おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

天下大風

2007-02-04 06:39:24 | Weblog
昨日前に葬儀をしてくれた星さんが来て、銀色の枝に小さなぬいぐるみをつけた飾り物を持ってきてくれた。
小さな子供の手先までよく綿を入れたものだと関心していると、マキ婆も懐かしいと、サルっ子ぼぼだいやーと言った。
昔親と作ったそうだ。
枝にはほかにフクロウと巾着、おくるみに入った稚児などがくくりつけてあってきっと子宝と苦労が無い事と(不苦労)金運の縁起物だと感じた。
みんな星さんの手作りでとてもかわいい。
良寛さんじゃないけど夜半から突然大風が吹いて一晩中荒れ狂っていた。
全壊、ひびだらけの自宅は隙間風と障子の音でアウトドアーで嵐にあったようだった。
始めは雨交じりだったのがやがて雪に変わったのは屋根に当たる雨音が消え、冷え込んできたからだった。
車のフロントガラスには霙が張り付きそのまま凍って一枚の板になっていた。
相変わらずの風が弱まってきたら今度は雪が強まってきた。
吹雪の中マキ婆が雪面を舐めるように風に向かって歩いてきた。
昨日はあんなに素晴らしかった新雪の景色も体調が優れず楽しめなかったけど又この雪で別の風景が出現し心の疲れを晒して入り込んだ不安や毒を薄めたい。
たいした仕事をしてるわけでもないのだから少し休んで言葉の通じない国でも行って石畳を歩きながら好みのバールなどに入りビールを飲んだり博物館など巡りながら別の光や色、そして感性にも触れ頭や心を揉みほぐしたい。
考えてみればやはり無理か・・・。
その前に娘と妻を連れどこか気晴らしの旅に行ってこよう。
店は第一日曜日で少し嵐にも負けないお客さんが来てくれるかも知れない。
チラシも入りじゃんけんピザで、注文してじゃんけんに勝つとピザが一枚無料という事にしてある。
予約が二つ。
店が始まったら急にピザの客さんがきはじめじゃんけんの人たちもぽつぽつ来た。
確率から行くと五割の勝率のはずが負けるほうが多い。
宣伝だからいいのだけれど勝った人たちの大げさのことにはなんとなく落ち込みそう。
でもピザ一枚でかなり宣伝してくれ買ったピザの味は数倍旨くなると思う。
イノシシ丼もかなり出たし相変わらず激震ラーメンは出る。
夕方のお客さんが早くなり早く閉店できれば川口温泉の露天風呂に雪と満月そして信濃川と魚野川が合流する夜景を見に行こう。


続く
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