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風色明媚

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”新生”ペンタトニックス始動!!

2017年08月01日 | ペンタトニックス
待ちに待ったニュースが飛び込んできました!

アヴィ・カプランのいない”新生”ペンタトニックスが活動を開始し
新しいミュージック・ヴィデオが公開されました。
7月28日に YouTube で限定公開が始まっていましたが、今日(アメリカ時間では31日)一般公開されました。


Dancing On My Own - Pentatonix (Robyn Cover)



この曲は、スウェーデン出身のシンガーソングライター Robyn ロビン が2010年にリリースしたもののカヴァーです。
オリジナルはこちら。

Robyn - Dancing On My Own





一目見て感慨深かったのは、メンバーが4人しかいないこと。
アヴィが抜けたのですから当然と言えば当然ですが
5人での姿を見慣れているせいか、1人欠けると何となくスカスカした印象を受けます。
4人だけで続けるかもしれないし、新メンバーが加入するかもしれない…。
どちらの場合も予想していましたので、やはりという想いと同時に、少し意外な気もしました。

ケヴィン・オルソラのチェロも目を引きます。
ケヴィンのチェロは何度か採り入れられており、ヴィデオにも登場していますが
前回は2014年の「 Papaoutai パパウテ」でしたので約3年ぶりになります。


このヴィデオのタイトルには「 Official Video 」という銘が入っていません。
「 Official Video 」と銘打たないヴィデオも数多く公開されていますので珍しいことではありませんが
これはアヴィの抜けた後の方向性を探る過程の、いわば習作というような位置付けなのでしょうか。
ケヴィンのチェロの久々の登場も、その一環なのかもしれません。

やはり、アヴィの抜けた穴は小さくないと感じます。
アヴィの柔らかな低音は、他のメンバーほど目立つことはないものの
曲に厚みとコクを与えていたことを今更ながら強く感じさせられることになりました。

とは言え、コーラス・グループにはヴォーカル・ベースが不可欠というわけでもありません。
同じような音域のメンバーのみから成るグループも多く存在しますので
ヴォーカル・ベースなしで行くという選択肢も当然あると思いますし、他にもいくつか可能性は考えられます。

差し当たって”新生”ペンタトニックスは4人でスタートを切りましたが
4人だけで続けていくという正式なアナウンスがあったわけではありません。
今のところは「ペンタトニックスは継続する」という情報があるのみです。
おそらく、次回公開される「 Official Video 」には、残った4人の意向が反映され
今後に関する何らかの宣言が盛り込まれるのではないかと推測し、かつ期待をしています。

ペンタトニックスは8月5日から9月3日まで、地元アメリカで”最後”のツアーを行います。
アヴィ・カプランも参加する、5人揃っての最後のツアーです。
それが終われば、いよいよ”新生”ペンタトニックスの本格始動となりますが
アヴィの抜けた穴を何かで埋める…というような補修的な発想よりも
実験と試行錯誤を繰り返して新たな世界を紡ぎ出してきた彼ら独自のポリシーを再確認して
再度ペンタトニックスを構築し直すという姿勢の方が彼ららしいと思います。

4人だけで続けるにせよ、新メンバーを迎えるにせよ
あるいは、今までとは大きく異なる形態を取ることになったとしても
驚きと意外性に満ちたペンタトニックスの次の一歩を楽しみにしていることには何も変わりがありません。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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それぞれの道 Superfruit と Kirstin と Kevin

2017年06月28日 | ペンタトニックス
2011年のペンタトニックス結成から6年。

5月のアヴィ・カプランの脱退発表に始まり
カースティン・マルドナードのソロデビューEPのリリース予告。
今月に入って、スコット・ホーイングとミッチ・グラッシのユニット「スーパーフルーツ」のデビューEPリリース予告と
ここ1ヶ月半の間に、グループ以外の、メンバーそれぞれの動きが活発になっています。

5月末に日本公演が終わり、7月・8月の2ヶ月間はアメリカ・ツアーがありますので
ツアーのない6月を、メンバーそれぞれの活動に当てるということなのかもしれませんが
いずれにしても、グループとしては明らかにターニングポイントに来ています。


アヴィ・カプランのソロ活動については何度か書きましたので
今回はスーパーフルーツとカースティン・マルドナードのプロジェクトについてご紹介し
大きな動きはないものの、ビートボクサーのケヴィン・オルソラについても少し触れます。



