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John Waite / Temple Bar (1995)

2005-04-07 22:36:23 | Music > Rock/Pops
 
John Waite、メイル・ロック・ヴォーカリストとしては五本の指に入るくらい好きですね。The Babys, Bad English, ソロと、どの時代の彼も私を魅了してくれます。独特の節回しや間がいいんですよね。特に気に入っているのが Bad English 解散後にリリースされた三枚のソロ・アルバム。いずれもアコースティックなサウンドを基調とした同一の方向性で作られており、John のソウルフルなヴォーカルに焦点が当てられた極上の AOR アルバムです。今回はそんな三枚の中から、ソロ活動を再開後、最初に発表されたアルバム "Temple Bar" を紹介します。真っ白なジャケットには "John Waite" と "Temple Bar" の文字だけが書かれており、そのシンプルさは初心に戻った John 自身を象徴しているようです。アルバムはミディアム・テンポの爽やかなナンバー "How Did I Get By Without You" で幕を開けます。John の新たなスタイルが集約された佳曲で、再出発に相応しい一曲でしょう。アルバムは "Price Of My Tears", "In God's Shadow", "The Glittering Prize" などアップ・テンポのナンバーや "Someone Like You", "Downtown", "In Dreams" といったバラードを含む10曲が収録されています。

Jeff Beck Japan Tour 1999

2005-03-25 22:25:54 | Music > Rock/Pops
 
先日、知人から1999年に東京国際フォーラムで行われた Jeff Beck 来日公演のビデオを借りました。サポート・ギタリストとして Jennifer Batten が参加。ベースとドラムはよく知りませんが Randy Hope-Taylor、Steve Alexander なるミュージシャン。Steve は Duran Duran のサポート・メンバーの経歴があり、Randy は Incognito というバンドでも活動しているそう。それはさておき、Jeff のプレイが素晴らしい!素直に格好いいと思えるギタリストですな。何たってあのド派手な Jennifer が霞んでしまうんだから。意外だったのは "Declan" という Donal Lunny の曲が演奏されたこと。ケルト・ミュージック界の重鎮ですからねぇ(私自身、来日公演にも足を運んだほど大好きなアーティストの一人)。よくよく調べると Jeff の "Who Else!" (1999) というアルバムに収録されており、来日公演はこのアルバムのツアーだったようです(ツアー・メンバーはアルバム製作にも参加)。今まで Jeff Beck はあまり真剣に聴いたことがなかったんですが、これを機に聴いてみるつもり。

Pet Shop Boys / Disco (1986)

2005-03-22 23:30:48 | Music > Rock/Pops
 
ファースト・アルバム "Please" (1986) に収録されている曲のリミックス・ヴァージョンや未発表曲で構成された企画盤。本作以外は未聴だが "Disco" はシリーズ化され "3" まで出ているそう。当時のディスコ・ミュージックってポップスを基盤としていたから聴いていても十分楽しめた。ただ90年代以降のテクノやハウスとかは全然ダメ。エッセンスとして導入するくらいなら問題ないんだけどモノホンは体が受け付けない。他人の車とか逃れられない状況で聴かされ続けたらちょっと頭がおかしくなってくるぐらい苦手。唯一理解できない分野だなぁ。

Orion The Hunter / same (1984)

2005-03-18 23:03:06 | Music > Rock/Pops
 
Boston を脱退した Barry Goudreau が後に Boston のヴォーカリストとして迎えられることになる Fran Cosmo と組んで結成したメロディアス・ロック・バンド。Fran は1980年の Barry のソロ作でも Brad Delp と共にリード・ヴォーカルを担当していた。本作は Barry と Brad の共作も多く、Brad 自身もバック・ヴォーカルでアルバムに参加している。サウンドは Barry のソロ作や RTZ ほど Boston の香りはせず、もう少しストレートなロックをやっている。キーボードのアレンジが Boston とは異なることに加え、ギター・サウンドも意図的に Boston サウンドから脱却しようとしている印象を受ける。とはいえメロディやコーラスの端々で見え隠れする Boston の影響にはやはりニヤリとさせられる。ランダム再生で引っ掛かった "Dark And Stormy" がきっかけで久し振りにアルバムを聴いた。

U2 / War (1983)

2005-02-23 00:24:10 | Music > Rock/Pops
 
アイルランド出身の今や世界有数のバンドにまで成長した U2 。最近では Apple 社の iPod の CM に出演して話題になりました。また先日、新聞でノーベル平和賞の候補として Bono の名前が挙がっているという記事を目にしました。今回紹介するのはアイリッシュ・バンドとしてのイメージが強い頃のアルバム "War" です。反復的なリズムと Edge の切れ味鋭いカッティングが特徴的なサウンドです。"Sunday Bloody Sunday" や "New Year's Day" などの名曲が収録されています。

