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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る その4 大代川側線へ

2024年02月23日 | ゆるキャン△

 新金谷駅の車両区を見た後は、大代川側線に向かいました。大代川側線は、新金谷車両区の東側から南東方向に分かれて伸びる側線で、工場が並ぶ中を通ります。南に大井川の支流である大代川が流れていることにちなみ、大代川側線と呼ばれます。

 

 往還下陸橋から視線を東に向けると、大代川側線が東へカーブして伸びているのが見えました。とりあえず、往還下陸橋から東へ降りて、線路に近づいてみることにしました。

 

 往還下陸橋を降り切ったところにT字路があり、左折すると大代川側線を渡る踏切に進みます。その踏切まで行ってみました。

 

 踏切から西の線路を見ました。線路の左側に、たった今降りてきた往還下陸橋が見えます。この線路を向こうへたどれば、本線との合流点に行きます。

 

 今度は東を見ました。線路沿いに道があるかな、と探しましたが見当たりませんでした。線路沿いにたどるのは無理だな、と考えてタプレットを取り出し、現地のグーグルマップを開いて、線路に近い道筋を探しました。

 ですが、大代川側線に沿った道や近い道は、この辺りには無く、踏切から北へ100メートルほど進んで交差点で右折し、細い車道を進んで橋を渡り、右手に水神社の小さな境内地を見て50メートルほど進み、突き当りを右折して広い道に出ました。それから200メートル余り進むと、右手の駐車場越しに線路が再び見えてきました。

 

 駐車場の脇から見た大代川側線です。廃線っぽい雰囲気がただよっていますが、れっきとした現役の側線です。その証拠にレールの頂面が銀色に光っており、日常的に車両が出入りして移動していることがうかがえました。

 

 もとの道に戻って更に80メートルほど進むと、右手に杉本鉄工所の敷地への簡易踏切がありました。その簡易踏切の前から南東方向へまっすぐ伸びる大代川側線を見ました。まだまだ続いているなあ、側線の端はもっと向こうなのだな、と思いつつ線路の先を見ていると、何か黒っぽい車輛が停まっているのが見えました。

 

 あれ何だろう、とデジカメの望遠モードで覗いてみて、思わず「アッ」と声が出てしまいました。あれは蒸気機関車じゃないか?

 

 デジカメの望遠モードをMAXにしてファインダーで確かめると、間違いなく蒸気機関車でした。おおっ、初めて見る機関車かもしれん、と一気にテンションが上がりました。線路沿いの道を足早に進んで、蒸気機関車の近くへ出来るだけ行こうとしました。

 

 ですが、道は突き当りで左へと曲がって、いったん線路より遠ざかりました。工場や倉庫が立ち並んで線路が見えなくなりましたので、とにかく線路が見えるところまで行こう、と上図の道を奥へと進みました。右手に真っ白な建物が見えてきて、それがネットでの大井川鐡道の紹介動画にも出ていた機関車整備棟であると気付いたので、ヨシ、あれだな、と確信して足を早めました。

 

 なので、道の右手ばかり注目していましたが、ふと左手を一度見た途端に、思わぬ景色を目にしました。上図の景色でした。
 なんだあれは、と驚いて、足がそちらへ吸い寄せられるように進んでしまいました。  (続く)

 

コメント
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