネージャー」という人物を見る機会なんてなかった。そういう特殊な立場に立つ選手(監督?)というのは、滅多にいない。それは、その条件を受け入れる選手が現れないからに他ならない。

かつて、西武の石毛選手は球団から打診され、現役一本を強く望んでいたため西武を去ってしまったし、同じく西武で現監督を務める伊東監督は数年前に打診され、やはり現役にこだわって断っている。その時は確か、選手兼コーチという形に落ち着いたはず。

交渉で折り合いがつかず、石毛選手が西武を去ったのは凄く悲しかった。それだけ、「プレーイングマネージャー」というものが、選手にとってそう易々とは受けられないものということだろう。

しかし、今まさに、その選手を見ることが出来る。古田監督がいつまで選手を(あるいは監督を)続けるのか分からないけど、見られる時間はそれほど長くはないはず。一視聴者、一野球ファンとして、貴重な体験をしているということを実感したいと思う。

… …

少し蛇足になるけど、80年代後半以降ではなかなか見られない選手として、「永久欠番の選手」を見てみたい。

今、永久欠番として球界(球団?)から称えられている選手は、全て80年代には引退している。そのため、プレーする姿をリアルタイムで見たことのある選手は唯の一人もいないというのが現実。

長嶋さんやソフトバンク王監督の凄さは、充分すぎるほど知っているけど、それは全て知識であり、実際に感じられたものではない。

実際にどんな選手(成績だけでなく、メディアの注目度や自分の身の回りでの影響等がある選手)が永久欠番に値するのかリアルに感じてみたい。

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