風色明媚

     ふうしょくめいび : 「二木一郎 日本画 ウェブサイトギャラリー」付属ブログ

「未然会」展 会場風景

2010年04月26日 | 展覧会案内


本日より日本画グループ「未然会」展が始まりました。
取り急ぎ、会場の様子をお届けします。



東京・京橋にある「ギャラリーくぼた」の入口。




本館3階が未然会の会場になります。




まずは、入ってすぐ右手にある私の日本画3点の壁。
もう1点、版画が別の壁にあります。


そして、生徒さんたちの壁をご覧に入れます。
写真では個々の作品の詳細まではまったく判りませんし
撮影の都合上、全作品を網羅できているわけでもありません。









昨日午後5時より2時間かけて、全員総出で、てんやわんやの展示作業。
あまりじっくり会場を見回す余裕はありませんでした。

今朝来てみると、「誰の展覧会?」というほど整然として格調高い(!?)会場風景が広がっていました。
生徒さんたちの日頃の努力の結晶なのだと、しみじみ感じ入りました。
自画自賛だと非難されそうですが、「良い展覧会になったなぁ」というのが正直な感想でした。

5月2日(日)の午後3時まで開催いたしておりますので、是非ともご来場いただきたく切にお願い申し上げます。

展覧会の詳しい情報はこちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/adef865f7553449d790d493194ae7164


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4月24日土曜日

2010年04月24日 | 仕事場
日本画グループ「未然会」展の出品作3点の額装が終わって帰ってきました。



額の種類によって違いますが、一般的には厚いボール紙で作られた「たとう」という紙箱に収まっています。
表面は紙と布で整えられ、蓋には蓋を固定するための差し込み式の「つめ」が二つ付いています。
一番大きな40号(画面寸法100x72cm)は、額装すると約120x92cmになります。
このくらいの大きさになりますと額は結構な重量になりますが、それを収める紙箱も意外と重いのです。




箱の中には、黄色い布袋に包まれて額装された作品が入っています。
作品は制作用のパネルから剥がし、嵌め込み式になっている額のベースパネルに貼り込んで額に嵌め込まれます。




額の裏側は一般的には暗緑色の紙で覆われ、日本画の場合は「シール」という画題と落款を書いた紙を貼るのが習慣になっています。
「シール」は必須ではないのですが、ほぼ100%添付するように要求されます。


いよいよ明日25日の夕方が作品搬入・展示作業になります。
普段の個展の場合は20点ほどになりますので、主催する画廊や額屋さんが会場まで作品を運んでくださるのですが
今回は数が少なく貸し画廊での自主的な展覧会ですので自分の車で搬入します。




日本画グループ「未然会」展は、来週月曜日26日の朝10時より5月2日(日)の午後3時まで開催いたします。
私の作品はともかくとして、生徒さんたちの作品はいずれも力作揃いであることを講師の名に於いて保証いたします。
是非ともご高覧いただけますようにお願い申し上げます。

詳しくはご案内の記事をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/adef865f7553449d790d493194ae7164


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このブログをリンクしていただいているイタリア在住のshinkaiさんのブログ「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!」で、グループ展のことを紹介していただいています。
イタリアの超有名な名所から観光旅行では行けないような小さな村に至るまで(時折イタリア以外の国も)、鋭い視点の多数の写真で紹介されています。
イタリアの風景をよく描く私には毎回とても刺激的で、参考資料としても貴重な写真の数々です。
是非そちらもご覧いただけますよう。

「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!」
http://italiashio.exblog.jp/


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4月17日土曜日

2010年04月17日 | 仕事場
先日告知しました私の生徒たちとのグループ展「日本画グループ未然会展」の期日が迫ってきました。
出品作3点の内、昨日ようやく最後の1点が完成し、今日撮影が終了しました。
これで何とか期日に間に合い、講師としての面目は立ちそうです。
今回もまた完成まで予想外に時間がかかってしまいました。
やれやれ、やっと一息…と言いたいところですが、現在他に4点を制作中ですし描きたいものはたくさん控えているのです。

未然会展出品作の内、1月末に40号のイタリア・ポンテヴェッキオの夜景の制作過程を途中まで紹介しました。
それからだいぶ時間が経ってしまいましたが、忙しくて制作過程はほとんど撮ってありません。




これが1月23日の状態で、ここまで紹介済みでした。




これは3月上旬の状態です。
ここまで40号Fの大きさで描いてきましたが、このあと上下を少しカットして40号Pに近いサイズに変更することにしました。
次が完成画面です。



 「古橋愁夜」 40号 100x72cm 



そして、その他の出品作です。


 「六月の坂道」 20号M
 
これも以前に描き始めを紹介しました。
イタリア・アッシジのドゥオモからロッカマジョーレに登っていく途中にある坂道がモデルです。



 「鐘楼」 4号P

これは、イタリア・アッシジ郊外のエレーモ・デッレ・カルチェリ修道院の鐘楼がモデルです。


この他、もし展示スペースに余裕があったら版画を1点追加出品します。


  「グラスローズ」 版画(ジークリー) 4号



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「日本画グループ未然会展」につきましては、前回のご案内の記事を参照してください。
このグループ展はあくまで私の生徒たちが主役で、私は顧問的な立場の一出品者です。
それでも、初めて生徒たちと開くグループ展ですから自分の個展以上に緊張し、またワクワクしています。



ホームページやブログで私の作品を紹介していますが、やはり所詮は画像に過ぎません。
実物とは絵肌の質感がまるで異なります。
是非とも展覧会場で実物をご覧いただきたいと思います。

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