待ちに待ったニュースが飛び込んできました!
アヴィ・カプランのいない”新生”ペンタトニックスが活動を開始し
新しいミュージック・ヴィデオが公開されました。
7月28日に YouTube で限定公開が始まっていましたが、今日(アメリカ時間では31日)一般公開されました。
Dancing On My Own - Pentatonix (Robyn Cover)
この曲は、スウェーデン出身のシンガーソングライター Robyn ロビン が2010年にリリースしたもののカヴァーです。
オリジナルはこちら。
Robyn - Dancing On My Own
一目見て感慨深かったのは、メンバーが4人しかいないこと。
アヴィが抜けたのですから当然と言えば当然ですが
5人での姿を見慣れているせいか、1人欠けると何となくスカスカした印象を受けます。
4人だけで続けるかもしれないし、新メンバーが加入するかもしれない…。
どちらの場合も予想していましたので、やはりという想いと同時に、少し意外な気もしました。
ケヴィン・オルソラのチェロも目を引きます。
ケヴィンのチェロは何度か採り入れられており、ヴィデオにも登場していますが
前回は2014年の「 Papaoutai パパウテ」でしたので約3年ぶりになります。
このヴィデオのタイトルには「 Official Video 」という銘が入っていません。
「 Official Video 」と銘打たないヴィデオも数多く公開されていますので珍しいことではありませんが
これはアヴィの抜けた後の方向性を探る過程の、いわば習作というような位置付けなのでしょうか。
ケヴィンのチェロの久々の登場も、その一環なのかもしれません。
やはり、アヴィの抜けた穴は小さくないと感じます。
アヴィの柔らかな低音は、他のメンバーほど目立つことはないものの
曲に厚みとコクを与えていたことを今更ながら強く感じさせられることになりました。
とは言え、コーラス・グループにはヴォーカル・ベースが不可欠というわけでもありません。
同じような音域のメンバーのみから成るグループも多く存在しますので
ヴォーカル・ベースなしで行くという選択肢も当然あると思いますし、他にもいくつか可能性は考えられます。
差し当たって”新生”ペンタトニックスは4人でスタートを切りましたが
4人だけで続けていくという正式なアナウンスがあったわけではありません。
今のところは「ペンタトニックスは継続する」という情報があるのみです。
おそらく、次回公開される「 Official Video 」には、残った4人の意向が反映され
今後に関する何らかの宣言が盛り込まれるのではないかと推測し、かつ期待をしています。
ペンタトニックスは8月5日から9月3日まで、地元アメリカで”最後”のツアーを行います。
アヴィ・カプランも参加する、5人揃っての最後のツアーです。
それが終われば、いよいよ”新生”ペンタトニックスの本格始動となりますが
アヴィの抜けた穴を何かで埋める…というような補修的な発想よりも
実験と試行錯誤を繰り返して新たな世界を紡ぎ出してきた彼ら独自のポリシーを再確認して
再度ペンタトニックスを構築し直すという姿勢の方が彼ららしいと思います。
4人だけで続けるにせよ、新メンバーを迎えるにせよ
あるいは、今までとは大きく異なる形態を取ることになったとしても
驚きと意外性に満ちたペンタトニックスの次の一歩を楽しみにしていることには何も変わりがありません。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
アヴィ・カプランのいない”新生”ペンタトニックスが活動を開始し
新しいミュージック・ヴィデオが公開されました。
7月28日に YouTube で限定公開が始まっていましたが、今日(アメリカ時間では31日)一般公開されました。
Dancing On My Own - Pentatonix (Robyn Cover)
この曲は、スウェーデン出身のシンガーソングライター Robyn ロビン が2010年にリリースしたもののカヴァーです。
オリジナルはこちら。
Robyn - Dancing On My Own
一目見て感慨深かったのは、メンバーが4人しかいないこと。
アヴィが抜けたのですから当然と言えば当然ですが
5人での姿を見慣れているせいか、1人欠けると何となくスカスカした印象を受けます。
4人だけで続けるかもしれないし、新メンバーが加入するかもしれない…。
どちらの場合も予想していましたので、やはりという想いと同時に、少し意外な気もしました。
ケヴィン・オルソラのチェロも目を引きます。
ケヴィンのチェロは何度か採り入れられており、ヴィデオにも登場していますが
前回は2014年の「 Papaoutai パパウテ」でしたので約3年ぶりになります。
このヴィデオのタイトルには「 Official Video 」という銘が入っていません。
「 Official Video 」と銘打たないヴィデオも数多く公開されていますので珍しいことではありませんが
これはアヴィの抜けた後の方向性を探る過程の、いわば習作というような位置付けなのでしょうか。
ケヴィンのチェロの久々の登場も、その一環なのかもしれません。
やはり、アヴィの抜けた穴は小さくないと感じます。
アヴィの柔らかな低音は、他のメンバーほど目立つことはないものの
曲に厚みとコクを与えていたことを今更ながら強く感じさせられることになりました。
とは言え、コーラス・グループにはヴォーカル・ベースが不可欠というわけでもありません。
同じような音域のメンバーのみから成るグループも多く存在しますので
ヴォーカル・ベースなしで行くという選択肢も当然あると思いますし、他にもいくつか可能性は考えられます。
差し当たって”新生”ペンタトニックスは4人でスタートを切りましたが
4人だけで続けていくという正式なアナウンスがあったわけではありません。
今のところは「ペンタトニックスは継続する」という情報があるのみです。
おそらく、次回公開される「 Official Video 」には、残った4人の意向が反映され
今後に関する何らかの宣言が盛り込まれるのではないかと推測し、かつ期待をしています。
ペンタトニックスは8月5日から9月3日まで、地元アメリカで”最後”のツアーを行います。
アヴィ・カプランも参加する、5人揃っての最後のツアーです。
それが終われば、いよいよ”新生”ペンタトニックスの本格始動となりますが
アヴィの抜けた穴を何かで埋める…というような補修的な発想よりも
実験と試行錯誤を繰り返して新たな世界を紡ぎ出してきた彼ら独自のポリシーを再確認して
再度ペンタトニックスを構築し直すという姿勢の方が彼ららしいと思います。
4人だけで続けるにせよ、新メンバーを迎えるにせよ
あるいは、今までとは大きく異なる形態を取ることになったとしても
驚きと意外性に満ちたペンタトニックスの次の一歩を楽しみにしていることには何も変わりがありません。
-------------- Ichiro Futatsugi.■