東京11RフェブラリーS D
今回まず人気馬の精査から始めたい。根岸Sの内容がかなり評価された上で14セイクリムズンと07ダノンカモンが人気。しかし、過去1400以下の距離を中心に使われているだけにまずマイルへの対応力という点で疑問。一方で12トランセンドは4つコーナーの京都阪神へ抜群の適性を見せたが、府中では武蔵野Sの大敗がある。そして13フリオーソ。近年地方トップが中央でスピードにおいて歯がたたない現状を繰り返しているし、同馬もそんな中の1頭だ。
いずれも不安要素が満載。しかも今週渋っているのに時計が掛かっている状況。これはどうやら凍結防止剤が金曜の大雨で流れたことによるものというグリーンチャンネルでのアナウンスがあった。よって時計勝負にならない、よりスタミナという方向を考える必要がある。
以上の面から精査しなおした結果、狙いは2頭。まずは02コスモファントム。芝からの転戦組はいつも人気だけして飛ぶ、というのが定石だが、この馬はJDD2着。しかも05バーディバーディを破ってのものだ。芝のレースにおいても先行からスタミナを活かす粘り脚が身上だけに今回芝のスピードを活かして先手をとって、かつスタミナを活かす流れになれば大仕事は可能と見る。
世代論で言えばやはり5歳世代が3歳時に古馬重賞を席巻していた時代があった。この強い5歳世代の中から選ぶなら15シルクメビウス。ステイゴールド産駒でスタミナはあり、渋った馬場も得意。自力としてもカネヒキリに引導を渡したブリダーズGCなどを考えても問題はない。
12トランセンドはスケールは1枚上なのは認めざるを得ない。あくまでマイルへの対応だけ。14セイクリムズンはずっと調子が良い状態をキープしているが今回追い切りもセーブ気味なのが気になる。穴なら01オーロマイスターと03ダイショウジェット。どちらも東京コースへの適性という面で面白みがある。
◎02コスモファントム
○15シルクメビウス
▲12トランセンド
☆14セイクリムズン
△01オーロマイスター
△03ダイショウジェット
今回まず人気馬の精査から始めたい。根岸Sの内容がかなり評価された上で14セイクリムズンと07ダノンカモンが人気。しかし、過去1400以下の距離を中心に使われているだけにまずマイルへの対応力という点で疑問。一方で12トランセンドは4つコーナーの京都阪神へ抜群の適性を見せたが、府中では武蔵野Sの大敗がある。そして13フリオーソ。近年地方トップが中央でスピードにおいて歯がたたない現状を繰り返しているし、同馬もそんな中の1頭だ。
いずれも不安要素が満載。しかも今週渋っているのに時計が掛かっている状況。これはどうやら凍結防止剤が金曜の大雨で流れたことによるものというグリーンチャンネルでのアナウンスがあった。よって時計勝負にならない、よりスタミナという方向を考える必要がある。
以上の面から精査しなおした結果、狙いは2頭。まずは02コスモファントム。芝からの転戦組はいつも人気だけして飛ぶ、というのが定石だが、この馬はJDD2着。しかも05バーディバーディを破ってのものだ。芝のレースにおいても先行からスタミナを活かす粘り脚が身上だけに今回芝のスピードを活かして先手をとって、かつスタミナを活かす流れになれば大仕事は可能と見る。
世代論で言えばやはり5歳世代が3歳時に古馬重賞を席巻していた時代があった。この強い5歳世代の中から選ぶなら15シルクメビウス。ステイゴールド産駒でスタミナはあり、渋った馬場も得意。自力としてもカネヒキリに引導を渡したブリダーズGCなどを考えても問題はない。
12トランセンドはスケールは1枚上なのは認めざるを得ない。あくまでマイルへの対応だけ。14セイクリムズンはずっと調子が良い状態をキープしているが今回追い切りもセーブ気味なのが気になる。穴なら01オーロマイスターと03ダイショウジェット。どちらも東京コースへの適性という面で面白みがある。
◎02コスモファントム
○15シルクメビウス
▲12トランセンド
☆14セイクリムズン
△01オーロマイスター
△03ダイショウジェット
トランセンドは普通に強い。展開を背負ってここまでの競馬をしきれるのはとりあえず暫定王者たるもの。ただしエスポとスマートへの挑戦権を有したという段階までか。フリオーソは重い馬場が助かったクチ。この馬はマークが外れると強いという面がある。バーディバーディは自力不足だろう。競馬としては完璧な内容だけに。ただしデキは相当上昇していたし、幅も出たのでこの後ダート界できっちりやっていけるだけのものは示せたと思う。
セイクリムズンはやはりデキが落ちていると思う。見た目にはそれほど変わらないが調教も少なかった。何より距離は長い。コスモファントムに関しては中途半端な競馬しかできなかった時点で終了。ただしダート自体は悪くないとは思う。