おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

雨の日曜日

2007-02-18 07:15:00 | Weblog
起きたら雨だった。
又二日酔いの頭で確か昨日は曇りのマークが出ていたのにね和南津の天気予報はと思いながら除雪隊の朝食を作った。
予約がお昼に三つ小さな子供さんがいる畳の部屋が空いていない。
ほかに仕出しと夜の予約で3つ。
やっと日曜日らしい日になった。
まだ誰もこないと思っていたらいきなり地下室の戸が開きヒロちゃんが出勤してきた。
茶碗蒸しの準備が出来てないので早出だそうだ。
その跡継ぎから次へとみんな出勤した来た。シゲ丸さんが心配するとおりお客さんより働いてる人のほうが多いみたいだ。
そう見えたのは昨日のことで仕込みや準備が一杯あったのだった。
お昼に同時3っの宴会とお店をこなさなければいけない。
それとピザヤとユリの販売もある。
ピザの注文が10枚ぐらい来たり、豚ロース味噌漬け焼きが一杯挟まるからピザ部門は火を噴いていた。
そばはあまり出なかったが三つの宴会に出さなければいけないのでお昼に四回打った。
少しダイエット中だったのでおなかがすいてヘコヘコ。
ほかに飲む人がいて普段出ないカジカ酒も出た。
激震ラーメンも安定して出てチャーシューが足りなくなりそうで明日急いで仕込み始める。
でも7-8日掛かるので間に合うと良いが。
新潟銘醸に頼んでで激震ラーメンのワンカップを作ってもらう。
又おかしなものを作ってと親方にしかられそうだ。
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音羽シェフがやってくる

2007-02-17 08:19:29 | Weblog
夜明けがだいぶ早くなり目覚ましがなる前から目が覚めた。
昨晩酒を飲まなかったせいもあるようだが。
霙がフロントガラスに張り付いたまま薄い氷になっていた。
それをファンで溶かして走りだすまでの時間を見ておかなかったから少しあせったのと寒い車内でじっとしていると寒さが余計感じる。
薄いカーデガンを羽織っただけなのに寒さがそれ以上骨身に沁みないのは厚い皮下脂肪のおかげ。
目が闇になれて暗さが気にならなかったのでライトをつけなかったらほかの車はみんなライトをつけていた。
朝食をセットし終えて東の空を見ると魚野川の河原の木が霧に見えなくなるあたりが明るく輝き月のような日が昇ってきた。
マキ婆がくるなり満月が綺麗だったやーと言ったので、お日様だよと言うと、ホンにそうだいやと照れながらタイムカードを押しに行った。
それほど満月のようなお日様も高くなるにつれて光が増して正視できなくなった。
真上霧の隙間に青空が見え始めて穏やかな田舎の一日が始まる。
市場に必要なものを買いに行った。
余計のものも買ってしまった。
明日の予約の準備が一杯あったり夜予約が2つあるのでお昼過ぎから六日町に行って音羽さんに会いに行くのはためらっていたが客足が少ないのと人手があったので行くことにした。
新潟県が開発した刺身で食べられる虹鱒の関係者も出席するのもすごく興味があったからだ。
時間が無いので高速を飛ばしていきながらもし虹鱒が常時手に入ることが出来ればどんな料理にしてみたいか考えながら行った。まず思いついたのは蕎麦との組み合わせであった。
鮮度がいいと生臭さがあまり無いので山菜と蕎麦と虹鱒のサラダ。
頭や骨からとっただしと身の揚げ物などで温かい蕎麦。
考えは尽きることなく膨らんでいく。
久しぶりに音羽さんと会った。
3月に又来て本格的のコース利料理を一緒にに作ってくれるらしい。
緊張するけどすごく楽しみ。
夜の予約の一つは自分の会。
盛り上がって最後は政治の話。
又明日は禁酒。
体重はリバウンドした。
昨日アカデミイー賞の受賞番組を見た。
渡辺健さんは同郷の人だったが今は世界の人になっている。
すごい人生の人だ。
でも映画は見ないだろう。
武士の一分も見ないと思う。
なんとなく心の傷がまだ乾いてなく大道脈に近いかさぶたが剥がされそうでこれ以上心が激震することに耐えられなく出血が止まらないのかもしれない恐怖が心の奥にあって。
きっと見ればすごい衝撃を受けるのではないかと。
想像ではフラガールのほうが自分の生きている事柄に近そうで見たい気もする。