Rocky IV / O.S.T. (1986)

2005-02-20 00:36:38 | Music > Rock/Pops
 
いやぁ、いいですねえ。元はレコードで持っていたんですがあまりに聴きまくっていたのでこいつはボロボロです...なので CD 借りてきました。Survivor, Robert Tepper からの流れで、これまた久し振りに聴きました。ホント波長の合う音楽が詰まっています。正直言って #3, #6, #8 を除けばメロディアス・ハードのオムニバス盤のようなものですからね。私の中には昔からそういう音楽を好む資質が備わっていたということでしょうか。洋楽の聴き始めの頃のアルバムですから、もしかして私のメロディアス・ハード初体験かも知れません。Survivor の2曲は言うに及ばず、John Cafferty や Robert Tepper のロック・ヴォーカリストもいい曲を歌っていますし、インスト 2曲の勇ましさと言ったら!!!Touch の "Sweetest Victory" も痺れるようなメロディアス・ハードですが、これってあの Touch なんですかね?当時 Touch のアルバムを聴いたんですが今一繋がりが掴めぬままだった記憶があります。インターネット時代、また調べてみようかな...。

Pet Shop Boys / Discography (1991)

2005-02-13 01:06:07 | Music > Rock/Pops
 
私が PSB で好きな曲は "Suburbia (Single Version)", "It's A Sin", "Always On My Mind" の三曲なのですが、このベスト盤にはいずれも収録されており、嬉しい一枚です。前半は懐かしい曲が並び楽しく聴けるのですが、後半は今一かなぁ。流石に U2 のカヴァーにはこけました。"Always On My Mind" もカヴァーですが気に入ったんですがね。この曲に関しては Elvis Presley やカントリー界の大御所 Willie Nelson のヴァージョンも好きですよ。

Wham! / Make It Big (1984)

2005-02-10 23:01:58 | Music > Rock/Pops
 
洋楽すらよく分からない頃にプレゼントされたカセット・テープがこのアルバムでした。CDでもなくレコードでもなくミュージック・カセットというのが時代を感じさせてくれます。幼い私には "Careless Whisper" の持つムードがさっぱりわかりませんでした...。とにかく明るい "Freedom" が一番好きでしたね。

Pet Shop Boys / Actually (1987)

2005-02-09 00:03:31 | Music > Rock/Pops
 
80年代のディスコ・ミュージックはまだ純粋なポップスでした。このアルバムもそんなポップ・ミュージックがいっぱいです。私は "It's A Sin" の憂いを帯びたメロディが好きでした。そういえば Richie Blackmore もインタヴューでこの曲が好きなこと明かしていたなぁ。「"I Surrender" と同じコードなんだよ」とも言ってました。Gamma Ray もカヴァーしてましたね。ハード・ロックが好きな人は PSB も好きなのでしょうか?ちなみに私が知っているのはこのアルバムまで。以降の活動は良く知りませんです。

Pet Shop Boys / Please (1986)

2005-02-07 00:05:23 | Music > Rock/Pops
 
当時 FM で耳にした彼らの "Suburbia" という曲が気に入り、早速レコードを買ったのですが、私が聴いたのとは違うバージョンでがっかりした記憶があります。シングル・バージョンだったんですね。後に発表されたベスト盤ではシングル・バージョンが収録されていました。洋楽の世界に入りかけの頃で FM を闇雲にエア・チェックしては異国の地の音楽に思いを馳せていた時代でした。

Heart / Heart (1985)

2005-02-06 00:03:10 | Music > Rock/Pops
 
久し振りに風邪をひいてしまいました。ちょっと熱っぽいのと体の節々が痛い程度で大したことはないのですが健康には自信があっただけに、ちとショック!やっぱり最近疲れていたんだなあと痛感した次第です。というわけでアルバム紹介です。Heart の黄金時代の幕開けとなったアルバムです。友人に「"Never" って曲知ってるか?」と訊かれたことを思い出しました。まだ Heart を聴いたことの無かった私の頭に浮かんだのは映画フットルースのサントラに収録されている Moving Pictures の "Never" でした。日本では当時、TVドラマ「不良少女とよばれて」のテーマ曲としてピンク・レディーの未唯がカヴァーしていたので知っている人も多いのでは?Heart とは全然関係の無いお話でした...。