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STAY HOME中に唯一読んだ本『ハイエンドトラベル』

2020年06月29日 | Life

雨続きの中、今日は晴れ間が見えましたね。

季節は梅雨から夏へ。

 

今年はコロナの影響もあり、

夏休みの旅行は、どうしようかとお考えの方も多いでしょうか。

 

今日は、そんな旅好きな方にもおススメの本であり、

私がSTAY HOME中に唯一読んだ本を、ご紹介させていただきたいと思います。

(なぜ唯一なのかは、この記事を見てネ ^^;)

 

『グローバルエリートが目指すハイエンドトラベル』

 

そもそも人はなぜ旅をするのだろうか。

古代ローマ時代の神学者アウグスティヌスは、次のように語っている。


「世界は1冊の本のようなものだ。

旅をしない者は、その本の1頁しか読まないようなものだ。」

(”The world is a book, and those who do not travel, read only one page.”)

 

著者の山田理絵さんは、小学生時代はレバノンのベイルート、

高校生時代はオーストリアのウィーンで暮らし、

グローバルな社交の場に身を置く機会に恵まれた立場から、

ハイエンドトラベルの現状を先進事例、価値創造のヒントと共に解説しています。

 

 

読んだ直後の感想として、

素晴らしい!こんな社会貢献の仕方があるんだ!という感動と共に、

小さくても、何か行動を起こしたくなるような衝動にかられました。

 

本書で特に興味深かったのは、

インドネシアのスンバ島にある「二ヒワトゥ」の事例。

 

ただラグジュアリーなだけではなく、社会貢献の仕組みを取り入れ、

スンバ島の人々を救う挑戦を続けていること。

 

観光ビジネスが、お互いがwin-winの関係で、

世界をポジティブに変える機会となっていること。

 

日本にも、日本ならではの多種多様な分化・歴史資産があり、

コト消費から体験型へと移行しつつありますが、

ゲストを社会貢献へ巻き込む力は、まだまだ未熟。

 

日本の事業者、スタッフの最大の弱点は、

自分自身が、そうしたハイエンドトラベルの世界を経験したことがないという点にある。

 

これは、グローバルな世界で活躍されている、

アホ本で有名な田村耕太郎さんもおっしゃっています。

 

さらに著者は、

「ハイエンドトラベルとは、必ずしも上流家庭のためのものではありません。

そしてハイエンドトラベラーが求めるのは『お金で買える最高級』ではなく、

『お金で買えない特別な体験』です」


「いまの自分に何が必要か。

自分自身を見つめ、テーマを選ぶところから旅は始まります。

旅を切り口に、豊かな人生を送るためにはどんな経験をすればいいか、

その上で、旅という非日常の空間で、日々の閉塞感から脱し、

自己を解放し、人との交流や体験を通して答えを導き、自分自身を高めていく。

最良のハイエンドトラベルとは、内面に刺激を与え、自己を変容させ、

新しい自分に出会う旅なのです」

 

全世界で年平均6.4兆円の成長が見込まれ、

2022年には約127兆円に達すると予想されているハイエンドトラベル市場。

世界の旅行者のわずか3%のハイエンドトラベラーが、

旅行消費全体の4分の1を占めるという調査結果もある。

 

 

明後日、7月1日からは、

EUが日本を含む十数ヶ国からの観光客や出張者を受け入れる方向だとか。

 

コロナに打ち勝つことは、全世界共通の願い。

まずは、安心して世界中を旅することができるようになること。

 

そして、今はまだ幼い子どもたちと共に旅に出たい。

共有した経験は、豊かな財産となり、ずっと心の中に存在し続ける。

もしそれが、社会貢献へと繋がるものならば、こんなに素晴らしいことはない。

 

そんな日が訪れる未来を楽しみに☆

 

 


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