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ブラッシングによりプラークをとる

2017-12-01 15:11:52 | 日記
歯周病は生活習慣病の一つとされ、多くの人が悩む疾病です。病気が進行してからでは治療が困難になることもしばしばあります。歯周病は最悪の場合、歯の周囲の骨がなくなり、歯が抜けてしまいます。また糖尿病や心臓疾患等の全身疾患との関係も示唆されています。現在、程度の差はありますが、ほとんどの成人が歯周病に疾患しています。しかし大半の患者さまは自らが歯周病であることに気付かず、病気が進行しているケースが少なくありません。

生活習慣病とも言われ、タバコ・ストレス・悪習癖など歯周病を悪化させる因子は様々ですが、その直接の原因となるのは細菌です。歯周病を悪化させる細菌の種類は解明されており、それらはお口の中の常在菌とは違います。
歯科用ユニット
近年、歯周病と全身疾患の密接な関係が明らかにされてきました。歯周病の原因菌は、お口から体内に侵入することで、様々な疾患を引き起こします。体内に細菌が侵入する経路のほとんどは、お口を通して起こります。お口の中をきれいにし、歯周病を治療・予防することは、全身疾患の予防にも繋がるのです。義歯に付着する汚れの正体も、歯周病の細菌とほぼ同じです。義歯をきれいに保つことも全身の健康のためには大切です。

歯肉炎
【対策】
-ブラッシングによりプラークをとる
-歯石がついている場合は歯石を除去
-より治療効果を高めるために、歯科衛生士が行う専門的な歯のクリーニングPMTCも有効

軽度歯周炎
【対策】
-ブラッシングにより歯ぐきを改善
-スケーリングによる歯石の除去や、歯ぐきの中のルートプレーニング
-歯科衛生士による、専門的な歯のクリーニングPMTCも有効
ハンドスケーラー
中等度歯肉炎
【対策】
-ブラッシングにより歯ぐきを改善
-スケーリングによる歯石の除去や、歯ぐきの中のルートプレーニング
-歯科衛生士による、専門的な歯のクリーニングPMTCも有効
-歯肉炎が重症の場合は、歯周外科を行うケースも

重度歯肉炎
【治策】
-完治させるのは非常に困難です
-歯を保存できる状態であれば、歯周外科手術、再生療法を
-残念ながら、抜歯となる場合もあります

顎の骨が半分くらい溶かされた状態で、歯を指で押すとグラつくようになります

2017-12-01 14:24:52 | 日記
歯周病とは磨き残しなどによってプラーク(歯垢)中の細菌が歯周組織を破壊してしまい、最後には歯が抜けてしまうとても怖い病気です。進行中も痛みがないため、気付いた時には手遅れになっていることも多いのです。

歯周病を防ぐためには、日頃の正しいブラッシングと定期的な歯垢・歯石取りを続けることでお口の中のプラークコントロール(定期的に歯垢、バイオフィルムが無い状態)を維持することが大切です。
エアーモーター
歯肉炎
歯ぐきが炎症を起こし、ブラッシング時に出血しやすくなります。

中等度歯周炎
顎の骨が半分くらい溶かされた状態で、歯を指で押すとグラつくようになります。歯が浮くような感じがしたり、口臭が強くなったりします。

重度歯周炎
顎の骨の3分の2以上が溶かされた状態で、歯のグラつきがひどくなります。この状態を放置すると、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

パルスオキシメーター
プラークコントロールとは、歯周病の直接の原因であるプラーク(バイオフィルム)を減少させたり、プラークが再び付着するのを予防することです。歯周病の治療では、プラークコントロールは不可欠なものです。プラークコントロールなくして歯周病を治療することはできません。

初期の歯周病であれば、プラークを徹底的に取り除くことで歯肉を健康な状態に回復させることができます。歯周病が進行したケースで歯周外科治療が必要なケースでも、プラークコントロールをしっかり行うことで、治療の効果を大きく高めることができます。

プラークコントロールは、歯周病の治療だけでなく、歯周病を予防する上でも大切です。プラークコントロールには、歯科医院で行うプラークコントロール(プロフェッショナルケア)と、ご家庭で行う毎日のプラークコントロール(ホームケア)があります。