世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

バランスとれてるかしら?

2008年09月23日 01時19分10秒 | 競馬の種
超、超久々に雑記エントリを。タイトルは、ええもうみなさん御存知のハナノユメ/チャットモンチーからです(<多分そんなに知らんぞw)。

夏競馬以降、まあコツコツとは成績を残せている実感があります。それも波があるわけでなく、そこそこ一定して。

で、何が好調要因か、と考えたときに、今自分のテーマが

バランスを取れているかどうか、にこだわっている

ということなんです。

これまで自分は、予想方法として、近走着順のリズム→スピード方法→馬体適性論と渡り歩いてきました。ただ、つい最近まで、これらの予想法を用いてなるべく「オールオアナッシング」、つまり白黒はっきり付けることにこだわりすぎていることがありました。

だから指数で少しでも(極端な話1ポイントでも)差があれば尊重するし、バイアスにしても前残りばかりであれば盲目的にそれを信じる、そして失敗するということを繰り返してきました。

でも、これってあまり意味がないんですよね。なぜなら、1つの予想法でそんなに厳密に区分けできるんならもっとその予想手法に世界が染まっているはず。でも未だに世の中にはいろいろな予想法が溢れています。つまり、

1つの予想法で競馬をすべて解決するには至らない

ということなんですよね。

じゃあどうすればいいのか。ここからは主観が結構入りますが、反論を恐れずに書くと、予想法はあくまで自分の見方を微調整するのに使うだけ、ということなんです。そしてそれより大事なのが、自分がひとつの方向だけに走りすぎていないか、というバランスを常に考えることが必要ということなんです。

例えば、ここ2週で、穴馬ですがいずれもパドックでかなり気になる馬を発見しました。

ケース1:4回中山1日3R2番ベルモントバジル
まず前提として各馬のIDMが未勝利にしても低い=レースレベルが相当低いというのは前日から読んでいたので、少しでも変わり身を見せられる馬がいたら注意しないといけない、と予感があり、パドックでこの馬に目が行きました。成績を調べたら、前走は川崎の未勝利交流で3着。地方の未勝利交流は馬券圏内に入着しても次人気しないことが多いのですが、ここは他のメンバーが掲示板にも届かないようなメンバーで、3着しているというだけでも評価できる状態。しかも人気がない。さらに一応前走も先行していることから、相対的に前有利の中山1200コースならなんとかなるかもしれない、と踏みました。

結果、1着で単複をきちんとゲット。積み重ねた予想根拠はどれもそれ単体だけでは確証を持てるものではありませんが、状況証拠が揃った結果、実になったわけです。対して次のケース。

ケース2:4回中山4日3R6アンクルスマッシュ
こちらは人気上位馬の何頭かでIDM上位を占めており、よほどのことがない限り下位人気馬が突っ込んでこれなさそうな状況。そんな中、パドックで何もないところから目に飛び込んできたのがこの馬。腰はかなり甘いですが、トモがあり、決して個人的には見劣りがしないと思わせる馬体でした。しかし。。。

成績を調べるとここ2走ともに直千で出遅れ、付いていけずの結果に終わっている。良い点があるとすると直千経験でテンの脚が多少は利くかもしれないが、調教もバタバタ、なによりIDMで相当劣る、とまあひどいオンパレード。そして返し馬でもありえないほどの小脚走り。もちろん、無理、と判断しましたが、あまりに複勝がついた(31倍~)ので100円だけ購入。

結果、15着でどこにもおらず。

と、まあ、こんな感じで、同じくパドックでいきなり目についた穴馬の扱いでも、他の要素の整理次第できちんと処理できるということがわかるわけです。

でも、今までの自分は、「パドックでこれだけ良いなら!そしてこんなに配当がつくなら!」という根拠だけでなんでもかんでも穴買いに走ってしまい、苦汁を舐めていました。ちょっと頭を使ってあげることだけでいいのにね。。。

