気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

最終章第4話の予想というか妄想

2023年01月27日 | ガールズ&パンツァー

 周知のように、ガルパン最終章シリーズの第4話が今年2023年の公開となる旨がアナウンスされています。それに伴って予告編も大幅に追加され、興味深いシーンが幾つか加わっています。それらを見ての、個人的な予想というか妄想を綴ってみたいと思います。

 上図は、第3話のラストシーンです。副隊長西住みほ以下のⅣ号戦車が、ヨウコの約2キロにわたる悪魔的な長距離狙撃によって撃破され黒煙をあげて雪原に擱座したさまを、フラッグ車の三式中戦車チヌの猫田舞の視点で捉えた場面です。実質上の指揮車とも頼むあんこうチームの脱落を目の当たりにした猫田舞の心境はいかばかりであったでしょうか。

 

 興味深いシーンのひとつが、上図のカモさんチーム、園みどり子の闘志みなぎる表情です。よく見ると両目の周囲にメガネのような跡が見えます。双眼鏡か何かを長時間使用していたかのような圧着痕のようにみえます。

 おそらく、敵の雪だるまからの奇襲を受けて四散した際に、敵襲を回避し立て直しを図って彼女なりに敵の動向を注意深く把握しようと試みていたのでしょう。双眼鏡を使用したのであれば、目の周りの圧着痕からみて、かなり長い間使用していたものとみられます。それだけ敵動向の把握に時間がかかったということでしょうか。逆に言えば、相手の継続高校チームの動きもかなり広範囲にわたって分散していた形であった、ということでしょうか。

 考えてみれば、園みどり子は持ち前の高視力を活かしての監視や偵察の活躍シーンが多いです。テレビシリーズの対プラウダ戦でも冷泉麻子と組んで敵情偵察を成功させていますし、最終章第1話の対BC自由学園戦でも木造橋梁上にて敵を真っ先に発見して自チームのピンチ回避に貢献しています。

 以前に彼女の高視力について述べた通り、園みどり子は冷泉麻子とほぼ同等の高視力を誇ります。あんこうチームの脱落によって活かせなくなった冷泉麻子の高視力をカバーする形で、園みどり子が第4話において高視力を活かした何らかの働きを遂げるんじゃないかな、と予想しています。冷泉麻子が2キロの距離でヨウコの車輌を発見したように、園みどり子もまた遠距離から的確に敵の動きを察知し味方のピンチを辛うじて救うというような、そういう活躍をなして、勝利への流れを僅かながらに掴んでゆくのではないか、と想像しています。

 

 次に興味深かったのが、上図のシーンです。序盤での集落内での敵の雪だるまからの奇襲を受けて四散した大洗女子学園チームが、フラッグ車の三式中戦車チヌへの合流をも含めて、再集結に成功していることが伺えます。フラッグ車を護る陣形の先頭にカバさんチームⅢ号突撃砲F型が位置し、狙われやすい後尾を最強のレオポンさんチームポルシェティーガーがカバーしているのは流石です。

 要するに、序盤での四散の危機は脱したということになるわけですが、よく見ると7輌しか見えません。第3話終了時点で撃破されたのはあんこうチームだけでしたから、8輌が健在であった筈なのですが、上図ではカメさんチームヘッツァーも見えません。こちらは別に活躍場面が出ていますから、撃破されたのではなくて毎度のように単独での別行動に移っているのかもしれません。
 その仮定に立った場合、カメさんチームの狙いは一体何か、あえて別行動をとっている目的、必要性がどのようにして生じたのか、という疑問がわいてまいります。が、それらへの手がかりは、上掲シーンからは全く伺えません。

 ただ気になるのは、あんこうチームが撃破されて西住みほ副隊長も戦列外に退けられた後、一時的であれチーム全体を統率出来るのは、隊長河嶋桃の上位に居て前生徒会長のカリスマ性も備える角谷杏しか居ない、という点です。その搭乗するヘッツアーが別行動をとっているということは、上図のシーンの時点ではチームの指揮統率をする必要性が特に無かったということを意味しているのかな、と感じます。