◆ Superfruit

スコット・ホーイングとミッチ・グラッシの二人による「 Superfruit スーパーフルーツ」
2013年から YouTube を舞台に活動を続けている ユニットです。
アップされる動画の大半は軽いノリの掛け合い漫才的なトークですが
そこはペンタトニックスの一員ですから、ミュージック・ヴィデオも少しづつ発表しています。


今までは YouTube ユニットとして活動してきたスーパーフルーツですが
「Future Friends」というタイトルのEPを、Part.1 と Part.2 に分けて時間差で2枚リリースします。
Part.1 は6月30日にリリース。(20日より配信予約が始まっています)


Twitter より引用


1 Imaginary Parties

2 Bad 4 Us

3 Worth It ( Perfect )

4 Vacation

5 Sexy Ladies

6 Heartthrob

7 Future Friends



7曲すべてがオリジナルのようですが
2曲目の「 Bad 4 Us 」は、スーパーフルーツ初のオフィシャル・ヴィデオとして
昨年10月に 、すでに YouTube にアップされています。

Superfruit - Bad 4 Us [Official Video]




このEP「Future Friends Part.1 」のコマーシャル・ヴィデオが23日にアップされています。
全曲のリストと、それそれの曲の一部が試聴できるようになっています。

FUTURE FRIENDS PART ONE (INFOMERCIAL)






そして Part.2 は9月15日にリリースされます。
曲目などは今のところ発表されていません。


Twitter より引用






◆ Kirstin

「 Kirstin カースティン」という名前でソロデビューするカースティン・マルドナード。
デビューEPのタイトルは「 L•O•V•E ラヴ 」
7月14日
にリリースされます。
すでに Apple Music や iTunes では配信予約が始まっているようですが
ネット配信だけではなくCDもリリースされます。
そして、日本盤も7月26日にリリースされることが発表されました。



Twitter より引用


1 Break a Little

2 All Night

3 Something Real

4 See It

5 Naked

6 Bad Weather



海外盤には以上の6曲が収録されていますが、日本盤にはボーナス・トラックとして


7 Break A Little ( Lash remix )

8 Break A Little ( Madison Mars remix )


「 Break a Little 」のリミックスが2曲追加収録されます。



1曲目の「 Break a Little 」のミュージック・ヴィデオはご紹介済みですので
今回は、2曲目の「 All Night 」をご紹介します。

kirstin - All Night (Official Video)



なお、日本盤ボーナス・トラックの2曲も、すでに YouTube で公開されています。
興味のある方は彼女の YouTube チャンネル「 Kirstin VEVO 」をご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UC6nJcoe15N6nL_DmUisfHOA/featured


ヴィデオの中にオオカミ犬らしき大型犬が登場しますが
カースティン自身も2頭のシベリアン・ハスキーと暮らしています。
YouTube にはハスキーたちの動画もいくつか投稿されており
ツイッターでは、2頭それぞれが独自のアカウントを持っています。


Twitterより引用

カースティンの愛犬、パスカル(左)オラフ(右)





◆ Kevin Olusola ( Kevin "K.O." Olusola )

唯一、EPリリースなどの大きな動きのないケヴィン・オルソラですが
彼はペンタトニックス結成以前より YouTube では注目される存在でした。
幼少期より続けているチェロにビートボックスを加えた
「チェロボキシング」と名付けられた独特の演奏スタイルで
他のメンバーより地味に見えるものの、着実にソロ活動も続けています。

ビートボクサーのケヴィンは、ビートボックスを入れない曲の場合はコーラスに参加しています。
そして、時折、ソロヴォーカルを担当するパートがありますが
その歌声たるや、メンバーの中で一番優しく、癒される声!なのです。


ペンタトニックスはア・カペラが基本ですが、彼のチェロを取り入れた曲も数曲あります。
コンサートでも(ミニ・コンサートは除く)必ず1曲、ケヴィンのチェロボキシング独演が入ります。
先日聴きに行った東京公演でもそうでしたが
最近は、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード」が定番になっているようです。

Prelude from Bach Cello Suite No.1 - Kevin "K.O." Olusola





結成から6年を経て、ペンタトニックスは分岐点を迎えています。
一人一人が際立った個性の持ち主で、5人寄れば文殊以上の知恵を絞り出してきた彼らですが
やはり、ターニングポイント・過渡期というものは必ず訪れます。

