世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

2006年間収支(2)

2006年12月31日 23時49分30秒 | 競馬雑記
昨日に引き続き、年間収支の考察です。

<券種別収支>
単勝  投資230400 回収231450 回収率100.5%(↓)
複勝  投資 92100 回収 80890 回収率 87.8%(↓)
枠連  投資 13900 回収 7480 回収率 53.8%(↓)
馬連  投資147700 回収121190 回収率 82.1%(↑)
ワイド 投資 86300 回収 61230 回収率 71.0%(↑)
馬単  投資157100 回収101980 回収率 64.9%(↑)
3連複 投資 66300 回収 23840 回収率 36.0%(↓)
3連単 投資 85200 回収200790 回収率235.7%(↑)

まず、一番購入シェアの高い、単勝で今年もプラス計上できたのは良かったですね。

単勝の購入シェアがダントツに高くなったのは、自分の中では「最も楽に単純化できる馬券」だからだと思います。

連に絡める馬は多くても、本当に単を取れる馬はそれよりかなり少ない、というシーンが多いと感じています。

単純に2着、3着の着拾いに徹してしまう馬を外す。たとえばシーキングザダイヤのような馬を嫌う。その事で期待値アドバンテージが取れ、本当に可能性のある馬、それがたとえ複数になったとしても、十分に儲けが出るということをやっている人が少なく、「単勝は1点でまとめないといけない」という強迫観念に駆られている人が多い結果だと思います。

2007年もきっちり「勝馬を当てることで儲ける」という基本的な構図を守っていきたいですね。

複勝は本当に美味しいと思えるシーンが最後までなく、ダラダラ、といった感じの負けとなってしまいました。去年までは確実に7倍以上の穴配当をソコソコゲットできていたのですが。。。

枠連は額が少ないので割愛。馬連はソコソコは上向きましたが、まだ点数が多いのかもしれません。ワイドも思ったほど伸びがありませんね。。。

馬単は3連単がこれだけ当たっているならもう少しなんとかなってもいいはずなのですが・・・こちらの方がむしろ馬券を集約できていないのかな、といった気がします。3連複は超低空飛行ですね。まあ絞り込めたレースについては、3連単対象レースなら3連単を買っているから、という言い訳をしてみたいですが。。。

で、3連単。これがとにもかくにも2006年を象徴する好調ぶりでした!昨年の回収率8.2%から235.7%への大躍進です。しかも実際に的中は夏以降に絶好調となったわけで、半年間で確変モードに入ることができました。

もう何度も書いてますが、とにかく少点数(漢字誤りを指摘してくれたとーりすがりさんありがとうございました)にこだわったことが成功の秘訣でした。

でもまあ、夏場までいろいろ試行錯誤したのも生きていると思います。後は関東パドック班で「もう少し広く狙ったほうが良いのじゃないか」という話し合いがあったことも自分の中に変化をもたらしてくれましたね。やっぱり人と話をすることで見えてくることも多いです。

何度も何度も引っ張りますが、1月2日以降に実際のケースを挙げて3連単の購入プロセス、狙い方をまとめてみます。

<月別収支>

1月投資 53500 回収 80680 回収率150.8%(↑)
好調要因R:中山金杯、香春岳特別

2月投資 38200 回収 18410 回収率 48.2%(↓)
好調要因R:なし

3月投資 38200 回収 7440 回収率 19.5%(↓)
好調要因R:なし

4月投資 55100 回収 22500 回収率 46.3%(↓)
好調要因R:伏竜S、スイートピーS

5月投資 64200 回収 58140 回収率 90.6%(↑)
好調要因R:栗東S、東京優駿

6月投資 54000 回収 53360 回収率 98.8%(↑)
好調要因R:ユニコーンS

7月投資 95100 回収 76960 回収率 80.9%(↓)
好調要因R:7/16小倉12R(古500万)、マリーゴールド賞

8月投資 93600 回収197770 回収率211.3%(↑)
好調要因R:ダリア賞、日高特別、札幌スポニチ賞

9月投資132000 回収 68900 回収率 52.2%(↑)
好調要因R:9/10中京8R(古500万)、仲秋特別

10月投資 94500 回収119760 回収率126.7%(↑)
好調要因R:鳴滝特別、天王山特別、スワンS

11月投資 64000 回収 52370 回収率 81.8%(↑)
好調要因R:エリザベス女王杯、11/26東京4R(新馬)

