東京11R天皇賞 C
今年は正直昨年よりもかなりメンバーが充実している印象。ただし上位をにぎわす馬が突き抜けているのではなく、伏兵陣の層がかなり厚いように見える。ウオッカ、ダイワスカーレットの対決に沸いた08年とは違った意味での豪華メンバーなのではないか。
さてG1馬7頭のメンバーからどのような観点で絞込みをかけるかというと、やはり4歳勢世代の充実を無視できない。馬キャリアのピークは間違いなく4歳の秋。強い世代が充実期を迎えているだけに、これらの中からチョイスしたい。
狙いは04エイシンフラッシュにしたい。この馬の適性という意味では、ダービーが典型。ダービー史上に残るスローから32秒台という最速上がりを出して勝ちきった内容が印象的。単純にスロー上がり勝負なら、という馬で京成杯もそのような内容だった。しかし。今年の春3戦の内容は着順こそ勝ちきれていないが、いずれも道中ラップが引き締まった形の消耗戦。いずれもこの馬の本来の適性であるスローからの上がりだけ、というレースではなかったのにレースの流れに乗れているという点が評価に値する。春の内容は実は成長の証、という見方は十分できる。
4歳の時点は、やはり11ローズキングダム。前走は相手が軽すぎたという印象もあるが、厳しいレースの宝塚でも4着にまとめられるように、自力というものは疑うところはそれほどないと言える。問題は府中初の鞍上か。4歳の中でも07ダークシャドウ、08ペルーサについては一応G2勝ち馬なのだが、超G1級というところではいずれも実績を示していないということは示唆すべき。無視はできないものの積極的な買い材料にはならないか。
そのほかの世代ならもちろんまずは05ブエナビスタ。ただ、宝塚記念では正直デキは評価できなかったし、調教でも遅れ。そして5歳になってしまったという点だろう。ピークは過ぎた感がある上にメンバーが昨年よりも揃ったのでは・・・。逆に6歳だが18アーネストリーはレースぶりのレベルが1段上がっている。前走は余裕の流しになったし、宝塚もかなり時計の出る内容。大外枠だけは気になるが。
今年は格がきちんと問われるレースになりそうなだけに、3着とかはともかくまずは示してきたものを評価しておく。
◎04エイシンフラッシュ
○11ローズキングダム
▲05ブエナビスタ
☆18アーネストリー
△07ダークシャドウ
△08ペルーサ
注12トーセンジョーダン
今年は正直昨年よりもかなりメンバーが充実している印象。ただし上位をにぎわす馬が突き抜けているのではなく、伏兵陣の層がかなり厚いように見える。ウオッカ、ダイワスカーレットの対決に沸いた08年とは違った意味での豪華メンバーなのではないか。
さてG1馬7頭のメンバーからどのような観点で絞込みをかけるかというと、やはり4歳勢世代の充実を無視できない。馬キャリアのピークは間違いなく4歳の秋。強い世代が充実期を迎えているだけに、これらの中からチョイスしたい。
狙いは04エイシンフラッシュにしたい。この馬の適性という意味では、ダービーが典型。ダービー史上に残るスローから32秒台という最速上がりを出して勝ちきった内容が印象的。単純にスロー上がり勝負なら、という馬で京成杯もそのような内容だった。しかし。今年の春3戦の内容は着順こそ勝ちきれていないが、いずれも道中ラップが引き締まった形の消耗戦。いずれもこの馬の本来の適性であるスローからの上がりだけ、というレースではなかったのにレースの流れに乗れているという点が評価に値する。春の内容は実は成長の証、という見方は十分できる。
4歳の時点は、やはり11ローズキングダム。前走は相手が軽すぎたという印象もあるが、厳しいレースの宝塚でも4着にまとめられるように、自力というものは疑うところはそれほどないと言える。問題は府中初の鞍上か。4歳の中でも07ダークシャドウ、08ペルーサについては一応G2勝ち馬なのだが、超G1級というところではいずれも実績を示していないということは示唆すべき。無視はできないものの積極的な買い材料にはならないか。
そのほかの世代ならもちろんまずは05ブエナビスタ。ただ、宝塚記念では正直デキは評価できなかったし、調教でも遅れ。そして5歳になってしまったという点だろう。ピークは過ぎた感がある上にメンバーが昨年よりも揃ったのでは・・・。逆に6歳だが18アーネストリーはレースぶりのレベルが1段上がっている。前走は余裕の流しになったし、宝塚もかなり時計の出る内容。大外枠だけは気になるが。
今年は格がきちんと問われるレースになりそうなだけに、3着とかはともかくまずは示してきたものを評価しておく。
◎04エイシンフラッシュ
○11ローズキングダム
▲05ブエナビスタ
☆18アーネストリー
△07ダークシャドウ
△08ペルーサ
注12トーセンジョーダン