GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

国会議員を都道府県単位で選ぶ意味とは?合区解消なんて言ってる奴らはほんま◯◯やで!

2017-05-01 21:26:30 | ニュースのポイント
当ブログでは何度となく参議院の合区解消に勤しむ政治家たちに苦言を呈してきました。

過去に自分が何を書いたのかは敢えてチェックせずに、今思う事を綴ってみようと思います。

参議院の合区問題を改めて簡単に説明しますと...衆議院議員選挙に比べて参議院議員選挙は一票の格差が大きいので、それを解消する手段として昨年の参議院議員選挙より都道府県単位の選挙区から一部(鳥取県と島根県及び徳島県と高知県)を合区する事になりました。

当時から当該県の政治家よりかなりのクレームがついていましたが、当ブログではそれをかなり批判してきた経緯があります。

以前は5倍程あった一票の格差が3倍程まで縮まりましたが、まだまだ格差を縮める必要があるようです。現在の参議院議員の選挙区で一番人口が少ない福井県がターゲットになりそうなので、地元議会や首長たちが抵抗をしているというニュースです。

https://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20170501082937263.html

このような行動はいろいろな角度から批判出来ると思うのですが、そもそも政治家も官僚も自分たちが税金から報酬を頂いているという事を忘れているのではないでしょうか?

もし合区を解消するのであれば実質的な選択肢として一票の格差を放置するか議員定数を大幅に増やして格差是正するしかないんですよね。はっきり言ってどちらもあり得ない。受け入れられる方法があるとすれば議員定数を増やすが報酬を減らしてトータルの経費は増やさないというやり方。これも政治家の側は飲まないでしょう。

結局は自分たちの立場や権利を守る為の行動で、国民の事なんて少しも考えていません。

年金や健康保険の保険料が少しずつ値上げされ、消費税もいつ上げられるかという状況で、国民に負担ばかり押し付けて自分たちの権利だけは守ろうとする。

あえて汚い言葉を使います。

ほんまカスやで、こいつら

参議院の合区問題でチョロチョロ動き回ってるのは、僕が知る限り自民党の議員ばかりです。批判と反対とサボタージュしか出来ない民進党や共産党はこれについては無反応なんですよね。何故批判しないのか?もしかして同じ穴のムジナだから出来ない?

いつも共産党が言ってる「市民のため」とか「市民とともに」ってのは言ってるだけだという事がよく分かります。

最後に僕が合区解消問題を批判する理由を記しておきます。

そもそも国会議員とは国民の代表であって都道府県の代表ではありません。都道府県の要望は知事や議会が国に届ければいいはずです。ですので都道府県毎に議員を選ぶ制度は必要ないはずです。これは末端の市町村議会においても同じ事で、市町村の議員はあくまで市町村の代表であって地域の代表ではありません。基本的に地域の要望は自治会が行政にするもので、議員が地域の事に熱心に働くのは美しいように見えて本来の仕事ではあないはずです。どうしても動かない問題に関わって差し上げる事に異論はありませんが、そればかりやっているのなら自治会から報酬をもらって下さいって話ですよね。

というわけで福井県の首長や議会が参議院議員の選挙区についてどうこう言うのもお門違いですし、そもそもこんな知事や議会ばっかりならば都道府県なんか必要ないんじゃないか?という角度から道州制移行を提案して、今日のところは話題が広がる前に終わりにしたいと思います。