12月投資 96600 回収 69560 回収率 72.0%(↑)
好調要因R:12/9中山3R、12/10中山1R(ともに2未勝利)、フェアウェルS

ということでざっと月別の収支と好調の要因となったレースを挙げてみました。

1月は毎年そこそこスタートダッシュが効くのですが、2006年はいきなり中山金杯で絶好調に入れたのが良かったですね。

ただ、そこからが・・・本当に毎年春はダメなんですが、2006年も同様に低空飛行が続きました。

5、6月は現場に通いつめたのもありますが、いいレースがあった割に収支が伸びない、といった現状でしたね。

7月も遠征競馬でそれほどの結果が出なかったのが原因となり、マイナス。

しかし、8月に全てを打ち返す大プラスを計上。これで一気にプラスにまで持っていけたのですが・・・
9月だけ投資金額だけ跳ね上がってますね。そう、反動が大きすぎました。とにかく大きく、大きく、と意識が強くなりすぎていましたね。一番苦手な時期にこれをやってしまったのは本当に反省しないといけないですね。

10月に3連単万馬券2発でなんとか盛り返したもの、11月、12月が微妙で・・・

という感じで1年間を過ごしてしまいました。

まあ昨日も書きましたが、12月に中山が好調となってきたのは希望が持てるような気がします。

さて、2006年も本当に終わり。前進できている、そんな実感がようやく数字として表れた1年でした。2007年こそ、目指せ年間プラス!いや目指せ110%!

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2006年間収支(1)

2006年12月31日 00時55分33秒 | 競馬収支
それでは今年も正直に(苦笑)、収支を晒していきましょう。、

2006年間総合収支
投資 879000円
回収 828850円
収支 ▲50150円
回収率  94.2%

参考
2005年75%
2004年73%
2003年83%

ということで、相変わらずのマイナス収支でした。まずは反省。

ただ、ようやく90%台半ばまで持ってくることはできました。まあ全体的な好調要因は先日のエントリーで総括したので、ここでは割愛しておきます。

競馬場別収支
札幌 投資 78500 回収152650 回収率194.5% (↑)
函館 投資 30200 回収 25970 回収率 86.0% (↓)
福島 投資 55000 回収 44640 回収率 81.2% (↑)
新潟 投資 86700 回収 74110 回収率 85.5% (↑)
東京 投資146000 回収132330 回収率 90.6% (↑)
中山 投資123300 回収122140 回収率 99.1% (↑)
中京 投資128600 回収 61680 回収率 48.0% (↓)
京都 投資111500 回収137050 回収率122.9% (↑)
阪神 投資 64700 回収 10430 回収率 16.1% (↓)
小倉 投資 54500 回収 67850 回収率124.5% (↑)

<北海道>
なんといっても、札幌の8万馬券が太く、200%近い回収率を叩き出しました。
去年まで大の苦手にしていたとは思えません。現場に行ったことのアドバンテージが今までで一番大きい場でしたね。2007年もチャンスがあれば遠征します。
函館は少しマイナスしてしまいました。時計がかなり掛かっていたので、うまく掴めればなんとかなったかもしれませんが、掴まえるのが少し遅かった印象ですね。2007年は開幕週に遠征するつもりなので、張り切ってみます。

<関東>
関東圏の3場、福島、新潟、府中については漸進といった感じで。正直府中は得意と思ってる割に数字が出ていないのが気になります。ダービー、ユニコーンSなど
まとまった勝ちがあったのに対し、ダラダラと全タコを食らっている日も多く、
数字としては伸び悩んでいるな、といった印象です。福島は多少良化していますが、まだつかめているコツの数が少なく、馬券に生かしきれていないのかな、といった感じ。

新潟は夏のエントリーでもまとめた通り、無防備に打ち込みすぎで、結局無駄打ち
だらけ、となっている感がありありです。せっかく2歳OP2つで3連単を美味しく取れているのに、他でダラダラ溶かしまくり。もっと脇締めないといけないですね。

今年のハイライトはなんといっても中山がほぼトントンのレベルまで来たこと!

