現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

谷亮子、引退。

2010年10月15日 | 柔道
今年の参議院選に出馬し、見事当選して参議院議員となった谷亮子さんがロンドン五輪への挑戦を諦め、現役引退を表明した。

政治と柔道という二足のわらじでロンドン五輪を目指すと知ったときは、「片手間で柔道をやるのか!」とか「柔道一本で追い越そうと頑張っている選手たちに失礼じゃないのか」とかいろいろ思うところはあった。

結果的に、二足のわらじは無理だという結論に至ったのは、ややトーンダウンした感は否めないけど、スッキリとした結論だと思う。ただ、政治家にならず、現役一本だったら、まだまだトップ選手としてやっていく力はあったのだろうと思うと少し残念な思いが残る。

でも、一時期と違い、今は谷さんのいた48kg級でも世界のトップを争う選手がいる。福見選手を筆頭に、浅見選手、山岸選手がロンドン五輪の代表を争うことになるのだろう。本来なら、選手同士の戦いの中で世代交代が行われていくところを見たかったけど、それを望むには、谷さんは絶対王者でいる期間が少し長過ぎたのかも知れない。今は逆に、負けて世代交代というシーンを見ずに済んで良かったような気がしている。

政治家としてどれだけのことが出来るのかは分からないけど、柔道のように政治の道で頑張って欲しいと思う。

… …

記事を書きつつ、なかなかまとまらない文章と向き合いながらフジテレビのすぽるとでやっていたこれまでの活躍を振り返る映像を見ていた。

ほとんどの国際大会で優勝。やっぱり凄い
そして、シドニー、アテネでの金メダルはまさにリアルタイムでその活躍を見ていたから、その感動がありありと思い出された。

こうやって過去の活躍を改めて見ていたら、やっぱり柔道家として引退して、指導者へという姿も見たかったなぁと思えてしまった
コメント
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