ひたすら突っ走ってきた6年間で、グラミー賞3年連続受賞などの輝かしい活躍を見せていますが
実現できたものと、実現できなかったものとがあると思います。
それをしっかり踏まえて今後の方向性を探るための重大な節目に来ているのだと思います。
ある意味、今までの6年間よりも、ここ数ヶ月間の方が過酷な時間なのかもしれません。

アヴィ・カプランが抜ける9月以降のペンタトニックスの動向は、今は何も発表されていませんが
この山場を越えた後に、新生ペンタトニックスとして何が生まれてくるのか
今頃、全世界のフォロワーたちは期待と不安で一喜一憂していることと思います。



ペンタトニックスを知ってから、まだ1年半ほどしか経っていませんが
彼らの姿勢・作品は、私にとって大きな刺激となっています。
既成の枠に囚われない意識と感受性、柔軟な発想力、荒削りながら思い切りの良い表現力。
ペンタトニックスの魅力の要素は、そのまま私の仕事である絵画でも根幹を成す要素です。

音楽と絵画、その外形と手法は大きく異なりますが
とどのつまりは、行き着く先は、同じところにあるのだろうと思います。

自分の本性を可能な限り引きずり出して晒すこと。

おそらく、それに尽きるのではないかと思っています。
そう考えると、今の私に足りないものが、より浮き彫りになってくるのを感じます。
足りないものが何であるか、漠然と気がついてはいましたが
より明確に知らしめてくれたものの一つが、ペンタトニックスであるような気がしているのです。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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老骨に鞭打ってペンタ観戦!

2017年06月02日 | ペンタトニックス
5月25日の福岡公演からスタートしたペンタトニックスの日本ツアーは
27日の東京(1回目)、29日の名古屋、30日の大阪を経て
31日の2回目の東京公演がファイナルとなりました。

その最終公演(東京国際フォーラム)に夫婦で行ってまいりました! イェ〜イ!

私達にとってポップスのコンサートは、実に24年ぶりで2度目。
前回は、解散後一時的に再結成されたサイモン&ガーファンクルの東京ドームでの公演でした。

4月22日にチケットの一般販売が開始されてすぐにネットで申し込んだのですが
東京公演1回目の27日はすでに売り切れ
31日の2回目も、ステージフロントシートは売り切れて
取れたのは、だいぶ後の方の席でした。






開場1時間前に有楽町駅近くの東京国際フォーラムに着きましたが
会場前の広場には一目でペンタの観客と分かる人々がウジャウジャたむろしており
予想通り大半は若い人達。
ペンタのロゴ入りTシャツを着込み、プレゼントや手紙などを黙々と準備する姿が多く見受けられました。
それでも、中年以上と思しき人も結構いたように思います。
しかし、私達のように60を超えたジジ・ババと思われる人は、さすがに少数だったようです。




初日の福岡公演から寄せ書き用の白い大きな布が用意されていますが、それも5枚目。
若者ちゃん達が群がって熱心に書き込んでいました。
それにしても、ほとんどの書き込みが英語で書かれています。
メッセージを贈る相手はアメリカ人ですから、英語で書くのが当然と言えば当然なのですが
今の若者はそんなに語学力があるの?
英語で書けといわれても「 This is a pen 」レベルしか書けない私には驚異的な光景でしたが
ま、おそらくは昨夜寝ずにスマホを片手に考えてきたものなのでしょうねぇ。


会場内は、スマホやコンパクトカメラでの撮影はOKでした。
一応スマホで撮ってみましたが、あまりに強烈なコントラストの照明ですし、ステージまで距離がありましたので
何が写っているか分からない写真ばかりになってしまいました。
以下の2点は画像ソフトで可能な限り補正してみたものです。








この写真ではメンバーの顔が識別できませんが
肉眼では何とか表情を窺い知れるくらいの距離でした。
もちろん双眼鏡を持参しましたので、一応ご尊顔は拝し奉ってまいりました。


演奏された曲目は以下の通りです。
会場によって、若干の違いがあったようです。

Cracked

Na Na Na

Cheerleader

Can't Sleep Love

Evolution of Michael Jackson

Love Yourself / Where Are U Now

ケヴィン・オルソラによるチェロ独奏 ( Bach Cello Suite No.1 + Beat Box )

Radioactive / Say Something / Papaoutai

No

Misbehavin'

Christus

Aha!