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二日酔い

2007-02-16 14:50:21 | Weblog
昨日かえって来たらキンちゃんと親方が盛り上がっていたので仲間になり早速52度の中国の酒を飲んだ。
日本円で三万円ぐらいの価値がある酒は度数の割りに滑らかで香りも甘く上品であった。
注ぎ口が小さく一度に一杯注げなくなってるのと度数が強いので少しづつついで7-8杯も飲んでしまって後のことは覚えていない。
でも朝いつものように朝食を作った。
けれども自分は二日酔いで少ししか食べられなかった。
昨日からの吹雪で木々の幹まで雪に覆われまるで白樺林が突然出現したようだ。
積雪は30センチに逆戻り。
雪の貯蔵庫の雪が少なくなったのでいいチャンス到来と喜んでいたら、やることが一杯あって手がすいたときにはスタッフの車がみんな踏み潰して駐車してしまったので出来なかった。
時々日差しがあり新雪の世界は気持ちが引き締まるようだ。
昼定食は生姜焼肉。
スタッフが全員集合したのと疲れたので昼寝をした。
宴会が始まってから起き出し風呂に入りまだ光の残っている雪面を見ながら雪見風呂を楽しんだ。
星野さんが心配して首領のことを電話してきた。
ちょっと薄情なような言い方だったけど今考えていることを言った。
彼が自分の障害の重さに直面し現実を受け止められるように感じられるようになったら御見舞に行くことを言った。
僕も数年前に堀之内病院では対応が出来ないからと言われ救急車に乗せられて長岡の立川病院に送られる途中に思ったことは、それなりに考えていた人生はもう送れないのだなーととりあえず何とか生き延びたいねと。
きっと彼はこれから悲しい涙を一杯流しながら半身付随を自分の最良の状態と認めなければいけないのだろう。
僕も災害の後千年分の涙を流したような気がした。
でも彼と違ってたのは悲しくて流した涙ではなく周りの人たちの温かい心に触れたからだった。
できれば僕の考え方を真似してくれれば良いと思う。
半分残ったからラッキーと。
僕だったら泣きながら無理にそう思う。
五体満足な僕が彼に言う訳には行かないけど。
彼は又僕たちに貴重な警告を送ってくれた。
今日から禁酒。
明日解禁。
一ヶ月3キロ、一日百グラム。
体重を落とす。
三日坊主でも3百グラム減る。
まだ続いているの掃除の賢人。
取り巻きは三日坊主といいたそうだけどもう6日も経っている。
問題は問題意識をどうキープするかだ。

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久しぶりの風邪

2007-02-15 07:36:26 | Weblog
一昨日川口温泉の帰りに一杯飲むかとなったとき焼肉屋には行きたくなかったけど当てにしてたすし屋が休みでしょうがなかった。
肉はいやだと思ったときからきっと体が予感してたのではと今思っている。
同業の豊島やさんが若いときみんなで肉を腹いっぱい食べると翌日はどうゆうわけか風邪を引いたと話したことを思い出している。
何でもからだが酸性いになるらしい。
そんなわけで久しぶりの風邪になった。
肉は少なめにしてキムチを食べていたのだけれど。
やせているとどうも風邪を引きやすいと思うので体重を落とす気にはなれない。
ただ意志が弱いだけだけど。
昨晩は風が吹き出し自宅に自分の寝室はそよ風が感じられた。
その話になったら妻がここは寒くてとても寝ていられないと言った。
俺だって寒くてなぜ体調がコントロールできないかと悩んでいるのにもっと気配りがあって良いのにと言ってやりたかったが、コントロール出来ないのは自分が悪いのだと解っていたからあえて紛争の種をまかないにしょうと思った。
それで寒くて熟睡が出来ないといったら赤い純毛の帽子を持ってきてくれた。
それだったら早く寒い悩みを相談すべきだった。
なぜ心が寒いか
昼はたいしたお客さんが来なかった。
銀行の新年会を忘れていた。
いつもフキノトウの天ぷらを手持ちにしたのだが、今回はピザにした。
ある程度飲んだらヒロちゃんに迎えに来てもらった。
親方が持ってきてくれた52度の中国の酒が飲みたかったからだ。
香りがきつく今までで飲んだ日本人がほとんどノーと言った酒だ。
作ってから30年経っている酒は昨日匂いを嗅いだ時から僕を虜にしていた。

