ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

人が生きることは根源的に容易ではないのだ ということを考えながら日々をすごしたいなぁって思います

2008年02月26日 | 格差社会を考える
マイミクのみやもんさんが
「国会での志位質問の動画観ました?下手な法廷モノの映画より断然面白いっすよ!なんか2ちゃんとかでも話題らしいっす。」
っていっていたので、いま動画みています

50分あるので多分途中で中断します (いまは足裏マッサージと肩をほぐしながら見ています)
http://jp.youtube.com/watch?v=6I_NTfz3RNs&feature=PlayList&p=C663A7F8B1E28182&index=0

なんか、反共産党な人も絶賛しているというのがわかる気がする。
今回に限っていえばとてもいい。

本来、今の派遣法は正当なのか?
これを法として許していいのか?
という活発な議論があるべきだと思うが、自民党も民主党もそれを回避してきた

日本共産党にしても、公務員労組を母体にしているだけに、官製ワーキングプアーについてはほとんど切り込んでこなかったという弱点はあるが、まぁ、今回の国会質問に関していえば、労働者の見方 という立場という看板に偽りなし だと思う

日本共産党がこういう活動をして支持を広げたいなら、やはり9条と共産主義の看板を下ろせばいいと思うし、中国の腰巾着はやめればいいと思う。

こういう国会答弁を民主党の労組族からでてこないことが、この国の労働運動の腐敗を表していると思う。

僕は日本共産党はほんとうにしょうもない政党だと思うけど、それでも、正しいことをしたときには、行為自身は正当に評価すべきだと思うし、今回はそういう行為をしたようです

衝突事故に「恐らく生存ない」

2008年02月26日 | 徒然なるまま(日々雑事)
衝突事故に「恐らく生存ない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=412488&media_id=4

記事は、「さぁ国民のみなさん、一緒に批判しましょう!!」
ってな書きぶりですが、客観的に考えて、この発言は当然です

冬の海における、救命胴衣なしでの生存確率というものを考えれば、「可能性はほぼない」というのは事実でしょう


で、僕が書きたかったのはあいかわらずマスコミってアホだよねって話じゃなくて、

漁師の人たちというのは、一歩間違えば命を失う仕事をしているということです
漁師にしても山で命を落とすこともあるし、山の幸をとりにいって熊に襲われることもある

食べ物をとるという行為は時として命がけだということです

先進国で消費者として生活をしているとついつい忘れがちですし、、空調完備のオフィスにいて生計を立てていると、その重みを忘れてしまいがちですけどね

だからこそ、「いただきます」というのだと僕は思います
それは古来からの神道的な価値観で、「生あるものの命を貰って自分は生きている」ということから「いただきます」だといいますが、それ以外にも、「漁師や農家の人に感謝する」というのもあると思います

http://www.atc.ne.jp/seikindo/html/kamigamino.htm
小説家の池澤夏樹氏のこの言葉が一番僕にはしっくりきます

「食べ物を作るという仕事は、神様の仕事に近いのかもしれない」



今日は牡蠣なべ&キムチ鍋でした
最初は野菜と豆腐と牡蠣と味噌と酒かすの鍋を食べて
その煮汁にキムチ鍋の元を加えて、野菜と豆腐と豚肉とにんにくの鍋を作って食べました

一緒に飲んだお酒は、「真澄 純米吟醸 あらばしり」です

幸せだニャァ猫

そういう幸せを堪能できるのは、農家の人や、漁師の人や杜氏の人、そして太陽や風や水の神々のおかげです

自衛隊批判の前に、改めて、食をつむいでいる漁師の方々に感謝の意を表したいと思いますし、可能性はほとんどないけど、ご無事でいることをお祈りいたします