2024年6月12日、ゆるキャン群馬キャンプ編聖地巡礼の第二日目がスタートしました。朝7時前に起床、バイキング方式の朝食をいただき、7時35分に宿をチェックアウトしました。この日も快晴で気温も高くなりそうでした。
JR高崎駅には5分後の7時40分に着きました。切符を買う前に、昨日の榛東村エリア巡礼から戻った際に駅内で見かけた駅弁の売店「駅弁屋上州2号売店」へ行き、弁当を買うついでに、作中にて各務原なでしこ達が釜めしや弁当を購入した「弁当屋」がどこにあるのかを問い合わせました。
その結果、作中の「弁当屋」のモデルであった「駅弁屋上州1号売店」は上図の改札口の左横にあったのが、2023年10月に閉店していたことが分かりました。隣のコンビニNewDaysの拡張によって店舗が撤去されたのだそうです。
上図はその跡地で、現在はコンビニNewDaysの店舗になっていますが、弁当の販売は引き継いでいるということで、「元祖峠の釜めし」の幟もそのまま使われていました。
作中の聖地ポイント「弁当屋」の消滅を確認したので、切符売り場へ行き、路線図を見上げて横川までの切符を買いました。510円なり。
8時に改札口を通りました。信越線ホームの8時2分発の横川行き普通列車に乗るべく、4番ホームへ行きました。
既に待機していた、8時2分発の横川行き普通列車212系です。作中にも登場していますので、聖地巡礼では必ず一度は乗っておきましょう。
34分後の8時36分に、終点の横川駅に着きました。信越線はずっと登りなので、下りよりも4、5分ぐらい時間がかかるそうです。
下車後に撮った212系。
横川駅内の西端で線路が終わっていました。昔は線路が続いて横川駅の車両区を経て軽井沢まで通じていたのですが、北陸新幹線の開通にともなって平成九年に廃止され、現在は熊ノ平駅跡からここまでの廃線跡が散策路「アプトの道」になっているわけです。
その「アプトの道」が、この日のゆるキャン聖地巡礼ルートのメインでありました。
JR横川駅の外観です。開業は明治十八年(1885)十月ですが、現在の駅舎は大正八年(1919)の改築であるそうです。かつての国鉄で日本一の急勾配だった碓氷峠越えのため補助機関車の連結作業が行われていた駅であり、往時はホームで「峠の釜めし」の立ち売りが行われ、釜飯を買う客、連結作業や機関車を見る鉄道ファンでたいへん賑わったそうです。
作中にもそのままの姿で登場します。原作コミック第16巻130ページ1コマ目です。駅舎の右外にある釜めしの売店もそのまま描かれています。
この記念撮影用のデゴイチの機関室パネルの窓から各務原なでしこと斉藤恵那が顔出ししていたわけですか・・・。 (続く)