GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

希望の党の比例で当選しても民進党に戻る事が出来るらしい。冗談と思っていた再結集論が現実的に...

2017-10-19 12:34:43 | 政治
いやー、これはビックリしました。
昨日の某ラジオ番組でタイトルに書いたこの事実を知りました。

比例区当選の議員の移籍は新党に限り許されるものだと思っていました。
おそらくこの制度を知っていた多くの方が僕と同じ解釈をしていたのではないでしょうか?

では、そもそもの比例代表の制度を簡単に書いておきましょう。

各政党が比例代表の名簿を提出して、比例区で獲得した議席をその名簿の順番で当選者を確定させていく。名簿の順位を同順に並べて、小選挙区における惜敗率(惜しかった候補から順番)で争わせる事も出来ます。

しかし比例区当選の議員はあくまで党の獲得した議席をもらっているので、その議席を保有したまま他党に移る事が禁じられている。離党する場合は無所属で議員活動を続けるか、当該選挙の際に存在しなかった党については参加が認められる。

この最後の部分の解釈が僕は間違っていたようで...

当該総選挙の際に比例代表名簿の届出をした政党には移籍出来ないというのが正しいらしい。

よって今回の総選挙で届出をしていない民進党には移籍する事が可能という事になる。勘弁してよって感じです。

ホンマに政治家が作る自分たちの身分に関する法律って無茶苦茶ですよね。

そもそも比例区当選って事は党の議席を分けてもらってる訳で、その党を離れる時にはお返しするのが筋のはず。例え無所属で活動しようとも。

いくら小選挙区で選挙活動をした事で党の比例票を上乗せしようとも、いくら惜敗だったとしても、結局は党の公認がなければその議席は無かったのだから。お返しするのが当たり前。

少し本題と関係ない筋論をしてしまいましたが、このルールだと冗談抜きで小池人気にあやかって当選した議員が大手を振って民進党に戻る事が出来た。残念ながら、その小池人気はもう無くなったようですが。

こんな制度だから今になって小池さんの方針に従わない、自身の当選しか頭にない候補がのさばるんですよね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6257918

このニュースは小池さんが希望の党に参加する候補者たちに求めた政策協定を反故にされているって記事です。

この人たちは間違いなく次の総選挙は希望の党にはいない人たちです。

もしかしたら選挙後には民進党に戻っているのかも?

有権者はこのような「カス議員」の事は絶対に忘れてはいけません。

そもそもこのような制度は自民党が自分たちとその周りの人たちに甘い政治をしてきた結果で、自民党政権が続く限り変わらないはずです。

このような政治家とその周辺の人間に優しい政治を打破出来るのは日本維新の会だけ。

選挙戦も今日を含めてあと3日となりました。

どこかで日本維新の会の候補が演説をしていたら、少し足を止めて聞いてみて下さい。
口だけでなく実行してる政治家の話は説得力がありますので。