源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

東洋のハワイ海南島

2006-12-24 21:34:28 | Weblog
中国最南端の島「海南島」の東南端、三亜、興隆に21日~24日
の4日間行って夕方帰ってきました。
中国では台湾に次いで2番目に大きな島で日本の九州と同じ面積。
西側はベトナムに対峙していて東洋のハワイといわれるマリン・
スポーツが盛んな日本から近いリゾート地。
気候は亜熱帯に属しハワイと同緯度、1年中暖かく、最高気温
は36℃と過ごしやすい。今の時期は乾季で雨の心配も少ない。
滞在中も朝夕18℃、日中24℃で寒がりで厚着を強いられてい
る私は4日間半袖で過ごし、短い開放感を味わいました。
宿泊した山海天ホテルは5つ星で周囲に草花や木々、広い芝生の庭
にプールが映えるリゾートホテルだ。
南側が緑の山、東側が遠浅の岩畳とロケーションも申し分ない。
滞在2日目、昨日同様7時オープンと同時に朝食のテーブルに着いて
何げなく海を眺めたら朝日が顔を出し始め約15分かけて丸顔が微笑む。
私は朝食の手を休めてしばし見入ることになった。
家内が席に着いたときは太陽は普段に姿に戻っていた。
座席は昨日と同じだったが、朝日を眺められる席は少ないので
ほとんどの観光客は知らないことだろう。
初日の朝食も7時と同じ時間帯だったが到着が23時と遅く
心の余裕がなかったためか初日は気づかなかったのだ。
三亜地区は美しいビーチと奇怪な岩場の連続が売りの観光地。
興隆地区は華僑農園に代表されるが、果肉ではコーヒー、カカオ、
胡椒、バナナ、椰子の実、草花ではハイビスカス、ブルメリア等。
材木では南洋杉と温泉が売りの観光地。
三亜から興隆に行く途中は田畑が続き多くの農民と水牛が働いている。
農機具などは見当たらず労働集約型農業だ。田圃は日本のひと昔の風景を
思い出す。この地のお米は美味しくないそうだが3毛作でチヤーハンに最適。
マリンスポーツは三亜市内から西26Kmの最南端「天地の果て」
という数キロのビーチが本場だ。細かい白い砂浜には波と戯れる
子ども、黄色いジャケットを着込んだ観光客が次々と観光ゴート
に乗り込んでマリン観察に出かけていく。
所々残る大小の奇怪な岩場に白い波が砕け散る姿とマッチして楽しい。
私はこの美しい砂浜でサンゴを拾い記念に持ち帰った。
興隆ではホテルのプールの一部に温泉が引き込んであり、楽しんだ。
海南島南部一帯には工場は一切なく、青い空と海それに果実畑と
田が広がり南国情緒満点の空気の美味し島だった。
3日目、昼食後に休憩した三亜近郊の大東海ビーチではビーチバレーコート
が数面あり、若者が楽しみ波消しロープの内側でも十数人泳ぎをしています。
出店は海岸線にズラリ並んでいて現地の人、白人だ思い思いにいでたちで
テーブルを囲んでいる。
近くに百貨店があり、高級衣料、雑貨とともに食料品スーパーが入店して
いて「おみやげ」はこの店で購入した。
システムは日本と同じなので価格交渉など楽しい会話は出来ないが安心
して買い物が出来る。エジプトでもトルコでもスーパーマーケットを
利用したものだ。

リフレッシュのつもりで出かけたのですが、疲れました。
海南島の格安観光は広州で乗換えなければならず、家を出てホテル
に到着するまで約14時間、肉体的にも精神的にも負担になった。
東洋のハワイと称していてもリゾート地として急ピッチで開発中で
まだ観光地としての総合施策が未整理で纏まりがない。
今まで訪れたケアンズ、フィジー、ニュジー南島、ボルネオの
方が魅力がある。