世界的備忘録

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20080420展望 皐月賞

2008年04月20日 07時38分13秒 | 日々々報
中山11R皐月賞
差がない。ほんと差がない。IDMベースで最高から最低まで差が6。こんなクラシックレース見たことがない。

つまり、本当にどこからでも狙えるレースとなっていると思う。人気も同様で、3連単最低人気でも500倍つかない。

差がないなら、テーマを決めてそれに適合する馬を拾っておいて、パドックで修正したいと思う。

テーマは「先行力」と「消耗していないこと」ではないか。

実は皐月賞は先行有利レース。過去、大外をぶん回す競馬をして届かなかった人気馬が何頭いたか。スペシャルウィーク、ジャングルポケット、タニノギムレット、フサイチホウオー。位置取りを確保しておくことが最重要課題となる。

次に、今年のクラシックのテーマは、ズバリ「勝ち馬が重賞ごとにコロコロ変わる」ということ。また、重賞ウィナーが次走で敗れるシーンが多い。これは何を意味しているかというと、レベル差がないことももちろんだが、如何にレースでの激走の疲れを残さないか、ということがテーマとなっている。

先週のレジネッタ、エフティマイヤと同様、トライアルも含めて常に着は拾って実力はアピール→本番好走のパターンが唯一人気期待値的に大きいパターンではないか。

これらを踏まえて、印を先に。

◎9マイネルチャールズ
○16レッツゴーキリシマ
▲14ノットアローン
☆1タケミカヅチ
☆8ダンツウィニング

本命は1番人気で重賞連勝の9マイネルチャールズを普通に。いや、好走が続いてることや松岡が自信を持ちすぎていることからしても不安な要素はいっぱいある。あるが、この世代唯一の重賞連勝馬でしかも中山2000という舞台に徹底的にこだわって戦ってきて、そして誰よりも結果を残している。ブランドのある馬ではないというだけでグリグリの1番人気にならないのは相当におかしい。これこそ「もっと評価されるべき」だと思う。

対抗以下はテーマ適合を拾っているだけ。16レインボーペガサスはG1好走があり、重賞はまだ勝っていない。馬の力は一定水準常にを示しているだけに最大限注意したい。14ノットアローンは馬の形だけ見れば正直凄みはまったくないが、若葉Sの内容が実はかなり良く、道中締まったラップのレースであった。若葉組というだけで軽視されているなら相当狙ってみたい。8ダンツウィニングも同様の若葉組。これも重い走りをする馬で馬場も適合するだけに。1タケミカヅチも先行できるようになっただけに軽視はできない。

買いたくない方向としてはやはり10ブラックシェル。どうしても競馬が不器用。前走のような大外ぶん回しは一番やってはいけないパターン。騎手もある程度わかっているとは思うが、それでもそういうレースをするしかない馬ではないかと思う。

馬券的にはダラダラ流しすぎは禁物。何がアドバンテージなのかをはっきりさせ、無駄をそぎ落として買いたい。


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