GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

大阪市の敬老パス問題について。

2015-11-19 00:04:22 | 政治
今日はタイトルにもある大阪市の敬老パスの問題について軽く投稿したいと思います。

某大阪維新の会所属議員さんのブログにとても腑に落ちた投稿があったので引用させて頂きます。(緑字が引用文)

大阪市内で選挙活動していて時折お年寄りから指摘を受けるのが、橋下は年寄りいじめをしている、というものです。そう言われる理由はハッキリしていて、従来は無料であった、いわゆる敬老パスについて、乗車ごとの50円負担をお願いしたため、橋下は「年寄りいじめ」だと喧伝されているのです。

しかし無料パスは、本当に無料なのではなくて、乗った分だけ大阪市民の税金がつぎ込まれてきた訳です。高齢者が増加する中で必要な予算額が急増し市の財政を圧迫するだけでなく、一人(パス一枚)で20万円も30万円も使う、不正が疑われるようなケースが蔓延、それを防ぐ手立てもありませんでした。

橋下市長は、敬老パスの改革により、そうした特定の人たちが税金を食い物にするようなケースを防止するとともに、改革により浮いた財源を特別養護老人ホームといった高齢者福祉に活用してきたのです。自共民陣営の市長候補は再び無料に戻すことを公約していますが、財源については全く説明してません。



少し注釈を入れますと、維新改革以前の大阪市の敬老パスは完全に無料で配られていました。
維新改革により年間3千円と一回利用にあたり50円の負担をして頂く事になりました。

敬老パス利用分は大阪市が集めた税金より大阪市交通局に支払われていたわけです。

税金により補てんされていたという事がポイントです。

これにより敬老パスにかかる財源が軽くなり、その分を特別養護老人ホームなどに使われたわけです。(簡単すぎてスミマセン)

というわけで高齢者イジメでもなんでもないわけです。

さらに一人で20万30万といった不自然な(不正を
疑われる)ケースに歯止めをかける事が出来たというわけです。

以前の僕の投稿で軽減税率で軽くなったと見える税負担は、別の方法で徴収されているんですというケースの逆の話ですよね。

高齢者イジメと言われているが、負担頂いた分を財源としてもっと必要なこれからますます問題化されていくと言われる高齢化社会への対策が取られているのです。

これを元に戻すというのは本当に市民の事を考えた政策なんでしょうか?

しっかり認識出来ていない多くの住民に対する、真実を語らない人気取りとしか言えませんよね。

このケースに限らず、反維新の候補が訴えているのはほとんどが上記の

しっかり認識出来ていない多くの住民に対する、真実を語らない人気取り

だと僕は感じます。