Imagine

Perfume

Daft Punk

( アンコール )

Can't Help Falling In Love

Sing



前述しましたように、ポップスのコンサートの経験は無いに等しいのですが
クラシックなどのコンサートとは違って
音楽をじっくり鑑賞するという場ではなく、あくまでも「祭典」であることは承知していました。
会場が聴衆の怒濤の歓声に包まれることも、もちろん承知していました。
開演するやいなや聴衆が一斉に立ち上がり
5千人の口から湧き起る、歓声とも奇声ともつかぬ雄叫びも気にはならず
うん、うん、さすがに我がペンタの人気は凄いねぇと、最初は余裕で聴いていました。
最初の内は…。

しかし、一つだけ予想外のことがありました。
曲が進んで行っても、誰一人座ろうとはしないのです。

え? 座らないの? もしかして最後まで?

聴衆が総立ちになる場面は当然予想していました。
曲が終わった時とか、特にハイテンションな曲の最中とか、そのくらいは予想していました。

コンサートは休憩時間無しで1時間半近くに及びます。
その間ずっと立ちっぱなしなのは、次第に老骨の足腰には響いてきます。
多少動きまわることができればまだ楽なのですが、前席との間の空間はごく僅か。
曲のリズムに合わせて多少体は動くものの、ディスコさながらに踊り続ける若者のように体は動いてくれません。
長時間一カ所に棒立ちになるのは、老骨には辛いものがあります。
と言って、座ればステージが見えなくなります。

熱狂と陶酔のルツボの中で、体力の衰えを実感しつつあるジジとババは
硬直し始めた足腰の筋肉をモゾモゾと動かして解きほぐしてみたり
少しでも楽な姿勢を維持しようと、無い知恵を絞りながら立ち続けるしかありません。

そうか、ポップスのコンサートとは、こういうものなのか。
指定席が確保されていると言えども、のんびり座ってはいられないこと。
観客にとっても体力勝負であることを学習しました。
もし次の機会があったら、忘れずに足腰を鍛えてから出かけます!




ペンタトニックスの日本ツアーは2年ぶりです。
2年前はまだ彼らのことを知りませんでしたし
昨年も来日してはいますが、単独公演は名古屋のみということでパスしました。
今回を逃すと、脱退が決まっているアヴィ・カプランがいなくなりますので
現メンバーが揃っているところを日本で生で観るには、必然的に今回しかなかったわけです。
ですから、この時期に東京公演が、しかも2回行われたことは私にはラッキーでした。
1回だけでしたら、チケットが取れずに諦めた可能性が高かったからです。

現メンバーによる、いわば「第一次ペンタトニックス」の
有終の美を直に見届けることができたのは幸いでした。



さて、脱退するアヴィ・カプランのソロ活動についてはすでにご紹介しましたが
2作目のミュージック・ヴィデオが公開されています。
今月9日にはデビューEP「 Sage and Stone 」がリリースされます。

QUARTER PAST FOUR - AVRIEL & THE SEQUOIAS






そして、メンバーの紅一点であるカースチィン・マルドナードのソロ活動も始まっています。
彼女は「 kirstin 」という名義で、YouTube の「 kirstinVEVO 」というチャンネルから
すでに最初のミュージック・ヴィデオを公開しています。
詳細はまだ不明ですが、夏にはデビューEPをリリースすると予告されています。

kirstin - Break A Little (Official Video)







日本ツアーは終わりましたが、7月からは2ヶ月間のアメリカツアーが始まります。
9月3日の最終日までアヴィは参加すると明言しています。
その後の「第二次ペンタトニックス」がどのような活動を続けて行くのか
メンバー構成がどうなるのかなど、今のところ詳細なアナウンスはないようです。

今月はツアーがありませんので、おそらく、いろいろなことが今月に決まる…かもしれません。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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ペンタトニックスから重大発表!

2017年05月13日 | ペンタトニックス
前回、ペンタトニックスで主にボーカルベースを担当するアヴィ・カプランのソロ・プロジェクトをご紹介しました。
その後公開されたソロ・プロジェクト初のミュージック・ヴィデオを観て「もしや…」と思うところがありましたが
昨12日、ショッキングな記事が Facebook に掲載され、予感めいたものが現実となりました。

アヴィ・カプランの脱退が発表されたのです!