 その観点でもう一度、上図の7輌の並びをよく見てみると、興味深い事に、7輌の陣形の中央要の位置にウサギさんチームM3中戦車リーが見えます。前後左右を見渡せて全方位の僚車に連絡および掩護が可能な状態になっています。この時点でおそらくは澤梓が、7輌の部隊の中心的車輌として臨時に指揮統率をこなしているのかもしれません。フラッグ車のすぐ後ろに占位する点も、撃破されるまでのⅣ号戦車のそれと同じです。

 したがって、上図の場面の時点では、次期指揮官候補とも目される澤梓が、すでに何らかの形で角谷杏から権限移譲なり指揮権委任なりを受けて動いているものと考えられます。だからヘッツァーが別行動に移っていても問題ないのかもしれません。つまりは澤梓の初の指揮官ぶりが存分に見られるのでしょうか。個人的には、是非、そうであって欲しいところです。

 

 興味深いシーンといえば、上図のヨウコの場面もそうですね。初めて何らかのセリフを喋っています。どんな内容なのでしょうか。さきの大洗女子学園チーム7輌の場面を考えれば、Ⅳ号戦車を撃破した直後の孤立したフラッグ車への狙撃はどうやら失敗に終わったもののようですが、同時に大洗女子学園チーム側も、敵の最も危険なスナイパーの捕捉無力化に失敗したものと推測されます。

 このシーンの直後にヨウコがあっさり撃破されるのでなければ、この恐るべき狙撃者は次なるステージへ移行してなおも獲物を追い続けることでしょう。その悪魔的な脅威の蠢きにピリオドが打たれるのは、いかなる状況においてでしょうか。

 同時に、その搭乗車も初めて外観を現すに違いないので、その後はその適応キットが飛ぶように売れまくることでしょう。個人的にはⅢ号突撃砲G型だろうと推定していますが、もうそうならば、最近は海外の各メーカーから幾つかの新製品が豊富に出ていますので、選択肢は多いです。なので、瞬殺になって買えなくなる可能性よりも、どのキットを選ぶかで百家争鳴状態になる可能性のほうが高いだろうと思います。

 

 この場面では、継続高校チームの初めて見るモブキャラが登場しています。リーゼントじゃないんだな・・・。

 ただ、砲塔上に上半身を乗り出して視界を確保している点から、このT-26も相手の動向が掴みづらくなって周囲を見回しながらの作戦行動を余儀なくされている、という解釈も出来そうです。少なくとも一度は四散させた相手ですから、その再集結を確認するまでは、もともと分散していた継続高校側も、相手の動きが全て把握出来ている可能性は低く、それぞれの判断での行動を強いられる局面もあり得るかもしれません。

 ですが、最大の興味ポイントは、この新登場キャラクターが単なるモブなのか、台詞もちゃんと喋るチームメイトとしての立ち位置にあるのかどうか、という点です。第4話を楽しみに待ちましょう。

 

 この三式中戦車チヌのシーンもなかなか興味深いですね。敵の砲撃の雪煙の中、砲を後ろに向けて疾走していますから、追われている状態なのだろうと推定出来ます。
 問題は、この場面が、Ⅳ号戦車撃破直後の孤立状態でのものか、それとも前述の7輌の陣容から再びバラバラになって相手に狙われている状態であるのか、ということです。どちらに該当するかで解釈も左右されますから、いまこのシーンを見ただけでは何とも言えないのが正直なところです。

 ですが、前に書いた記事の三式中戦車チヌのシーンと比べると、明らかに車体が雪まみれになっています。あんこうチームが撃破された時点まで三式中戦車チヌにはほとんど雪が付いていませんでしたから、上掲の場面はそれから相当の時間が経過して降雪か吹雪の中を行動していた結果と解釈することも可能です。

 最悪の場合、僚車の大半が撃破されてしまって再び孤立した姿であるのかもしれません。もしそうであるならば、いかにしてこのピンチを切り抜けて自チームの勝利確定まで耐えてゆくのかが、見どころの一つとなるでしょう。ひょっとすると日吉葵の渾身の一撃が勝利をもぎ取ってゆくのかもしれません。

 ともあれ、第4話を楽しみに待ちましょう。現時点で何も情報が無いので、公開は秋か冬になるのかな・・・?

 

コメント
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