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自分の歯で食事や会話を楽しむことにつながります

2017-07-25 14:03:45 | 日記
歯科医院に行くのは「歯が痛くなってから」という方がほとんどではないでしょうか。しかし、それでは遅いのです。虫歯や歯周病などのお口のトラブルはその仕組みがわかっているため「予防」できる病気です。病気にかかってしまい、歯や歯周組織にダメージを与えてしまってから「治療」するより、病気を未然に防ぐほうが、より長くお口の健康につながります。歯科医院には痛くなる前に、定期検診のために通院しましょう。それがいつまでも自分の歯で食事や会話を楽しむことにつながります。
歯科材料
歯の表面は食事のたびに「脱灰(だっかい)」と「再石灰化」をくり返しています。「脱灰」とは虫歯菌により酸性化した口腔内で、歯の成分であるリン酸やカルシウムが溶け出すことです。しばらくすると唾液の働きにより酸性に傾いていた口腔内が中性に傾くと溶かされていた成分が歯に戻ります。この作用を「再石灰化」といいます。
ハンドピース
つまり「脱灰」と「再石灰化」のバランスが取れていれば問題はありませんが、そのバランスがくずれ再石灰化が追いつかなくなると虫歯が進行するのです。ごく初期の虫歯である「脱灰」は「再石灰化」を促すことで治すことができます。この再石灰化を促すのに有効なのが、フッ素塗布や正しいブラッシングです。

歯石(プラーク)と歯石の違いは何?
A. 歯垢は歯の面に付着した汚れで、歯ブラシで落とす事が出来ます。 一方、歯石は、歯垢が48時間から72時間付着したままになって、固まってしまったもので、歯ブラシで落とす事は出来ません。 歯石が付着した歯の面はザラザラになり、さらに歯垢が付きやすくなってしまいます。 毎日の歯磨きで歯垢をしっかり落とし、磨ききれない部分は定期的に歯科医院で落としてもらいましょう。

どうしたら歯石の付着を予防できますか?
A.歯石は歯垢が残ってしまい、時間が経ったために固まって出来た物です。歯石の付着を 予防するためには、日々の歯磨きを丁寧に行い出来るだけ歯垢を残さない事が大切で す。 しかし、全ての歯垢を落とす事はとても難しいです。ご自身ではなかなか落とせない部分の歯垢は歯科医院で落としてもらうと良いでしょう。

歯の根が見えはじめ、放っておくと、歯が抜け落ちてしまいます

2017-07-24 14:34:13 | 日記
歯周病について、「テレビのコマーシャルなどでよく聞くもののどんな病気かわからない」という方は多いのではないでしょうか?歯周病はプラークに棲みつく歯周病菌が繁殖して毒素を出し、歯ぐきに炎症を起こす怖い病気。症状としては、歯ぐきの腫れからはじまり、徐々に歯を支える顎の骨が溶けるため歯がグラグラし、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
歯科材料
軽度
歯と歯ぐきの間にプラークがたまり、歯ぐきに炎症が起き、腫れや出血があらわれます。
痛みなどはありません。また、歯を支えている顎の骨に異常はありません。
ハンドピース
中等度
軽度の症状に加えて、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが深くなり、歯の根に歯石となってこびりつきます。顎の骨が溶けはじめ、歯がグラグラし、硬いものが咬みにくくなります。また、出血したり、膿が出たりすることもあります。

重度
顎の骨が半分以上溶け、歯周ポケットがさらに深くなり、さらに歯がグラグラし食べものを食べにくくなります。また、口臭が発生します。歯の根が見えはじめ、放っておくと、歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の治療では、歯や歯の根についた歯石を除去することからはじめます。
歯みがき指導
歯周病の原因であるプラークや歯石をこれ以上ためないためには、日々の歯みがきが重要です。適切な歯みがき方法を身につけてもらうため、歯みがき指導を行います。
http://minaminami.kyo2.jp/
スケーリング
専用器具を用い、目に見える範囲のプラークや歯石を取り除きます。口腔内がすっきりとし、歯に隙間ができ見た目も長くなったような感覚になりますが、正常な状態に戻っただけですので問題ありません。

ルートプレーニング
スケーリング後、特殊な器具を使い歯ぐきの中など目に見えない範囲の歯石を取ります。歯の表面がツルツルになり、プラークなどの再付着を防ぎます。

歯周病の対策はどうしたらよいのでしょうか?
プラークが溜まらないように正しい歯ブラシの方法を覚えることが大切です。しかし、正しく磨いているつもりでも苦手な部分や自分では磨きにくい部分がありますので、定期的に歯医者さんに行って、正しく歯ブラシが行われているのかチェック及び磨きにくい部分の専門的な口腔内の清掃、そして口の中の良い環境をつくるために歯石除去を行ってもらうと良いでしょう。

特に40歳あたりからは、歯周病の比率が高くなっています

2017-07-21 14:08:23 | 日記
ほとんどの大人がかかっている歯周病
35歳~44歳の人ではおよそ85%、45歳~54歳では90%の人が、歯周病にかかっています。つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。
歯科材料
歯周病は、歯を失う大きな原因のひとつです
歯を失う原因の第1位は虫歯ですが、歯周病もムシ歯の次に歯を失う大きな原因になっています。特に40歳あたりからは、歯周病の比率が高くなっています。
オートクレーブ
喫煙と歯周病の関係
喫煙は歯周病の環境因子からみた最大のリスクファクターです。喫煙者は、非喫煙者に比べて2~8倍、歯周病に罹患しやすく、喫煙は歯周病の治癒も遅延させます。喫煙は癌・循環器疾患・呼吸器疾患などの多くの病気の原因であることはよく知られています。一方でタバコ煙の入口となる消化器としての口腔、特に歯肉を含めた歯周組織は、直接その影響を受けることになります。したがって歯周病も同じように、喫煙と関連性が強いことは多くの研究により支持され、喫煙は糖尿病と並んで歯周病の二大危険因子となります。すなわち一酸化炭素やニコチンなどの影響により、歯周組織における宿主応答(抵抗性)や治癒に悪影響を及ぼします。その結果、喫煙者では歯周炎が進行し、そればかりではなく歯周病の治療への反応や歯周外科手術の経過が不良になることもはっきりしています。

