気を揉んでた天気がここへ来て連日夏日が戻ったような空だ。
お蔭で刈り取った藁がよく乾いた。 昨年とはエライ違いに僕のテンションも高い(笑。
朝は露があって乾いた藁も湿っている為に集めるのは昼からだ。 近所のお母さん達が来る前に気になってた大根を選る。
今年は早く使いたいこともあって早蒔きしたので、選るのが平年より一週間ほど早く忙しい最中になったが、遅れれば大根が育たないので、朝の早起きでなんとか凌ぐ。
選った大根菜は美味しく、先日直売所の方からも「まだ出せませんか」と言われたばかりなのだが、今は忙しなく、とても出してる暇がないので、これは家で食べる分で、後は全て畑の肥料として置いてきた。
藁の採集は今日で二日目、近所の方々に寄せて縛ってもらい、僕が台車に載せて運ぶ役割。
ほら、中々に良いでしょう、コンバインとして刈り取りの人生?は終わったけれど、運搬車としての第二の道を行くのも。
それにしても午後からの作業は炎天下に関わらず身の隠しようがない田んぼでのこと、近くにはお茶を入れたクーラボックスを置いていつでも飲めるようにしてあるのだが、皆さんが待ってるのはこちら(笑。
西瓜だ、大きな西瓜を半分切っても瞬く間になくなってしまう。 ついこの前までは西瓜なんてと思うくらい陽射しが恋しい空日和だったのだが。
藁の採集は夕方5時までと決めている。 湿り気が戻ってくるからだ。
僕は皆が帰った後、車に肥料を積んで、刈り取って藁を運び出し終えた田んぼに向かう。
来年の畑の準備の為だ。 と、いうのは、何年も放棄されてた田んぼを借り受けて今年は稲を植えたものの、やはり草や稗が蔓延って大変だったのだ。
今から土作りをしておいて来年は大根を植えてみようかと考えているのだ。
トラクターで丁寧に起こし、排水路も作っておいて
長く荒れた土地は直ぐには戻せないが、愛情を込めて気長に待つつもりで作っていく。
明日は今年の冬大根作りの準備に掛からなければならない。 種蒔きの日を想定し、息つく間もなく準備に追われる日々が明後日頃から始まる稲刈りが終了するまで続くのだ。