Official Video「Hallelujah」より引用


Facebook に掲載されたアヴィのメッセージには、アヴィの想い・脱退の理由が英文で記されていますが
私のような英語の不自由な人のために、Twitter に翻訳をツイートしてくれた人がいます。

https://twitter.com/hashtag/PTXForever?src=hash&lang=ja


なお、すでに決まっている公演には予定通り参加するということです。
よって、25日から31日まで開催される日本公演にも出演することになりますが
日本では、現メンバーによるペンタトニックスの見納めということになります。
日本公演の後は、9月3日までアメリカ各地での公演スケジュールが決まっていますので
それが終わってから正式に脱退という段取りになるのでしょう。




ペンタトニックスは、2011年にアメリカNBCテレビのア・カペラオーディション番組「 The Sing Off 」のシーズン3に挑戦するために
テキサス出身の幼馴染みトリオであるスコット・ホーイング、カースティン・マルドナード、ミッチ・グラッシの3人をベースに
カリフォルニア出身のアヴィ・カプランと、ケンタッキー出身のケヴィン・オルソラが加入して結成されました。
「 Pentatonix 」という名称は、音楽用語の「五音音階 Pentatonic scale 」から命名されたものです。

その番組の様子を伝えるヴィデオもたくさんありますが、その一つをご紹介します。
日本語字幕つきですので、私のような非バイリンガルには大変ありがたいです。

[字幕] ペンタトニックス - Sing-Offパフォ・審査員コメ その4



その他の日本語字幕つきヴィデオに興味のある方はこちらを。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLlB9wNO9X7clNpLAyDI1HQV0yFEz4auf7



ペンタトニックスは結成から丸6年が経過しましたが
アヴィの脱退によって大きな節目と変化を迎えることになります。
ヴォーカルベースは表現に幅と深みを加える欠くべからざる存在ですので
アヴィが抜けたまま4人で続けて行くということは考えられません。
そもそも「ペンタトニックス」という名称自体、五人であることを前提につけられたものですので
適切な時期に新メンバーが加入し、「新生ペンタトニックス」として再スタートを切ることになるのだろうと思います。


ペンタトニックスは5人の個性が際立っており、「5人全員がペンタトニックスの顔」というイメージが私にはありますし
誰が欠けても、もはやペンタトニックスではない!という想いを、おそらく全てのファンも抱いているだろうと思います。
とは言え、メンバーの脱退というのは、グループという形態が絶えず抱えているリスクでもあろうと思います。
アヴィの脱退は、アヴィ自身にとっても、他のメンバーにとっても、彼ら以外には想像もつかない葛藤があったはずですので
言葉にならないほど残念ではありますが、彼らの決断を尊重することがファンとしての筋だと思います。
ペンタトニックスのことも、アヴィ・カプランのことも、その活動が続く限り、今までと変ることなく見守り続けるつもりでいます。




前回の記事でお知らせしましたように
アヴィはソロ活動として「 Avriel & the Sequoias アヴリエル・アンド・ザ・セコイアーズ 」をスタートさせており
6月9日にはデビューEPのリリースが決まっています。



Avriel&theSequoias の Twitterより引用




まだご紹介していませんでしたが、初のミュージック・ヴィデオはこちらです。

FIELDS AND PIER - AVRIEL & THE SEQUOIAS



今後はセコイアーズをメインとして、他のミュージシャンとのコラボなども続けて行くのだろうと思います。
ひょっとしたら、いずれは新生ペンタトニックスとセコイアーズがコラボするという企画が出てくるかもしれません。
いろいろ今後を想像することも、また楽しみです。
一度決めた以上、もう前を向いて進んで行くしかありません、何事も。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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アヴィ・カプランのソロ・プロジェクト!

2017年04月15日 | ペンタトニックス
今回は4月7日にリリースされたペンタトニックスの最新EP「PTX Vol.Ⅳ CLASSICS」に収録された7曲全部の
オリジナルとの聴き比べを予定していましたが…急遽変更!

メンバーの一人で、主にヴォーカルベースを担当するアヴィ・カプランのソロ・プロジェクトをご案内します。
6月には、ソロ・プロジェクトとしてのデビューEPがリリースされます!




