気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

晩夏の京都御苑1 近衛邸跡休憩所と中立売休憩所

2023年01月02日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2022年9月22日、暑さが一段落してきた頃に、同行者の提案で京都御苑に行きました。この春に幾つかの新たな施設がオープンしたので、それらを見に行きたい、というのが提案の理由でした。

 

 その新たな施設とは、一ヶ所ではなくて三ヶ所にわたります。同時に三ヶ所もオープンしたのだそうです。京都御苑は環境省管轄の国民公園ですから、新たな三ヶ所の施設も環境省による設置であるわけです。どういう施設なのだろうか、と私も興味が湧いてきましたので、同行者についていくことにしました。地下鉄烏丸線の今出川駅で降りて外に出て、上図の乾御門から入りました。

 

 同行者の計画したコース案は、新設の施設三ヶ所を含めた京都御苑内の六ヶ所の環境省管轄の施設を回る、というものでした。京都御苑内の六ヶ所の環境省管轄の施設というのは、五ヶ所の休憩所と情報館を指しますが、そのうちの二ヶ所の休憩所と情報館がこの2022年春にオープンしています。

 

 まずは新設の休憩所の一ヶ所目、近衛邸跡休憩所へ向かいました。御苑の北西隅の近衛邸跡に位置し、入り口にある上図の標識には、「SASAYA IORI」とありました。近衛邸跡休憩所の施設名なのかなと思っていると、同行者が「水族館の近くの「笹屋伊織」の支店がここに出来たんですよ」と教えてくれました。

 江戸期創業の京菓子の老舗「笹屋伊織」の名は聞いた事があり、その代表銘菓であるどら焼きも二度ほど食べたことがありますので、ああそうなのか、と言いました。

 

 つまりは近衛邸休憩所のメインテナントとして「笹屋伊織」が入居し、販売コーナー及びカフェスペースを運営提供している、ということのようです。

 

 なるほど、カフェスペースっぽい外観ですね。入口の大きな白い暖簾に浮かぶ「笹屋伊織」の笹の字が鮮やかでした。

 

 無料休憩所ではないので、入り口から中をうかがうにとどめました。御覧の通り、販売コーナーがあり、奥にカフェスペースがあります。和ティストの有料休憩所、といった雰囲気ですが、海外からの観光客にウケそうです。同行者は「こんなお洒落な感じによく造りましたねー、環境省も」と感心していました。

 

 続いて西側の中立売御門に近い上図の中立売休憩所に行きました。京都御苑内の五ヶ所の休憩所のなかで最大の規模を有する無料休憩所で、カフェスペースと売店を伴い、京都御苑内唯一の観光駐車場に隣接することもあって、観光客に最もよく知られて人気があります。
 コロナ対策のため、長らく閉鎖されていましたが、今回は久々に営業していました。

 

 休憩所の外に並ぶ自販機で、景観配慮のデザインになっています。まだ暑いなかを、広い御苑の北から南へと歩く事になるので、同行者が「ここで買っておきましょう」と飲料水を2つ買いました。

 

 中立売休憩所の屋内です。手前が無料休憩所エリア、右手が売店、奥がカフェスペースです。2019年オープンですからまだ真新しいです。

 

 同行者は売店コーナーをしばらく見て、土産に菓子詰を買っていました。

 

 無料休憩所で数分ほど休んで、自販機で買ったばかりの飲料水を飲みつつ、同行者の京都御苑休憩所についての簡単な説明を聞きました。京都御苑には、その北隣の大学に通っていた学生時代からしょっちゅう訪れて散策や御所の研究取材をしていただけあって、何でも知っているのでした。  (続く)

 

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