ピピのシネマな日々:吟遊旅人のつれづれ

歌って踊れる図書館司書の映画三昧の日々を綴ります。たまに読書日記も。2007年3月以前の映画日記はHPに掲載。

訃報:たけちよさん

2008年11月17日 | 追悼
 今日、ご遺族からの喪中葉書が届いて、この9月にたけちよこと朝妻健さんが亡くなっていたことを知りました。急なことに驚き、思わず「うっそー!」と叫んでしまいました。

 たけちよさんと知り合ったのは2001年の5月頃でしょうか、当時桃山学院大学(現在は龍谷大学に移られた)原田達先生の掲示板ででした。わたしたちは当時、掲示板の常連であり、毎日のように掲示板で会話していました。その頃の常連さんたちとは今もつきあいが続いています。掲示板の場所をわたしのサイトに移して、ずっと活発にやりとりが続きました。

 オフ会も何回か開催し、たけちよさんは得意のカラオケで歌って踊る元気な万年青年でした。2004年に富山に移られてからは会うこともなかったのですが、わたしのブログにも何度かコメントを寄せてくれました。最後のコメントは3月21日の「女王陛下の草刈正雄」へのものでした。

 たけちよさんが初めて出版した本『あの日から世界が変わった』については短いレビューをbk1に投稿しました。その内容そのままをこのブログにも掲載しています。こちら

 その後、2004年5月にペンネームの朝妻健の名で出版された『バクダドからのEメール』についてもレビューを書いています。
ここ

 既に4年たけちよさんにはお会いしていませんが、年に数回、娘さんの写真をメールで送ってきてくださったりして、いつかまた会えるだろうというのほほんとした気持ちでいました。あれだけ若々しい元気に溢れたパワー全開のたけちよさんが50歳で逝ってしまうなんて、とても信じられません。一人娘のRちゃんはまだ2歳になったかならずかのはず。ご遺族の衝撃と悲しみはいかほどかと思うとお気の毒でなりません。

 ご冥福をお祈りします。

<追記>
きつね目組掲示板で入手した情報を追記します。
http://6533.teacup.com/fox/bbs
 たけちよさんは6月に胆石の手術を受けたのですが、術後が悪く、人工透析・再手術をしたにもかかわらず、9月1日に死去されたそうです。

<さらに追記>

 きつね目組掲示板に投稿された秋月げんさんの情報を以下に転記します。

---------以下、引用----------------------

(無題) 投稿者:秋月げん 投稿日:2008年11月22日(土)15時35分50秒

今日、たけちよさんのご自宅へ、お線香あげにいって来ました。
奥様から詳しくお話をうかがってくることができました。
6月24日の手術後、経過が思わしくなく7月6日に大出血があったため開腹手術を行なわれたとの事。
この時は2日間の間に3回も手術が行なわれたそうです。
ご本人の意識があったのは最初の手術から開腹手術の直後まで、と云っても開腹手術後は声を出すことが出来ず、筆談のみという状況だったとの事。
後は8月中に一度だけ、意識が戻ったものの、意思疎通の図れるまでの状態ではなかったそうです。
入院中は奥様とご両親がずっと付き添っておられ、「ほとんど病院の中で夏を迎え、病院の中で夏が終わった。」と・・・

本来なら好きなバイクでたくさん走りまわれたはずの季節を病室のベッドで意識不明のまま過ごされ、入院中にバイク仲間が整備しておいてくださった愛車にも乗られることなく、逝ってしまわれたたけちよさんの遺影を前にしたときはもう・・・

医療ミスがあったか否かについては「第三者機関の判断にゆだねるしかなく、でも病院側はおそらく認めないのではないかと思います。」と言っておられましたが。