正直、今年も中山金杯を当てて以降、春先までは絶不調を辿っていました。
そこで、秋からは、中山現地の過ごし方を完全に切り替え、現場の理論(見た目の適正論、デキ論)よりも机上、字面の理論を優先し、中山開催日にはパドックを限ったレースしか見ないようにした所、12月開催では200%近い回収率を計上しました!

何がどうだから、という形では説明できないのがもどかしいんですが、現場の雰囲気、見た目に流されないことが中山競馬のポイントなんです。これが3年かけての結論です。

もちろん2歳戦など、力差がはっきりしているときや、バイアスが発生することもありますが、基本的に「外から」目線で戦うのが良いことがこれではっきりしました。あと、中山競馬の標語としては、「中山競馬には期待しない」(笑)
低配当狙いに行くとドツボを見ることがあります。大きく広く、穴目を選ぶことの方がよりうまくいくポイントだと、自覚しています。

<関西>
明暗がくっきりと分かれています。

好調な方から挙げると、京都がプラス収支になりました。

10月に取った2発の3連単万馬券がもちろん効いています。京都は馬がきちんと揃うだけに、予想の範囲も狭めることができるので、これが3連単向きな点なのかもしれません。特に芝なら展開のバイアス(超スローが頻発)もキツいと思いますね。

小倉は高め安定型ですね。京都よりもっとコツを掴みやすいです。まあここの場も現場より外から向きかもしれませんね。高回収の要因となったサララのレースもそうだったように。

さて、最大の反省は以下の2場です。

まず阪神。まあ相変わらずコツがわかりません(泣)。そんな場に年2回も遠征したらいけません。中山と同じスタンスで、「全く期待しない」ということを前提に穴狙いに徹しますかね。これは。

そして、今年最大のスランプに陥ったのが中京です。

まさか阪神より大きなマイナス(約67000円)が出るとは夢にも思いませんでした。

敗因としては、とにかく馬場読みと勝負ポイントを間違えまくったことでしょうか。

3月遠征時は「とにかく中京といえば芝1200に決まってる!」と決め付け、1200で張るだけ張ってドカドカやられ、9月は適性論を履き違えたままドカドカやられ、12月も周りがみんなダートで儲けていくなか一人芝にこだわってバカを見て・・・

要因としては、以下の2つ。

・条件縛りをやり過ぎている

とにかく芝!とにかく1200!と拘りすぎたところがありました。確かに仲秋特別のように、拘ってやや儲けな抑えで利益を出したこともあったのですが、基本的に中京だからって全てに万能なわけがなく、レースごとにもっと表情を見ていこうよ、ということなんだと思います。

あとは、

・中京の予想に繊細さが問われるようになってきている

昔は開催毎にバイアスがキツく(例:先行馬ばかり、500キロオーバーばかり、など)それさえ掴めればバンザイ、な所があったのですが、前開催などを見ていると結構来ている馬がバラエティに富んでおり、より突っ込んだ繊細な予想が必要となっています。

ま、でも、何度も書いている通り、今年の中京を通して馬の見方や競馬との付き合い方を考えさせられたところがあります。いつなんどきでも儲かる競馬場なんてないんだ。もっとレース毎にコツを掴まえていかないといけないんだ。いい馬ってこういう馬なんだ。。。etc

中京競馬場、本当にありがとうございました(揶揄ではなく)。

券種別、時期別の考察は明日に続きます。。。

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第52回東京大賞典

2006年12月29日 14時59分08秒 | 競馬予想関連
2006年12月29日
第52回東京大賞典

9アジュディミツオーの復帰レース。出来が最も重要なポイントになるのは間違いない。完調の状態であれば、土をつけたことがある相手ばかり。一応本命としておく。

11シーキングザダイヤは明らかにソラを使う形になってしまう。今回手替わりで新味があるかはわからないが、勝ちを期待するのは少し辛いか。

以下はアジュディの出来が信頼できた場合、9-11からの3着はどれかという観点で。

やや14ボンネビルレコードは人気先行の感。前走出来は良かったが、相手に恵まれた所もあった。ここはJBCマイルとクラシック組が合流しており、敷居が高い。

なら中央馬で4カフェオリンポスと12ブルーコンコルド。どちらも37,8秒台の上がりなら差し味はしっかりしている。カフェはJDD勝ちのあるコース。レースが仕切れれば勝ちも少し見えても。ブルコンは距離の問題はあるが、前走はキレ負け。それより上がりがかかるここなら。

