





雪解けも進みうれしいような切ない様な。
信濃川のたまりにいる3羽の白鳥も何となく動きが違ってきた。
気のせいなのだろうか。
北に心が飛び始めてるのかも。
もう旅たったとい思ったらまだ居たからしばらく眺めてた。
春の日差しは瀬を輝かせていた。


今度は板長の休み。
張り切ってる割にお客さんが来ない。
とうとう昔の遊女みたいにお茶を挽きだした。
たっぷり入れて出すとおいしいから売ってくれというお客さんもいる。
お茶のせいもあるが姫川薬石を入れて沸かしてるお湯だからかなとこの頃考えてみた。

夜の予約は炉端のお客さんだけ。
まだらのカマと野菜などで作った。
だしはカツオ節や刺身を作った時出るガラでとった。
まろやかで濃厚な出汁の鍋は多鍋。
みんな食べてはいけないよ、僕の夕飯の分と朝の雑炊の分を残してと頼んだ。
hiyo_please/}


ランキングを楽しみに書いてます、一押しをお願いします