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NHKからの電話

2007-02-14 19:03:20 | Weblog
昨日はやめに飲むのをやめたけど自宅で妻の前で話しながら飲んだり食ったりしたので寝起きが悪い。
寒かったのと星があまり綺麗だったので冷え込むと思い毛布を一枚余分にかけて合計四枚にになったらさすが重いのと熱すぎた。
頭が寒いので毛糸の帽子をかぶって寝たほうがいいのかもしれない。
思い体を引きずるように朝食を作った。
久しぶりの宴会予約があるので市場にいった。
刺身のマグロと考えていたけどマグロがあまり無くせり値段が高くあきらめて生きじめのヒラメと養殖の鯛を買った。
後南蛮海老とたこの頭を買いたこは独活と酢の物にした。
畳の部屋で二の膳付きの宴会。
板長が休みで少し忙しい。
お昼前に電話がなってでるとNHKからだった。
どこから探したのか山菜のことで聞きたいことがあるとの事だった。
企画内容は春の山菜で生活ほっとモーニングという番組だった。
二時間かけ原稿用紙二枚半を書いて送った。
日本中だからきっと没になると思うけど。
久しぶりに親方がやってきた。
先日沖縄に行ってきたらしく手には一杯お土産を持ってきてくれた。
琉球泡盛や豚の顔の燻製黒砂糖といろいろだった。
話したいことが山ほどありそうだが手がすかないのでそのままにしてたら広井さんに声を掛けちゃんと話し相手をキープしていた。
そのうちにウッチャンがやってきてにぎやかな3人の宴会が続いている。
今日のお客さんはかなり酔っている。
足取りも危なくはらはらしながら一人づつ送った。
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桃色の霧

2007-02-13 07:35:23 | Weblog
冬型の気圧配置が崩れ天気図の上では晴れているわけなのにいつまで雨がぱらついていた。
朝になっても霧が晴れないが真上の方は薄い水色のような気がする。
明け方腹が痛く目が覚めた。
寝る前に食べ過ぎるのと昨日の首領の容態を思い出したりしたためかもしれない。
自分がそのようになったら家族は店はなど考えたくなかったのだがいつの間にか頭の隅に現れてくる。
それと目が覚めたのでストーブのスイッチを入れておいた。
そしてリラックスするように腹式呼吸をしていたらいつの間にか深い眠りに落ち目覚ましに気が付かず止めなかったので又鳴った音に目が覚めた。
体が芯から温まり気持ちも久しぶりに満ち溢れていた。
自宅の自分が寝てる部屋は地震で一番被害が大きくまだ隙間風が吹いているのだ。
冷えすぎるから部屋の中にもう一つテントを張ってその中に布団を敷いて寝てみよう。
除雪隊がご飯を食べに来る頃になったら東のほうの霧が薄い桃色に染まり始め、ムスリが小鳥を狙い川岸の胡桃の木の横を旋回している。
お昼近くにやっと霧が晴れ開店前からお客さんが待っていた。
年配のグループや若いカップルが来ていろいろなメニユーが出た。
相変わらずのなんでも屋さんだ。
予約が無いので川口温泉に行った。
体重計にのって驚いた。
一週間で一キロ増えている。
自宅で夕食を食べ過ぎている。
その後楽園に行った。
川口町の焼き鳥屋さんで前のパチンコ屋を改造して始めた商売だったが、地震で一階部分がつぶれ、それを取り除きそのまま二階を一階にした店だった。
店主は言った、地震の時一杯お客がいたのに誰もつぶれなかった。
カウンターがあったので空間が出来たのだそうだ。
こんなことで許可が下りるのだろうか、凄い店だった。
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新雪の色