◎9アジュディミツオー
○11シーキングザダイヤ
▲4カフェオリンポス
△12ブルーコンコルド
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第51回有馬記念

2006年12月24日 09時35分16秒 | 競馬予想関連
2006年12月24日
第51回有馬記念

テーマは、「外様の強襲」「内のスタミナ馬」

4年連続外国騎手優勝のこのレース。昨年は先行という奇襲作戦でルメールがディープインパクトを抑えて押し切った。

テーマは日本の競馬サークルVS外国人騎手だ。

今年はディープインパクトの引退レース。JCで分かったことはもうJRA所属騎手のコンセンサスは「ディープに勝って欲しい」だということがはっきりした。意識的な超スロー。そして単調な瞬発力勝負となり、楽にディープインパクトが勝ちきった。

しかし、この有馬記念はちょっと趣きが違うように感じる。ディープを勝たすなら、みんな出走を控え、小頭数となるだろう。しかし香港、豪州からの飛びローテの馬を含めて14頭が集まってしまった。しかも、ディープを含めて、古馬中距離以上の勝ち馬、そしてダービー1~3着馬、牝馬からエリザベス女王杯最先着馬、そしてサマー2000シリーズチャンピオンまで。これは相当「ガチ」と捉えることはできないだろうか?

ガチならば、タラタラしたスローでディープに「勝ってください」というレースにならないなら、むしろディープインパクトに土をつける可能性が出てくるかもしれない。

そこで◎は1ポップロック。

急激に力をつけてきた。春先に条件連勝からいきなり目黒記念制覇。そしてメルボルンカップ僅差の2着。どうだろう、5歳だが今が充実期として捉えられないだろうか。

なおかつ、内を捌く競馬となる。しかも騎手は外様だ。条件は揃った。

とはいいつつ、4ディープインパクトの非凡性は認めざるを得ない。絶対的不可侵領域ではないことは去年の有馬記念でも露呈したし、やはりこのレースで外を回る競馬はロスがつきもの。しかし、それを飛び越える凄みが備わっているのも確か。○未満には落とせない。

▲5ダイワメジャー。決して距離が持たないとは感じない。この馬も相当な充実期に入っているし、ある程度のペースからの流れ込みには対応できる。中山も向く。

3ドリームパスポートも超堅実に走れる馬で、内枠に入ったのも好感。馬も本当にやわらかくなり、問題点は少ない。

ペースとしては10アドマイヤメインが逃げ宣言しているが、鞍上は攻めないことで有名な柴田善臣。しかし、メインが離して逃げない場合、むしろ各馬が速め速めに前を捕まえ、先行抜け出しを図る可能性が高いと思う。去年のハーツクライの再現を求めて。こうなった場合、先行せずとも内にいて捌ければ十分差しの位置からでも上位は狙えると見ているのだが。

◎1ポップロック
○4ディープインパクト
▲5ダイワメジャー
△3ドリームパスポート
☆2デルタブルース
☆7コスモバルク
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20061216展望

2006年12月16日 09時37分28秒 | 競馬予想関連
今週は中京です。まあそれほど気負わず、ラフな気持ちでやっていきたいですね。

中京11R愛知杯
ハンデ頭が56キロで3頭、あとは54以下と、やや上下離れた感じ。また、逃げ馬も軽量なので早め早めの流れを想定し、粘りとスケールの観点で。

穴で13ピアチェヴォーレを。持続力勝負は得意で、51キロ軽ハンを生かせる。14アドマイヤキッスは相手楽でスケール競馬身上。56キロが課題。

でもまあ難しい。
◎13ピアチェヴォーレ○14アドマイヤキッス

中京9R
休み明け多い。楽先行ならキャリア浅いが6ボムシェルが面白い。16サララは今回も後方決めつけっぽいのが気になるが、コース適性は抜群。1オプティマルマザーも悪い馬じゃなくあっさりあっても。
◎6ボムシェル○16サララ▲1オプティマルマザー

