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ゆるキャンから始めたNゲージ その30  大井川鐡道の井川駅を作る その四

2024年08月06日 | ゆるキャン△

 井川駅ジオラマの制作の続きである。

 ベースの延長部分の山裾の緑地をグリーンモスのパウダーで作った。上図手前のホーム横の緑地はダイソーの100円情景パウダー3色を混ぜて撒いたのち、グリーンモスのパウダーを少しふりかけた。

 

 仕上がりは御覧の通りで、グリーンモスのパウダーは意外にリアルな雑草地を表現出来るな、と気付いた。なにしろ乾燥ゴケなのでミキサーにかけて粉末状にしても、粉が均一でなく精粗混合の状態で出来上がる。

 それをパウダーボトルの穴からふりかけてゆくと、最初に細かい粉がサーッと落ちて地面を覆い、そのうえに粗い粉つまり茎とか根の切れ端などがフワフワと重なるという感じで、上図のように仕上がってゆく。ブロックの擁壁部分にも粉がついて、見ようによっては草がこびりついた様子、苔むした状態などに見えるので、なかなかに楽しい。

 

 ベースの繋ぎ目はこんな感じに仕上がった。普段は延長部分は使用しないので、多少の段差があるのも仕方がないか、と割り切った。木を植えたりブッシュを追加したりすれば、繋ぎ目も隠せると思う。

 

 ホーム横の緑地の横は、実際には駐車場と車道との出入口になっていて、ホームの細くなっている部分から緩やかに傾斜しているが、その範囲の表現はどうしようかと迷ったので、ここはいったん保留にして、次の作業へ移った。

 

 次は駅舎エリアの小物の追加工作である。最初に上図のペーパーキットを作ることにした。京都市に本社がある模型メーカー「さんけい」の1/150スケールペーパーキット「みにちゅあーとキット」シリーズの04-81番「民家小物B」である。これには物置2種、洗濯機、植木鉢が入っている。
 これで、1番ホームの売店跡の横にある物置2棟を作ることにした。

 

  このペーパーキットは、御覧のように着色済みのパーツを組み合わせて作る。1/150スケールでNゲージ向けのストラクチャーとして開発され、いまでは多数の製品が出ている。

 

 物置2棟と洗濯機と植木鉢が出来上がった。ペーパーの切れ端を活用して第61番トンネルの番号札と安全確認標識も作り、プラ棒で物置の横の電柱も作った。

 

 それぞれの位置に取り付けた。実際の井川駅の景色により近づいた。

 

 ローアングルで見るとこんな感じである。線路を敷いてトンネルからアプト式列車を走らせるのが楽しみになってきた。

 

 続いて駅舎の事務棟の裏手にある作業小屋をプラ棒やプラ板で作り、電柱、エアコン外機、リサイクルボックス、給水機などをプラ材でそれらしく作ってポスカやガンダムマーカーで着色した。

 

 作業小屋を据え付けて小物を配置し、事務棟の軒下に街灯付きの電柱を組み付けた。

 

 続いて、「さんけい」の「みにちゅあーとキット」シリーズの04-63番「自動販売機A」を用意した。これで駅舎の玄関口の横にある自販機を作ることにした。7種類があるが、中央の白いのが井川駅の自販機によく似ている。

 

 組み立てた自販機。その右の4個の柵はトミックスの駅舎セットの余りパーツからもってきた、改札口用の柵である。

 

 自販機をセットした。実際には自販機の左に手荷物用ロッカーがあるのだが、駅舎のサイズをベースに合わせて切り詰めたため、手荷物用ロッカーを置くスペースが無くなってしまった。それで手荷物用ロッカーは省略した。

 

 駅舎のホーム側には給水機と改札口の柵を取り付けた。これで駅舎まわりは大体仕上がった。

 

 次は津川洋行の「Nスケールレイアウトアクセサリーシリーズ」のNA80番、鉄柵のパーツを使って、駅敷地の柵を作ることにした。カラーは白と黄色があるのでいちおう両方とも仕入れておき、こでは白のほうを使った。

 

 ポスカで銀色に塗っておいて、上図のように駅舎の端に取り付けた。実際には柵は屈折していて、その下に崖面があり、崖の下に車道が通っているのだが、ここではベースの端のラインに合わせた。

 

 次は駅構内の信号や関連設備、資材などを作った。井川駅の信号は2燈式だが、そのキットが売り切れで入手出来なかったため、同じグリーンマックスの2185番の3燈式信号機のキットを買い、その信号燈を1個減らして2燈に改造するという方法を採った。

 

 信号の他に、分電箱と工具箱、予備の枕木とレールをプラ材で作ってポスカで着色した。

 

 これらをベース上に上図のように配置した。実際にはさらにコンクリート材のような、ブロックのようなものや、金属製の円環みたいな何かが置かれているが、それらが何であるのかが現地で実物を見てもさっぱり分からなかったため、再現のしようがなくて製作は見送った。

 

 次に、2番ホームから1番ホームへの線路踏切のうえにある屋根部分をプラ材で作った。線路をまたぐので、列車が通れるように屋根を高く上げ、かつ屋根の形が台形状で、1番ホーム側が僅かに低い特徴がある。それらを全て再現してみた。

 

 ポスカで着色して上図のように置いた。このジオラマでは線路を着脱自在にしているので、それをまたぐ屋根部分も同じように取り外し自在にして接着はしなかったため、文字通りの「置いた」状態になっている。線路をはさんで左の駅舎側が1番ホーム、右が2番ホームである。

 その2番ホームの上に白い紙を置いてあるが、それが2番ホームの屋根の位置と規模を示すトレース紙であった。そのトレース紙に従って屋根を作ることになるが、その製作作業が、今回の井川駅ジオラマ製作において最も手間がかかったのであった。  (続く)

 


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