20110605 g.kishiの夕暮れを背に！ 第１部 安田記念

東京11Ｒ安田記念　Ｃ
ポイント、府中の芝マイルは「おっさんレース」であるということを認識すべき。他に行われる重賞の東京新聞杯や富士Ｓの結果を見ればわかるように、例外はあるとはいえ６歳、７歳が人気以上に絡んでいるケースが多い。この安田記念もウオッカバブルを除くと過去６歳がほぼ毎年馬券圏内に絡んでいる。それらの馬は往々にして東京コースに実績があるのに、近走の負けをもって人気を落として穴が発生というパターンが多発している。

府中マイルはベテランが経験で解決する、おっさんバンザイレースであるのだ。そう考えたらまだ格も示していない01ストロングリターンに必要以上の期待をかける必要もない。

本命は02シルポートだ。ここ２走で急に強い相手に勝ち負けできるようになった印象はあるが、そもそもはクラスを一発で抜けたことなど一度もなく、ジワジワ強くなっていくタイプの典型である。２走前は厳しいペースを自分で作る競馬、前走はスローで自身も３３秒台の上がりを発揮する競馬でどちらも連対しているのだから明らかに競馬の幅は広がっている。今回、これでも人気薄のレッテルをはられるならレースもしやすい上に馬券的にも相当な妙味となる、はず。

もう１頭のおっさんは03スマイルジャック。こちらはとりこぼしが多いが、昨年３着実績もあるように厳しいレースでこそ自力を示せるタイプだけに。08アパパネは正直マイルのブエナビスタを倒しただけでは威張れない。おっさんレースであるここで連勝できるのならそれは化物ということ。２走前の内容を見てもそこまでのモノはまだ持っていないはず。ここ最近の16ジョーカプチーノは自分の競馬が出来ていない印象があるが、大舞台に強いタイプの可能性もまだ残す（２走前はそもそも競馬になっていないし前走もスローすぎた）だけに見直す手はある。
◎02シルポート
○03スマイルジャック
▲08アパパネ
☆16ジョーカプチーノ
△17エーシンフォワード
△12ライブコンサート
注18リーチザクラウン