2007-02-12 09:18:12 | Weblog
積雪が20センチを割ると思っていたら久しぶりのまとまった雪で30センチ近くになってしまった。
二月に積雪ゼロの日が来るかもしれないと思っていたがやっぱりそうは問屋が卸さない日だった。
もうあきらめてリズムを春用に近づけたのにやはり新雪に覆われると何か気分が引き締まりだらだらした考えにもそして又人生のスタートをやり直したときの純粋の気持ちが蘇って来る。
木々の枝に絡みつく雪も気温が高く霙に近く木々の色を覆いつくせず普段は雪花みたいに白く輝くのに茶に近い灰色になっている。
昨日忙しくご飯も完売だったのでいつもより早く起きてご飯を炊いた。
目覚ましがなったが昨日の疲れでなかなか起きられなかった。
除雪隊も大勢朝食を食べに来たがお昼は休日と雪がやむ予報らしく一部の人たちを残してみな帰ってしまうらしくお昼の予約が無かった。
ラーメンスープも完売激震チャーシューも在庫がなくなって今日作る。
予約はゼロ。
久しぶりにたくあんを外の漬物小屋から出してきて除雪隊に出した残りを味見してみたらもう多少酸っぱくなって来た。
気温が高くいつもは雪に覆われているのに今年の暖冬が影響していると思うし未だ大分有るたくあんの使い方を考えないといけない。
薄く切って水出ししてきんぴらが一般的だが、もう一回味を付け直し生姜と辛味を入れてお新香に使ってもいいし、ちょっと変わってスパイスや生トマトやオリーブオイルで食べても美味しい。
ゴルゴンゾーラソースに挑戦してみる。
ひさしぶりに雪の積もるのを見ているとどんどん雪に覆われた景色と重なってなぜか心の露出している傷が覆い隠され冷やされるような落ち着いた気持ちになってくる。
今店はユリの花盛り。
ホームセンターにバケツを買いに行ってそれにいっぱいのユリと猫柳を入れて女性用トイレの空間においた。
手洗いのとこにも置いたけど暖房費と除雪の手間代が掛からなかったのでその余裕と感謝の気持ちを見える型にした。
お客さんがこんな人目にあまり触れないとこに一抱えもあるユリの花を飾っておいてもったいないもったいないと言いながらでも気持ちが和んでいるのか余裕ある足取りで帰られているように見える。
雪が小止みになって又墨絵の世界が広がりだした出来るとこから又一歩一歩前に進もう。
駐車場の除雪をやっていると二郎さんが首領から電話が無かったかと聞きに来た。
なぜと聞き返すと昨日蕎麦よーれっこしょうと呼びに行ったら目の前で倒れ救急車を呼んだからと。
どんな具合と聞くとそれが電話も通じないからここに電話があったかと思って聞きに来たんだと。
どうも脳の病気らしい。
携帯に電話したけど出なく、ほかの人にも聞いたが解らなかった。
さっき娘さんから電話で最悪のことになってもう歩けないかもと言ってきた。
今はとても切なく悔しい。
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行列の出来る店

2007-02-11 20:59:49 | Weblog
昨日は星野さんと飲もうと思っていたら、六日町の友達ご夫婦が見えたために飲めず後で謝ってしまった。
土曜日なのに予約が無く六日町の友と飲んでしまった。
年は僕より20歳も多く大先輩なのだ。
世の中の気に食わないことが一杯溜まったらしくみんな話していった。
自宅に帰らずビールをいっぱい飲んだので店に泊まった。
予約が三つで連休の日曜日でその上雪中花水祝いがあるので何かと忙しい。
バイトの子たちもこれない人が三人いるので朝食も摂らず新聞も読まずパソコンもほったらかしで三時までやり続けた。
座れる席は40席ぐらいなのでお昼は何組も入り口で席が空くのを待っていた。
最後の予約を受けなければこんなことにはならないのだがまず売り上げが欲しくて受けてしまった。
久しぶりの冬型で雷のなる天気だった。