中京12R伊吹山特別
ここも楽逃げ叶う10マルブツブリザード。相手的にも楽。その相手は3シルクドラグーンの先行力買う。13タガノアルサルディも底見せてない。4スーパーワシントンは中央スピードにまだ対応できてない。16ゴッドスマイルユーも中央場所の成績やや買いかぶられ気味j。
◎10マルブツブリザード○3シルクドラグーン▲13タガノアルサルディ

他追記の可能性なきにしもあらず。
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近況雑記

2006年12月14日 00時48分06秒 | 競馬雑記
どうも。久々に展望記事以外を書いてみます。
といってもダラダラと今の思いを書き綴るだけですが・・・

まずは、今年も押し迫ってきて、1年を振り返る時期になってきましたね。まだ2週残ってますし、全て終わってから改めて収支を出したいと思っていますが、今時点の中央競馬年間収支を晒してみます。

投資:834200円
回収:787380円
収支:▲46820円
回収率:94.4%

こんな感じです。ええ、近年稀に見る好調ですw
マイナスで好調もクソもないですが。。。

これでも、11月終了時点はマイナス2万台だったんですよ。本気で今年は年間プラスがまだ狙える位置だ!って思っていたのに、開幕週の阪神に衝動的に出かけてしまい、3万以上のボロボロ負けを食らってしまい・・・先週1万返しましたけどね。

まあでもギリギリ年間プラスを「狙えなくはない」位置にはいると思います。なんせ去年の現時点ではすでに負けが16万を超えていてまず修復不可能だったことを考えれば、やれるかもしれません。

さて、なぜ今年が例年に比べて好調だったのか?ということを考えると、主に以下の3点が要因だと思います。

1.馬の基礎実力を素直に評価できるようになった=適性バカからの脱却w
→今年3月、まだ適性バカだった私が、中京でボロ負けを食らった時、Nさんから基本的な馬の見方、実力の見抜き方をレクチャーしていただいたおかげで適性バカから脱却することができました。

本当にこれは大きかった。これまではほんの少しの適性の偏りをミクロに捉えすぎてバカを見ることが多かったのですが、この経験からは素直に馬の実力を考えた上で適性を判断する、というやり方にシフトすることができました。また、これができるようになったと感じたから、自然と今年から新馬の馬券を再開することができたのもあります。

関東4年目にしてようやく原点回顧、という感じがしています。

2.3連単のコツを掴んだ。コンセプトは万馬券を小点数で!
→これも大きかった。去年まであれほど当てられずに悩んでいた3連単が夏を境にいきなり超得意馬券になってしまいました。きっかけは、夏の小倉遠征。負け確定一歩手前で苦し紛れに絞った3連単を当てられたことがきっかけでした。そして札幌の8万馬券爆発へと繋がったわけで。。

とにかく小点数にこだわったのが成功要因だと思っています。みんな3連単だからといって、怖くなって30点、50点と抑えている人が多いおかげで、自分の配当がそこそこ膨らんでいるというのを痛感しましたね。

とにかくコツは、きちんとレースを選べれば、3連単でも小点数で当てられるんだ!ということ。しかも、超人気馬が居るレースではなく、3着まで来れるチャンスのある馬が4~6頭くらいにしっかり絞れるレースの方がむしろ配当が付いてきてくれる、という感覚がありますね。

この辺りについては、まとめて年末年始にもう一度記事を書きます。これは間違いなく書きます!今後も3連単で勝ち続けるために・・・

3.精神的マネージメントの重要性に気づいたこと
→これ、地味にとても重要です。

具体的には「余裕をもって競馬をしよう」ということだと思うんですね。

というのは、これまでは現場に行ったらパドック返し馬は全レース全てみることを必須!という危機感に駆られていました。でもこれって、結局移動時間があるので色々深く考えることができず、また盲目的になってしまい、視野が狭くなってしまっていることに気づいたんです。

