雪国に生きて70年。
子供の頃長靴に入った雪の冷たさに泣いていた友を思い出した。
自分も泣きそう、遊ぶのに夢中で長靴には溶けた水が溜まってた。
暖かくなると急に血行が良くなって手や足の痛いこと。
だからちょっとぐらいの雪では慌てない。
雪が溶ける春をじっと待てば良いのだ。
文明が進み便利な世の中になってドアを閉めれば別世界の人は自分が自然のチカラには無力を感じた人もいただろう。
簡単に情報を取り出せる世の中。
それは自分の能力ではないのだ。
人を疑うのは気分が良くないが自然を疑っても良いとこの頃思ってる。
だから自分の車には非常食や防寒上着が3枚ほど乗ってる。
一枚は袖に足を通す。
二枚目は羽織るか床に敷く。
さらにもう一枚着る。
今の通勤スタイル。
市場の冷凍庫に入るためだけど。
水は雪を食べる。
トイレは雪の穴を作って足す。
最後に雪のテッシュ。
辛い料理を作って食べるのをユウチュウブ煮出すからと言われてハバネロキムチラーメンを作った。
結果は後日。
燻大根ができた。
毎日除雪の日々だった。