上海総合指数は今日も5.77%も下げました。
3週間で30%近く剥げ落ちたことになります。
時価総額3兆5000億ドル以上が蒸発しました。
ギリシャの国内総生産(GDP)15年分以上に相当する額です。
ギリシャごときで大騒ぎしていますが、ギリシャなんぞ、ちいせい ちいせい(わらい
>上海株、3週間で29%の急落 やはり中国株バブル崩壊か…超乱高下も終値5.8%安 2015.7.3 16:50 産経ニュース
3日の上海総合指数は超乱高下となった。午前に一時7.2%安と大幅下落したが、午後の取引再開後に「爆買い」となって、この下げ幅をハネ返して高値圏に浮上した。しかしそこで息切れし、再び値下がり。終値は前日終値比225.85ポイント安の3686.92で取引を終了、下げ幅は5.8%と終値ベースで今週最大となった。
高値の節目だった4000はきのう7月2日の終値で割り込んでおり、出口は見えてこない。今後はアジアなど他の市場への本格波及が懸念される。
今年1-2月は3000余りで値動きしていた上海株は、3月から急伸が始まり、6月12日にザラ場で5178.19まで値上がりして年初来高値をつけた。
ちょうど株価バブルではないかと懸念されていたおり、「6月12日が今年のピークになる可能性がある」と証券会社が指摘したことがきっかけとなって、一気に急落に転じた。6月12日と比べると、今日の終値は3週間で28.8%もの値下がりとなった。
19日には6.4%安の4478.36、26日には7.4%安の4192.87と毎週金曜日には週一番の値下がりが続いた。きょうも今週最大の下げ幅となり、これで3週連続で金曜日の暴落となった。
http://www.sankei.com/economy/news/150703/ecn1507030021-n1.html
今日(3日)から中国株式市場では、20社以上が売買停止しました。
新株募集や資産再編、事業計画などを発表するまで、株式の取引を一時停止するのだそうです。
3週間で3割も暴落すれば信用取引で追証が発生します。
中国では株式売買の8割近くを個人投資家が占めています。
多くは信用取引で売買高を膨らませており「証券金融会社が乱立しており、株券を担保に10倍もの売買代金を貸し付ける違法業者も少なくない」(大手証券幹部)といいます。
信用取引の残高は暴落直前の25日には約2兆2000億元(約44兆円)まで拡大していました。
驚くべき額です、東京市場でも3兆円前後のはずです。
市場規模からしても桁が一桁違いますねw
保証金の追加差し入れを迫ら、追証解消のための処分売りが加速しているでしょうから、政府が必死の買い支えをしても焼け石に水ですね。
上海証券取引所の開示資料によると、29日付で、政府系投資会社の中央匯金投資公司からとみられる主要ETF4本に100億人民元(約1970億円)規模の資金が流入していたことが分かったそうです。
1日当たりの購入規模としては、過去に例を見ない大きさだそうです。
このほか、複数の保険会社が29日までの2営業日で、数百億人民元を株式市場に投入したとの情報もある。
「当局が指示した」との観測については、多くの保険会社が否定しているものの、銀行株などの優良銘柄について、下値拾いに動いたという。
指示がなければ、こんなときに自ら買いに走るわけないですw
国は年金基金の3割を株式運用に回すとも言っています。
老後の年金までブラックホールに放り込んじゃう、あららら 中国人の老後が溶けちゃいそうです、怖いですね~