岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

新米を味わうことに感謝

2008-09-17 05:37:08 | 日々の暮らし
今日の未明に起き、納屋の乾燥機を見に外へ出たら白夜の様な満天の空だった。

     
今の時期お米の乾燥があり、機械任せとは言え目が離せない。 刈り時や本田の状態にもよりお米の水分が皆一様とは言えないし、機械の水分計をあまり信用してない僕は(笑、手持ちの水分計で必ず計るようにしている。

で、深夜であろうが、任意の水分に達した頃合をみて確認を怠らないようにしているのだ。

為に多少は寝不足気味であるが、お米の乾燥調整は稲作作業の最後の仕上げであり疎かには出来ない。

仕事のほうは稲刈りがあと少しになった。

     
大規模農家と違って乾燥機や籾を入れる容器にも限界があり、その都度籾摺りを行い出荷していかなければならず、今日はバアチャンと二人で米をする(籾摺り)。

新米が出来る度にお米を神さんに供え今年を感謝することは忘れられない。

     
     
今年は天候に恵まれたこともあり豊作となった。 農家にとって一年掛けて準備し、育ててきたものが実り多いということは本当に有り難く嬉しいことだ。

ただ願わくは、外国から汚染された米を買わずとも、豊作貧乏と呼ばれることのない様、もっともっと僕らの作った日本の安全で美味しいお米を食べてもらえるような政策を国は考えてほしい。


今5時20分、我が家の新米の炊ける美味しい匂いが家中に広がり、作り手の幸せを感じる一時である。