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ドイツ流掃除の賢人

2007-02-10 08:16:53 | Weblog
昨日蔦屋に週間ウェークを買いに寄った。
隣の角倉に薬を買うために行ったついでに。
どこを探してもウイークが見つからず何も買わずに出るのも悪いような気がして横のコーナーを見たら女性向きだったけどドイツ流掃除の賢人と言うタイトルが気になって買ってしまった。
店はまだ朝で早かった事もあり客も少なく、もし隣に人でもいなければ手を伸ばさなかっただろうが。
前から何でも首を突っ込み周りから頭の中までジャングル状態。
何かいい妙案が無いか生活を見直さなければと思ってた矢先だったからだ。
帰って机の上においたらみんながらしくない本だと言い、広井さんは半分納得した感じで読み終わったら私にも貸してと頼まれた。
出だしを少し読んだ。
何か出来そうな気がして少し実践し始めた。
使ったら元に戻す、何かしたら汚れないうちに拭く、そんなことの習慣をつけることによって後はたいした掃除もしなくてもいいそうだ。
ドイツ人は暮れの大掃除の習慣が無いそうだ。
しばらく読んで実践しょうと思う。
きっと三日坊主だろうが。
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いつも見る夢

2007-02-09 08:15:14 | Weblog
夜半から雨がトタン屋根を鳴らしている。
それと一緒に娘も何かごそごそ動き回ってなかなか良く寝れないでいたら又いつもの小川が出てきた。
この前は魚だったが今日は大きな一抱えもあるどちらかと言えばこめつきかにに似ている。
雄雌ともいて下り始めたのでつめを押さえて捕まえた。
ほかにも誰かがいて捕まえていた。
見たことも無い新種のかになのでどこか研究機関に連絡しょうと思ってたら大勢集まった人たちが茹でて食べてしまっていた。
その辺で目が覚めたら又抜け出して体が冷え切っていた。
いつも寒くて寝ていると魚取の夢を見るみたいだ。
今は見なくなったが学校に行くと自分の席が無かったりどうしてもいけない夢があった。
それを見なくなったのは年をとって人生のあきらめが心を占めているのではないかと思っている。
ほんとは恋をしたり別の意味で夢多き人間にならなければ店の魅力を考えられないような枯れ木人間になってしまう。
そんな気持ちと売り上げが伸びず娘に振り回されている現状に気持ちは沈んでいる。
年配のお客さんがとっても美味しかったよと言ってくれる言葉は心の救いになっている。
工務店の棟梁たちの仲間が奥さん同伴でやってきた。
その前に娘と出かけあまり眠いので車から降りずに寝ていたら体が冷え横腹が痛くなってきた。
その上もう長い付き合いの長谷川さんが亡くなり今日お通夜であることを2時頃知らされた。
横浜の鶴見区が会場なので新幹線に乗れば6時から始まる通夜に間に合うかなど考えたのも影響している。
結局仲間が電報にしょうといってたのでそれに合わせた。
横になっていたら温まってきてそのまま寝込んでしまった。
料理はほとんど出来ているので顔を出さないでいたら呼びにこられて生ハムが食べたいと言っているよと言われた。
どうも乗り気が無く顔を出したくなかったがそれでは失礼に当たるのと店で一番年代ものの赤ワインを飲んだと言っていたので挨拶を兼ねてチーズを6-7種類持っていった。
もっといいワインがあったのだけれどと言ったらそれもくれと言われた。
荒川のフナの甘露煮も付け合せの磯谷さんに頂いた山葵の芽の梅酢漬けも、ほうれん草とふきのとうの胡麻和えも、そしてせり炒めもみんな食べてどこかの社長さんがこんなに食べたのは初めてと言って旨かったと言ってくれた。
棟梁もみんな良く食べてワインは好きじゃなかったけどチーズと一緒に飲んだら旨かったと言った。
うれしくて叔父が作った原種で野生の辛味大根と磯谷さんの生山葵をすって十割手打ちそばの薬味に出した。
そしたら先ほどの社長さんはチーズに生山葵を付けたり、辛味大根と一緒に食べ新しい世界を発見したと喜んでいたので今度別のお客さんの時も自分で考案したような顔をして提供しょう。
何せパクリノガクなのだ。
ワインが好評なのは数あるボルドーのシャトーから僕たちに合った最高なものを集めてくれた道上爺のお陰。
彼はオランダの柔道の金メダリストヘイシンクを育てた先生だった。
先生の葬儀にも顔を出せなかったけど。
ほとんどの人たちが店を作るとき関わってくれた人だった。
施設から父が風邪気味になって熱とたんが絡むようになってきたと連絡があった。
妹が差し入れた暖かい下着を届けなかったからかもしれない。
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