それからは、興味のないレースは適度に力を抜き、またはパドック、返し馬を見ず、自席やiスポットに篭って他のレースや他場の検討をすることにしたんですね。このことによって、逆に見えてくるものが沢山ありました。

また、これまでずっと陥っていた悪循環があって、それというのは、「レースを当てないといけないという危機感」を持ちすぎることによる弊害でした。

これにより、当たった時はよいのですが、外れたとき、「自信がなくなる」→「次のレースの予想がブレる」→「また外れる」→「マイナスがかさみさらに予想がブレる」→「また外れる」というデフレスパイラルwにどっぷりハマってしまっているな、という気持ちがありました。

そこで、先週の中山現場では、とにかく「中山競馬には期待しない」をコンセプトに、「外れても別に悔しくないけど当たれば美味しい」馬券に集中して競馬をやってみました。そうすると、2日とも未勝利で良い穴馬をピックアップでき、結果大勝を得ることができました。

そう、ここからわかるのは、馬券の的中にプレッシャーを感じる必要はないってことなんですよね。

当たらない→悔しいっていう構図は人間だから誰も感じると思うんですが、だからといって、「自分を落とし込む必要はない」んだと思うんです。これだけ時間をかけて研究しているし、実際に勝っている人から色々吸収して競馬をやっているんだから、やっていることが大きく間違っているわけがないと思うんです(少し奢りかもしれませんが)。

だから、ちょっとやそっと当たらないぐらいでメゲることはなく、むしろそのことで自分の予想や買い方がブレる方を危惧しないといけないと思うんですね。

まあこんなことに気づけたのも、数々の失敗経験があったから、なんですが。

ざっと考える限り、これらが好調要因だと思います。いや、むしろこれは好調なんじゃなくて、スキルを身につけた当然の結果だと捉えたいと思っています。ちょっと自信満々に書きすぎたかもしれませんが、師走で忙しくてハイになってるってことで勘弁してください(^^;

さぁ、残り2週、怒涛の追い込みで目指せ年間プラス!






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20061210展望

2006年12月10日 02時08分08秒 | 競馬予想関連
今日は中山の未勝利でアドリブで穴を拾い、これで逃げ切れました。。。

まあ明日も中京中心で。

中山11R朝日杯フューチュリティS
今年はどうもメンバーが揃っていないという感覚が強い。なぜか。

新潟ダリア賞の際、とりあえず現時点でのモノ差しとして利用したのが、4マイネルレーニアであった。しかし、その時点でこれを超える馬がいない、と判断し、ダリア賞は勝てる、と踏んだのであるが、モノ差しに選ぶということ自体、その時点で世代の頂点の一角を占めるとは思っていなかった。

そのマイネルレーニアが結局京王杯2歳Sを勝ち、今回人気することとなってしまった。この時点で京王杯組の評価が疑わしい。

また、東京スポーツ杯組もしかり。そもそもフサイチホウオーには適度なスケール感しか感じなかった。絶対的に世代の5本の指に入る、と断言できなかったのだ。しかし、東スポ杯においても、フサイチホウオーをものさしにしても超える馬がおらず、結果勝利することとなった。よって、東スポ杯組もやや疑わしい。

結局は、それ以外の路線から、パフォーマンスの可能性を感じる馬を評価していくしかないのだと思う。

8アドマイヤホクトを本命とした。前回パドックの印象はとにかくデカい馬でやわらかさがあり、中山タイプではないかと感じた。手垢のついていない無敗馬の中でもっとも人気ないが、押し切りの可能性はある。

11オースミダイドウは、腰つきはかなり良い馬である。ただし、繋ぎが硬く、柔軟性がやや欠けるタイプ。順当に走れるので楽にここまでは上がってこれたが、この柔軟性のなさで壁に当たっても不思議ではない。

あとは9ローレルゲレイロ。世代最初の新馬戦勝ち馬はなんだかんだいってそこそこ強い、というパターン(ビワハイジなどが該当)で。馬を見たことがないが、実は距離持つ体をしているかもしれない。

