Mさんの発案で川崎市民ミュージアムに写真展を見に行ってきました。
木村伊兵衛写真賞の企画展です。
ここは1988年にオープンしたようですが、場所が等々力アリーナの横にあり、車でなければ来ないような場所で、初訪問となりました。
館内に入ると、
岡本太郎の椅子が目に飛び込んできました。
川崎とは縁の深い人なので当然と言えばそれまでですが、ぱっと見て岡本太郎作と分かる人は少ないのではないでしょうか。
写真展前のホールにはこれまた福田繁雄の作品がどどーんと存在感たっぷりに展示してあります。
このタイルの貼り方もよく考えています。
デイビット・マック の「ア・ナイス・ロケーション」という作品。
女子が鉄骨を持っているように見えるのですが、年月を経てパネルが色あせています。
そしてこの作品は、近づくと顔の部分が光って笑い声が聞こえてきます。
なかなかシュールな作品と思って、作者を見ると、
なんとあの手塚治虫さんではありませんか。
ヒョウタンツギの笑い顔を入れているところがさすが手塚治虫さん。
手塚治虫の立体作品はとても珍しいのではないかな。
遠方に行かなくても、地元で面白い場所はあるものです
太郎氏の 座れない椅子 存在感あります