本題に入る前に、ペンタトニックスの最新EPのリリースに合わせて7日の夜に公開された「 Bohemian Rhapsody 」をご紹介します。

[OFFICIAL VIDEO] Bohemian Rhapsody – Pentatonix



オリジナルは、イギリスのロックバンド Queen クイーンが1975年にリリースした名曲中の名曲です。
ペンタトニックスはオリジナルの構成を忠実にカヴァーしており
5分55秒という曲自体の長さもぴったり同じです。
YouTube の視聴回数は急上昇を続け、公開後一週間で1000万回を突破しています。

そして、このヴィデオ制作の裏側を紹介するヴィデオも公開されました。
こちらは「 PTXVlogs 」という別チャンネルにアップされています。

[Behind the Scenes] - Bohemian Rhapsody – Pentatonix






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では本題に入ります。

ペンタトニックスは2011年に結成されたグループですが
それ以前も、それ以降も、各メンバーはペンタトニックス以外の活動も行っています。
YouTube にも個々のチャンネルを持っており
最近は多忙を極めているせいか、更新頻度が極端に少ないメンバーもいますが
別ユニットやソロでの活動、他のミュージシャンとの共演などを続けています。

YouTube上で最も活発に活動しているのは
スコット・ホーイングミッチ・グラッシの2人による
「 SUPERFRUIT スーパーフルーツ」というユニットでしょう。
2013年にチャンネルが開設されて以降、若者らしいトークが主体のヴィデオを頻繁にアップしています。
もちろん「スーパーフルーツ」としてのミュージック・ヴィデオもあります。

https://www.youtube.com/channel/UC9yXFuNnghsUHU6OpGg_MGA




アヴィ・カプランも個人チャンネルを持っていますが
昨日、それが全面的にリニューアルされたことに気づきました。
それまで投稿されていたヴィデオなどのコンテンツはすべて消去され
現在は、ソロ・プロジェクトの予告ヴィデオ1点(38秒)のみが投稿されています。

AVRIEL & THE SEQUOIAS | DEBUT ALBUM 06.09.17




プロジェクト名(グループ名?)は Avriel & The Sequoias アヴリエル・アンド・ザ・セコイアーズ

アヴリエルというのはアヴィ・カプランの正式名のファーストネーム。
Avi Kaplan という表記は欧米人名によくある短縮形で、正式には Avriel Benjamin Kaplan というのだそうです。

セコイアーズとは、アメリカ西海岸の山地に自生する巨木セコイアから命名したもののようです。
カリフォルニア州セコイア国立公園などの、世界最大級の巨木群はよく知られており
アヴィの出身地カリフォルニア州ヴァイセイリアはセコイア国立公園のすぐ近くでもあり
彼にとっては思い入れの強い原風景なのだと思います。


EPのタイトルは「 SAGE AND STONE 」 セージ・アンド・ストーン

収録曲は5曲

1 : Fields and Pier

2 : Quarter Past Four

3 : Sage and Stone

4 : Song For the Seeker

5 : Sweet Adeline



それぞれの曲が、オリジナルなのか、カヴァーが含まれているのか、内容は確認できていませんが
5曲目の Sweet Adeline は、ジャズ・コーラスグループの草分け的存在といわれる
ミルス・ブラザースが1939年にリリースした曲のカヴァーかもしれません。

リリースは6月9日で、iTunes では予約受付が始まっているようです。



Avriel&theSequoias の Twitterより引用



アヴィのソロ・プロジェクトについては以前からアナウンスされていましたが
いよいよ具体的な情報が表に出てきて、期待が一段と膨らみます。

「ペンタトニックス」というグループだからこそ出来ることと
「ペンタトニックス」では出来ないことがあると思います。
5人のメンバー全員が、そういう想いを抱いているはずです。

「ペンタトニックス」のためにも、それぞれのメンバーのためにも
「ペンタトニックス」の枠を超えた様々な挑戦も続けて行ってほしいと思います。




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本日のおまけ。

ここまでの記事とは全く関係ありませんが、最近 YouTube で見つけて気に入っている曲をご紹介します。
アメリカのヘヴィメタルバンド ディスターブド Disturbed 「サウンド・オブ・サイレンス」のカヴァーです。
オリジナルは言わずと知れたサイモン&ガーファンクルが1965年にリリースした彼らの代表曲。

初めてミュージック・ヴィデオを観た時点ではディスターブドのことなど何も知らず
ボーカルのデイヴィッド・ドレイマンをソウル系のソロ・シンガーだと勘違いしたほどです。

Disturbed - The Sound Of Silence [Official Music Video]



ドレイマンの艶のある骨太のハスキーヴォイスと、重厚な曲のアレンジが見事に融合していると思います。
オリジナルとは対極にある曲調ですが、まさにクール!
1年ほど前にリリースされたものですが、YouTube の視聴回数は2億回を超えています。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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