じゃあこういうバランス感覚をどうやって身に付けるか。それはやっぱりある程度の経験でしかないんだと思います。自分ももう関東に来て6年目。中山で何度も何度も痛い目にあってきました。でもそれが無駄だったわけでなく、その繰り返しで学んだ「このラインが合格、このラインは不合格」という判断ができる感覚を知らず知らずの内に手に入れることができてきたんだと思います。もちろん、まだまだ不完全ですが。。。

バランス力の必要性は、レース選択でもモノを言います。先週馬券を取ったのは、今までまったく見えてなかった中山の芝2500(土曜8R)、芝1200(日曜12R)、そして苦手阪神の日曜7R(芝2400)だったのです。これまでは買う条件も完全に自分の得意に固めていたところがあったのですが、メンバーの集まり具合、そして適性のブレ具合を見て、いい感じにレースチョイスに組み入れることができてきたようです。

もちろん、バランスをとることは結構パワーを必要とするし、疲れます。だから心身ともにリフレッシュしていないとなかなか難しいのですが。。。(寝不足でいどんだ新潟最終日なんかは酷い有様でした)

ま、まとめて言えることは、常にバランスをこころがけ、そして思考停止になっていないかを自分自身で確認することが超重要だということ。これが6年目の教訓、です。

ただ、レース選択でベストなレースをこのブログ展望にきちんとアップできているわけではない点は心苦しいです。前日予想をもっと前倒しでできればいいんですが、やっぱり難しいですし。展望記事については、これからもゆるゆると続けていきます。。。

長文失礼しました。
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中山コツまとめ

2007年04月15日 12時56分38秒 | 競馬の種
中山現場より競馬の種。

冬から春にかけての中山ダート未勝利は基本的に実力比較論でそれほど難なく取れる。しかし、適性に固めすぎると痛い目にあう。実力を感じるなら素直にひねくれず。ひとつの手法だけでアドバンテージを取れない競馬。

あと、9月中山はメンバー弱いからがんばらないようにする。
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競馬の種 ~京都芝傾向だけピンポイントで~

2006年10月21日 04時28分33秒 | 競馬の種
土日とも京都遠征に行ってきます。合言葉はここの数年チャンスが多い、「3冠リーチが掛かったら菊花賞へ」(笑)

で、京都の芝を丹念に見ていたら以下のような傾向が浮かんだので、残すだけです。

京都芝
・基本持続力勝負となっている
・父内国産がかなり強い
・(推測)運動神経が良く脚をこまめに続けられる馬が有利?
・ある意味中京と似通っているので、ギャップ差はそれほど取れない。

サンデータメキレばかり人気しているなら裏はつけそうってことでしょうか。

なお、展望の方は携帯から簡易更新となりそうです。もちろん新幹線の中で真剣に予想してからとなりますが・・・

では、行ってきます。
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競馬の種 ~4回中山3回中京2回札幌 いまさら回顧~

2006年10月12日 01時12分34秒 | 競馬の種
もう開催終わって10日以上経ちますが(汗、前開催のコツをまとめます。

4回中山
やっぱりこの開催は、トータル的な馬場傾向にこだわるべきでないってのがハッキリしました。よって、「中山的」と言い切れる馬をよりピンポイントで狙い撃つしか、現時点で有効手段はなさそうです。

そんな中で以下のコツ
・やっぱり芝1800は去年同様全場芝1800実績重視
これだけは生きてましたね。ええ。

2歳戦もそれほど美味しい!といえるものはありませんでした。新潟で絶好調だった2歳OPもこの開催はカンナS、芙蓉Sともにハズレ。そろそろデビューした馬が増え、実力が接近してきているからなのかもしれません。

3回中京
来年以降はもうありませんが、今後どこかの代替として、中京開催が行われるケースはありえるので、残します。

まず一番間違えた点から。

・重賞が中京に変わったからといって、スケール感のある馬ばかり好走するわけではない

ええ、神戸新聞杯でアドマイヤメインを信頼して大枚はたいてしまいましたよ。そんなに単純ではないわけですね。ローズのアドマイヤキッスが返しで後ろがかなり崩れる走りをしたのに勝ってしまったことから勘違いしてしまいました。

