天候にも恵まれたこともあって、今年の米作りの集大成である籾摺りが終わった。
刈り取った稲がお米に仕上がるまでには僕の家の場合では
刈り取り乾燥された籾をこの様な機械に通し、籾の殻を外して玄米と籾殻に分ける。
玄米だけをこの様な選別機に掛けて
左が粒の揃ったきれいなお米に、右がはじき出されたクズ米として選別されて出てきて、どちらも袋詰めにするのだが、きれいなお米の方は大体1分40秒に30kg/一袋の割合で出てくる。
クズ米は120~200粒くらいの一つの稲穂にできる未熟米などもあるが、中には成熟したお米でも粒の大きさの基準を決めてて、その枠より小さいものがクズ米となる。
粒の大きさは県単位で違うと思うが、消費動向により以前より粒が大きくなるように選別機械に工夫された。
であるから一口にクズ(屑)米といってもお菓子などに使われる立派なお米であり、 何処かの事故米と一緒にされては適わない。
さて、玄米が被ってた籾殻はというと、僕の家の場合は
このように袋取りしていて、バアチャンが付いて一杯になった袋の取替えをしてくれている。
平日はこの全ての作業をバアチャンと二人でするのだが、この日は休日でカミさんと息子が手伝ってくれた。
一袋30kgづつに仕上げ、カミさんが口を縛って閉じれば息子がパレットに5段重ねに積んでいく。
普段は何やかんやと言っても息子の働きには正直ありがたく嬉しい。 この日の僕は極楽のようだった(笑。
さて、この日の一服も我が家はスイカであった(笑。 幾分真ん中が柔らかくなってきたがそれ以外はまだシャリ感があり、近所の家にもお裾分けして大層喜んでもらった。
作業の方は全部の籾摺りが終了し、皆のお蔭で機械の掃除まで済ませ片付ける事も出来た。
お米が終わり、翌日には待望の雨の兆しが見えてきた。
いまやゲリラ豪雨で話題の積乱雲が西の空に現れ、その日の晩には雨となった。
一夜明けて降ったり止んだりの空であったが、大根の手入れは続く
どうにか間引き作業が一巡し、今日から最初に間引いた箇所から再度入るのだが、ついでに下葉の処理も行なう。
下葉を欠いてやり風通しがよく床にも陽射しが入るようにする。
ただ、下葉を欠いて現れたものは雨後の筍ではないが伸びた草だった。
選りながら(間引き)、下葉を欠きながら草も抜いていく。 一本110mの長さの畝だが、ラジオのボリュームを上げながら案外辛くはない(笑。
こんな光景は他じゃめったに見れませんよ(笑、なんたって床が違うからね、蔓と藁屑だらけの畝床はここだけかも(笑。
一畝仕上げては追肥を与えていく。 しゃがみ仕事はバアチャンには堪えるので、大根はもっぱら僕の一人作業だ。
決して早くは進まないが、それでもスイカと同じで、このくらいになると日に日に大きくなってくるのが解り楽しい。
そんなわけで何やかんやと今日も見えなくなるまで、電話で呼ばれるまで畑にいるのであります(苦笑。