◆ 「聞き耳」 日本画 3号 28.5 × 22 cm
通算5点目の猫です。
飼い主さんの撮影された写真を元に描いたものです。
何か気になるものを感知した様子で、聞き耳を立てつつ
虎視眈々とターゲットを凝視する姿は、野生の面影を感じさせる、いかにも猫らしいものです。
私は猫も犬も同じくらい好きなのですが、どちらかといえば犬派です。
しかし、今まで犬は1点も描いたことがありません。
それは何故なのか。
猫は20歳を越えると”猫又”という妖怪に化けるという伝説がありますが
犬では、その手の伝説を聞いたことがありません。
おそらく、猫が秘めている、そういう伝説を生む要素が
絵描きの心を惹きつけるのかもしれません。
◆ 「朝影(あさかげ)」 日本画 2号程度 24.8 × 17.3 cm
イタリア・ヴェネツィアのサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂を
大運河カナル・グランデ越しに眺めた構図で、午前10時くらいをイメージしています。
この聖堂はヴェネツィア出身のバロック期の建築家バルダッサーレ・ロンゲーナの代表作。
八角形の建物に、前後二つのクーポラ(ドーム)、後ろに二本の鐘楼という独特の構造をしています。
建設当時はペスト(黒死病)の大流行期で、ペスト撲滅が表向きの建設理由ではないようですが
サルーテ(健康)と名付けられたことからも、ペスト撲滅の願いを込めたのは確かだと思われます。
建設当時はペスト(黒死病)の大流行が収まったばかりで
それを感謝して、聖母マリアへ捧げるべく建設されたものだそうです。
この作品は、私が「ジークレー下地」と呼んでいる、デジタル・プリントを下描きとして使用したものです。
現場の写真を元にして画像編集アプリで原稿を作り、本紙にプリントして、その上に彩色しています。
私はバロック建築にはあまり興味はないのですが、これだけは別!
以前にもほぼ同じ構図で、夜景をパステルで描いていますが
今後も別の構図で描こうと構想を練っています。
------------- Ichiro Futatsugi.■
通算5点目の猫です。
飼い主さんの撮影された写真を元に描いたものです。
何か気になるものを感知した様子で、聞き耳を立てつつ
虎視眈々とターゲットを凝視する姿は、野生の面影を感じさせる、いかにも猫らしいものです。
私は猫も犬も同じくらい好きなのですが、どちらかといえば犬派です。
しかし、今まで犬は1点も描いたことがありません。
それは何故なのか。
猫は20歳を越えると”猫又”という妖怪に化けるという伝説がありますが
犬では、その手の伝説を聞いたことがありません。
おそらく、猫が秘めている、そういう伝説を生む要素が
絵描きの心を惹きつけるのかもしれません。
◆ 「朝影(あさかげ)」 日本画 2号程度 24.8 × 17.3 cm
イタリア・ヴェネツィアのサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂を
大運河カナル・グランデ越しに眺めた構図で、午前10時くらいをイメージしています。
この聖堂はヴェネツィア出身のバロック期の建築家バルダッサーレ・ロンゲーナの代表作。
八角形の建物に、前後二つのクーポラ(ドーム)、後ろに二本の鐘楼という独特の構造をしています。
サルーテ(健康)と名付けられたことからも、ペスト撲滅の願いを込めたのは確かだと思われます。
建設当時はペスト(黒死病)の大流行が収まったばかりで
それを感謝して、聖母マリアへ捧げるべく建設されたものだそうです。
この作品は、私が「ジークレー下地」と呼んでいる、デジタル・プリントを下描きとして使用したものです。
現場の写真を元にして画像編集アプリで原稿を作り、本紙にプリントして、その上に彩色しています。
私はバロック建築にはあまり興味はないのですが、これだけは別!
以前にもほぼ同じ構図で、夜景をパステルで描いていますが
今後も別の構図で描こうと構想を練っています。
------------- Ichiro Futatsugi.■