そうそう、中京遠征は失敗の連続でした。1週目は手先の強い馬を重視していたのに、アドマイヤキッスを見てから、スケール感重視にシフトしてしまい、ドツボに嵌ることに。そこから、今開催の傾向をひとつ。

・芝、ダートともにスケール感ではなく、手先の強さや運動神経で走る馬が有利だった

これです。手先や運動神経って一般的な競馬用語ではないので補足すると、要は大トビで雑な競馬するタイプとは逆で、小さな走りでも脚の回転で稼いで脚をつなぐタイプが良かったってことです。

あと、最近パドックで「運動神経が良い」という概念の馬を見つけることができるようになりました。これはどういうことかというと、馬は歩くとトモの筋肉が揺れますが、この揺れ方の前への戻しが速いというか、肉自体がダラーッと流れるんではなく、コツコツとリズミカルに前に返るような形の馬のことです。

・・・まあすごくあいまいでわかりにくい表現であることは認めます。例を挙げると、3日目4Rを勝ったウィズインシーズがこのタイプでした。ご存知の通り、500万も連勝しました。馬場にピッタリ合っていたのだと思います。

中京は開催毎に傾向が結構変わるので、次開催すぐは使えないかもしれませんが、こういう観点を今後片隅に入れておきたいと思います。

2回札幌
すごく端的にまとめます。

新味のある馬を頭で狙え!

完全にこれに尽きます。

函館→札幌ときてもう北海道4開催目。基本重い馬場に合ってる馬はどんどん抜けていきますから、必然的にクラスのレベルが下がってきますよね?それでも人気は前走札幌好走馬から形成されます。どうしても新潟や小倉からのローテの馬、休み明けで使ってきた馬は軽視されます。

しかし、前にも書きましたが基本的に札幌はモノ比べ。半端に馬場適性だけで着を拾ってるタイプよりも、まだ札幌を使っていない馬の方が強い可能性は充分にあって、なのに人気は札幌組。なら、どう考えても札幌未走組の方が明らかに期待値が高いわけです。

もちろん、札幌組も充分勝ちますが、結果的な配当効率を考えると明らかに他場組。滞在トラックマンはどうしても情のある札幌組を評価してしまうので、このギャップが生まれているんだと思います。

重い芝適性にこだわるより、徹底して他場転戦組。そして場合によっては昇級組も充分狙っていけます。前走札幌2,3着馬を余裕で消そう!が合言葉(笑

こんな感じで。あと、最終日STV賞は今年も狙って取れました。このレースも昇級組や他場実績馬をしっかり重視することで簡単に取れます。来年もスプリンターズSそっちのけで頑張る(笑







とはいえ、、、、やっぱり9月は難しい、が結局の結論になりそうですね。今年も回収率は52%という超体たらくでした。あーあ・・・

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競馬の種20060912~いまさら新潟ネタ整理

2006年09月12日 21時23分43秒 | 競馬の種
先々週に終了した新潟。今年も夏開催は2歳戦以外それほどパッとせず終了してしまいましたが、コツみたいなものはいくつかあるので、まとめときます。

・ダ1800未勝利 メンツ揃うとほぼ先行馬で確実に堅い
IDM30以上が目安。このくらいの馬が2,3頭、しかも先行馬であればまず大丈夫です。結構真っ当なスピードが問われる条件なので、レベルが最悪でなければそうそう荒れません。まあ気づいてから残り2週できちんと取れたのは1鞍でしたが。

・超末期芝は無駄がない柔らかい牝馬を狙う
8日目の燕特別、4ジョリーノエルや14シルキーステラはこの要件にきちんと当てはまる馬でした。要は肉付きのある馬や骨太が苦しく、薄身で柔らかさのある馬、つまり牝馬であることが多いのですが、もちろん牡馬でも不利ではないです。スタミナ状況をしのぐ手立てとしてこういう体型に偏るのではないかと思います。