ポケット診査
歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。
健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。
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レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気なので、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。また、骨の質もレントゲンで調べることができます。骨の密度が小さいとレントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。

かみ合わせ検査
歯周病にかかって弱っている歯に強い力が集中すると、歯周病の進行を早めてしまうことがあります。歯並びの状態や、歯ぎしりで負担がかかっている歯はないか等、かみ合わせを調べます。必要に応じて矯正治療を行う場合があります。

虫歯は放置することで、症状が悪化することはあっても自然に治ることはありません

2017-07-20 15:05:13 | 日記
「歯がしみる」「歯が痛む」「歯に違和感を覚える」など、虫歯の自覚症状があるのに、仕事や勉強、育児・家事に追われてなかなか歯医者に行く時間が取れないという方はいらっしゃいませんか?

虫歯は放置することで、症状が悪化することはあっても自然に治ることはありません。そのため、少しでも早いタイミングで歯医者に行くことをおすすめします。虫歯になっても、症状がごく軽いうちに治療を始めれば、簡単な処置で対応できることが多く、治療期間も短く済みます。
エアーモーター
歯冠部
「象牙質」を、人体で一番硬い組織である「エナメル質」が覆っています。
歯髄
神経と血管が通っており、感覚を与え栄養を補給します。

歯槽骨
顎の骨からのびた歯槽骨に歯の根の部分が埋まって、歯を支えています。

歯根膜
歯根と歯槽骨をつなぐ繊維性結合組織です。噛みごたえを感じたり、歯に伝わる咬合力を調整したりする役割も担っています。

虫歯の検査
検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明
虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
マイクロスコープ 歯科
虫歯の部分を取り除く
虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着
虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防
虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

根管治療の重要性
歯の根は、建物の「基礎」に当たる部分です。どんなに見た目が丈夫そうに見える建物でも、基礎となる土台や柱がしっかりしていなければ、大きな荷重に耐えられません。これと同じように、咀嚼時に大きな力がかかる歯を支え続けるためには、根管治療をしっかりと確実に行う必要があります。

歯石には小さな穴や隙間があり、そこが新たな細菌の住処となります

2017-07-19 14:53:11 | 日記
歯周病とは細菌によって感染するお口の病気です。一昔前まで歯槽膿漏とも呼ばれていました。お口の中には、常に300〜500種類の菌が居ると言われています。これらの菌は普段何も悪いことはしませんが、食事などの食べかすが溜まるとそこに菌が集まり、その歯垢を巣として何億もの歯周病菌が住み着いて歯周病を引き起こします。
歯科材料
歯垢は歯ブラシやうがいである程度落とすことはできますが、全て取り除くことは不可能と言われていおり、磨き残された歯垢はやがて歯石となってしまいます。歯石には小さな穴や隙間があり、そこが新たな細菌の住処となります。

こうして細菌はどんどんお口の中で繁殖し、歯周病は悪化していくのです。 更に怖いのは、歯周病は歯や歯茎のみならず、様々な病気の原因となったり、合併症を起こしたりすることが認められています。糖尿病をはじめとして、脳梗塞・糖尿病・心筋梗、妊婦においては早産まで、歯周病がもたらす影響は命に関わると言っても過言ではありません。
ハンドピース
歯肉炎
歯ぐきに炎症が起きている状態。歯ぐきの色が赤みを帯びて腫れてきます。歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれる溝ができ、プラークがたまりやすい状態になります。
軽度歯周病
歯と歯ぐきの間にプラークがたまり、歯ぐきが炎症を起こした状態。ブラッシングの際に歯ぐきから出血することがありますが、痛みや自覚症状がないため、進行に気付かないことが多くあります。
中等度歯周病
歯と歯ぐきの間にたまったプラークは、石灰化して歯石となります。歯と歯ぐきの間の溝「歯周ポケット」が深くなり、歯がぐらつき、顎の骨が溶けはじめます。本来引き締まっている歯ぐきが腫れ、ぶよぶよしてきます。
重度歯周病
顎の骨が半分以上破壊され、歯がぐらぐらします。歯ぐきからの出血や口臭が顕著になり、膿も出ます。最後には歯が抜け落ちます。
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STEP1 歯垢除去
まず、お口の中の歯垢(プラーク)を除去します。除去した歯垢を顕微鏡でチェックして、菌の存在や種類、量などを調べます。この時、自分のお口にいる菌を見て、ほとんどの方が驚かれます。それぐらい多くの菌が存在し、また、ご本人には自覚がないものなのです。STEP2 除菌
菌の種類や量によって、カビを殺す歯磨き剤によるブラッシングを指導したり、歯周病菌を殺菌する内服薬を処方したりして、これらを徹底的に除菌。それと同時に、特殊な消毒薬を用いて、菌や歯周ポケットを洗浄します。
STEP3 検査・歯磨き
ブラッシングや薬の服用を続けていただき、10日~14日後に再度、顕微鏡で検査します。除菌されたことが確認できた後には、今度は、特殊な歯磨き剤を用いた歯磨きを1か月程行っていただいた後に、歯石など、通常の汚れを取り除いていきます。