2ゴールドアグリも不器用な馬で中山替わりはプラスだが、アンカツで押さえ込まれた時が不安。いずれにせよかなり難しい。
◎8アドマイヤホクト○11オースミダイドウ▲9ローレルゲレイロ△2ゴールドアグリ

中京5R
正直弱いメンバーだが成績から判断して消していくとそれほど数は残らない。楽逃げなら9ウインドストームの再激走ありうる。
◎9ウインドストーム○6パワーラン▲8グッドバニラ

中京6R
ここは人気だが前々2頭で決まるかも。
◎4ニッシンテースト○15シンメイガルダン

中京8R
とにかく前での流れ込みと上がり適性が必要な芝中距離。そこで、穴で14アイアムザヒロイン。キレは持っている馬で前につけられたときは怖い。
◎14アイアムザヒロイン

中京12R志摩特別
とにかくテン速い6ホウショウリヴの押し切りに期待したいが、最後歩く可能性がないともいえず。一発穴は用意しておきたい。ただ9オーヴェールはやわらかくて遅いタイプの追い込み馬で、今の馬場ではまず来れない形。
◎6ホウショウリヴ○14コスモラヴソング☆1コアレスストーム

中山1R
メンツ弱く、大穴で15テイエムゲンキボ。やはり1200は追い込みタイプが穴を開けている。芝→ダ替わり生きそう。
◎15テイエムゲンキボ
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20061209展望

2006年12月09日 08時38分50秒 | 競馬予想関連
先週の阪神は散々。。。せっかく近づいていた年間プラスが大きく遠ざかる結果となってしまいました。まあ外回り芝は相当底力勝負になることを確認できた点はよかったのですが。やっぱり阪神は適性云々よりも総合力だな、と。

で、今週はさすがに中山です。まあ馬券は中京メインですがw

中京2R
人気上位3頭の壁は厚いが、それ以外は混戦で、3連複で1頭穴が舞い込んでもおかしくないかも。
◎4アドマイヤミラクル○2ドラマチックテナー▲6アルスボヘミアン穴候補1ラドランデンジャー、11ヒシガード、14クイッククイック

中京5R
IDMみても1頭抜けてて人気がそれほどでもない。外枠も良い。
◎13ヒシシンエイ

中京8R
雨の状況にも注意したいが、中心は4フュノンガルウ。1200は問題ない馬で、春使われたレースの出走馬は上位クラスの馬が多い。ここなら力上位と算段。相手も楽先行なら怖い5トウショウカレッジあたり。
◎4フュノンガルウ○5トウショウカレッジ

阪神11R鳴尾記念
上でも書いたように相当力どおりのコースとなった阪神外回り。しかも、状況としてはスピードを持続できること、隊列有利な位置にいることが求められる(結構馬群はごちゃつくし、京都のように直線入り口で広がらないため)。

なら純粋にキレとスピード持続ができる強い馬を選ぼうという視点。なんでいきなり10マルカシェンクがこんなに人気落としているかわからん。普通に中心視。

スピード持続という点では、16サンレイジャスパーも府中牝馬Sでスピード能力を見せている。14オースミグラスワンはストロークはやや遅いが、地力はあるタイプ。

◎10マルカシェンク○16サンレイジャスパー▲14オースミグラスワン

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20061202展望

2006年12月02日 09時03分09秒 | 日々々報
いきなりですが、阪神競馬場に向かっております。いや、日曜が休みになり、メンバーが超豪華だったのでいきなり思い立って来てしまいました。。まあコース改修初ということで探り探りでしょうが。

阪神1R
いきなり初の外回りマイル。なら牽制しあってペースが緩み、上がり勝負になるとみる。なので追ってややタルい14コンティネントより上がり出せる4トットンメ。
◎4トットンメ○14コンティネント

阪神2R
前走アルヴィス組は結構なハイレベル。そこ上位2頭でスンナリっぽい。
◎5アンクルレオン○16ジツリキドンドン

中京11R鳥羽特別
半端な中京実績で人気が形成されてる。開幕週でスピード問われるなら昇級でも16プライムアクトレス。
◎16プライムアクトレス
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