(ちなみにこのレースで自分は16ダイワフォルゴーレのデキに引かれてこれ中心に買ってしまったのですが、そこはグラスワンダー産駒。本質的な柔らかさがなかったのです。。。来年に向けて覚えておきたいことのひとつ)

・脇閉めて馬券を買う!
ええっと・・・一番反省しないといけないのはここです(苦笑

新潟の場合、適性論的にアドバンテージがある状況が多く、より難しく壁の高い馬券に知らず知らずのうちにチャレンジしてることが多いみたいです、自分の場合。

逆に福島なんかの場合、配当が辛すぎるので、キリキリしながらコロガシをやってみたり、脇閉めまくりで戦っているのですが、新潟は開放感からか?どうも「やりすぎ」な状況を作っている感じがします。

新潟だから買う、んじゃなくて、新潟で「こういうアドバンテージがあることがわかっているから」買う。っていう風に意識を変えていかないといけないかもしれません。

ま、あまり万人に対して有効じゃないネタですみませんが、自分自身への戒めとして。

来年も新潟をエンジョイするために。。。
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競馬の種20060511

2006年05月11日 23時34分37秒 | 競馬の種
惨敗は糧にすべきだ、ということで先週の失敗原因を残しましょう。

<新潟芝>
・完全に馬場を見間違えている。
・1週前とは違い、大きく走ってキレが必要だった
・とはいえ、ダラダラが容認されているわけではなく、腰などパーツの良さが必要
・案外追走スピードも必要
・軽量馬の前残りは注意
・案外内効くかも

・春福島、新潟は荒れ方のSPが半端ではなく速いので先週傾向を信用しないこと。上記をアレンジしてさらに1週進めるイメージ。
・参考Vだけで信頼して1頭馬券(=単複のみ、軸決め込みなど)を組むな!ウラを取るべし>早苗賞

<その他>
・やっぱり府中芝は内有利が出てきた
・典型的な大逃げ馬がいるんだから展開をもっと考慮すべき>府中S
・NHKマイルCはやはり人気上位2頭が信用ならなかった。いくら力は上でも、混戦と認識したら信用すべきではない。
・今年のG1は結構空気をしっかり読まないと当てられない??
(純粋な力比較が通用したのは天皇賞だけ)
・府中ダートはまた時計馬場か。

・今週は雨だ。一応警戒していこう。
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競馬の種20060427 ~本当にただの雑記ですので。~

2006年04月27日 00時25分57秒 | 競馬の種
自分が競馬場でふと思ったこと、この条件でいい思いをした、自分なりの方針などなどをつらつらと書きとめておきます。文章にするのはめんどくさいので箇条書きで。だって備忘録なんだもん(笑

・パドック派は2・3歳戦にこだわるべきだ
→成績を見て予想してる人とのギャップが古馬戦より明らかにデカい
例:伏竜S(3連単的中)、浦和4/26 9R(馬単的中)

・逆に言うと在宅・場外競馬の時は古馬戦の方がよいだろ

・現場でやってると、気持ちのブレが大きいのを実感した。雰囲気や的中不的中に振り回されすぎてている。

・逆に在宅だと別のことしたりして息も入れられるし、頭も回るような気がする
今年儲けたレース:中山金杯、香春岳特別はいずれも在宅投票だった

・教訓:半端な適性論を持ち出して無理やり買おうとしてるレースを排除すべきだ。→しっかり馬場を掴まないと適性論は使えない。デキ、モノに終始した方がより効率的なシーンは多い

・浦和のC2、C3は腰が上下左右してる馬だらけだということを改めて認識すべきだ(笑

・絶対「このレースだけで儲けてやろう!」と思いすぎないこと。儲けられるレースは明日以降もあるある。

使えるものあったら自己責任で使ってください(笑

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