風色明媚

     ふうしょくめいび : 「二木一郎 日本画 ウェブサイトギャラリー」付属ブログ

2016年 12月31日 土曜日 (訂正あり!)

2016年12月31日 | 仕事場
今年もついに押し詰まり、ブログの期限も押し詰まり、きゃはは!
11月は絵の記事をサボり、ここ4回ほど音楽関連の記事が続きましたので
今年最後の更新は本業に戻って締めたいと思います。



◆ フロイデンベルグの街並み 20号 第1回

風呂遺伝ベルグ、もとい、フロイデンベルグの街を描き始めています。

ドイツのやや南部寄り、フランクフルトから南東へ約65キロほど
シュトゥットガルトからは北に約110キロほどのマイン川沿いにフロイデンベルグ Freudenberg の街があります。


*訂正

フロイデンベルグ Freudenberg の所在地について、上記の説明が間違いでしたので訂正いたします。
ドイツ西部の都市ケルンから東へ約60キロというのが正しい位置でした。

Freudenberg の日本語表記は、「フロイデンベルグ」と「フロデンベルグ」の二つがあるようで
ドイツ語スペルを含めてこれらをキーワードにしてそれぞれ地図検索すると、2つの異なる場所が表示される場合があるのです。
どちらも共に Freudenberg という名前の街で紛らわしいのですが
航空写真で確認しましたら、マイン川沿いではなく、ケルン近郊の方が正しいことが分かりました。

***


グレーの屋根にコロンバージュ(木骨造り)の黒い木組みと白い壁。
モノクロで統一された、同じような大きさの民家が整然と並ぶ様子は極めて独特です。
コロンバージュの家は北部ヨーロッパに広く分布していますが
ほとんどはカラフルな外観で、モノクロの街並みは他に例を見ないように思います。

街の起源は14世紀後半と、特に古いわけではなく
16世紀と17世紀の2度に渡って大火災に見舞われた後に再建されたものです。
復興の際、延焼を防ぐことが念頭にあったせいか、かなり几帳面な計画に基づいて建てられたようで
上空から眺めると、細かく区切られた区画に、まるで建て売り住宅のように整然と建ち並んでいます。





下描き1

建物の位置・大きさを決め、コロンバージュの木組みを一通り描いた段階。
建物を説明することしか考慮していませんので、まだ雰囲気などはありません。

鉛筆でざっと形を決めた後、ガッシュの黒と墨を混ぜた黒い線で描き起こしています。






下描き2

彩色の前に、どこをどの程度の暗さにするかを決めるため薄墨で少しずつ調子をつけています。
今は下描きなので白黒ですが、この作品は青のモノトーンで仕上げる予定です。

家の白壁以外はかなり暗く落とすつもりですが、まだ途中なので今は白壁が目立たなくなっています。
最低でも、奥の教会の壁と屋根くらいのコントラストにするつもりです。

街の手前と奥には小高い丘があって樹木が茂っていますが、まだ木の描写は始まったばかりです。
しかし、ここで今年は時間切れ!


因に、今回初めて知りましたが、グーグルのストリート・ヴューはドイツではほとんど使えないのですね。
この街も訪れたことのない未知の場所ですので、街の様子を確認しようと思ったら
フランクフルトなどの大都市と、それ以外は極くピンポイントの場所しか見ることができませんでした。
しばしば問題になるプライバシー保護の関係からなのでしょうか。




と言うことで、いつもより短いですが、今年はここまで。
まだ仕上がっていない作品も4点ほど残っていますが、すべて年越しとなりました。
焦らず、マイペースで描いて行きます。

では皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください!!


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頑張れ、Valentine! (追記 29日)

2016年12月24日 | ペンタトニックス
ブォン・ナターレ! メリー・クリスマス!

いよいよ年に1度の ”ケーキの日” が、やってまいりましたぁ!
甘党の同志の皆さん、ケーキの準備は万全ですか?


本編に入る前に、恒例となりました YouTube の新着ヴィデオのご案内から。

22日に公開されたのは「 Hallelujah 」のライブ映像です。
詳しいことは知りませんが、アメリカNBCテレビでのクリスマス特番のシーンだと思います。

Hallelujah – Pentatonix (From A Pentatonix Christmas Special)



「 Hallelujah 」のオフィシャルヴィデオの方は、視聴回数が9000万回を超えています!
予想通り、年末年始くらいには1億回を達成しそうな勢いです!




1億回と言えば、昨日、「 Mary, Did You Know ? 」が、公開後2年を経て、めでたく1億回を達成しました!

[Official Video] Mary, Did You Know? - Pentatonix



1億回超えはこれで3曲目になりますが、近々5曲に増えることになりそうです…。




ということで、今回は YouTube 視聴回数の話題です。
これに関しては、いろいろ疑惑や批判があるのも承知しています。
しかし、やはり注目度を測る一つのバロメーターであることは確かです。

100万回を超えるのが大変といわれる視聴回数ですが
世界的に人気のあるミュージシャンのものでは100万回どころか、1000万回、1億回を超えるものもザラにあります。
因に、最も多いものは約27億回で、30位ですら10億回を超えています。


御存知の通りYouTube には「 PTXofficial 」というペンタトニックスの公式チャンネルがあります。
ここで公開されているヴィデオで、最も視聴回数の多いのが「 Daft Punk 」で、約2億2千万回。
それを含めて1億回超えは3曲。
5千万回超えが9曲で、4千万回超えが4曲あります。
そして [Official Video] と銘打たれたヴィデオのほとんどが1000万回を超えています。


本日の昼時点でのランキング上位10曲

1位. Daft Punk 224,236,329 回

2位. Little Drummer Boy 113,563,285 回

3位. Mary, Did You Know? 101,264,154 回

以上、1億回超え。


4位. Evolution of Music 97,239,632 回

5位. Hallelujah 91,831,239 回 

6位. Royals 75,964,542 回

7位. Carol of the Bells 72,815,414 回

8位. Can't Hold Us 69,503,190 回

9位. Cheerleader 66,463,945 回

10位. Say Something 63,008,162 回

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追記 12月29日

今朝起きて見たところ「 Hallelujah 」が1億回を超えていました!
公開から僅か2ヶ月あまりでの達成は、彼らとしても初なのではないでしょうか。
年末ギリギリになるかと予想していましたが、何はともあれ、おめでとうございました!

1億回超えは、これで4曲目。
現在「 Evolution of Music 」が 97,684,596回ですが
「 Hallelujah 」ほどの増加ペースではありませんので
おそらく年が明けて、2月初め頃に1億回に達するのではないかと思います。

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さて、数あるペンタトニックスの曲の中で、私が一番気を揉んでいるのは
この記事の表題にしたカヴァー曲「 Valentine ヴァレンタイン」です。

このミュージックヴィデオは2年前に公開されたものですが、視聴回数は850万回ほど。
これだけ見れば充分立派な数字なのですが、 [Official Video] の中では2番目に少ないのです。

[Official Video] Valentine - Pentatonix (Jessie Ware & Sampha Cover)



他の曲に比べると短い方ですし、静かで淡々とした印象があります。
彼ららしいアレンジが随所に盛り込まれた愛すべき小品だと思うのですが
ググッと盛り上げるサビの部分が穏やかなので、やはり若い人には受けが悪いのでしょうか。



こちらがオリジナル。
イギリスの、共にシンガーソングライターである
ジェシー・ウェア Jessie Ware とサンファ Sampha がコラボしたものです。

Jessie Ware & Sampha - Valentine



オリジナルも独特の雰囲気を醸す秀作だと思いますが、ペンタトニックスのカヴァーも決して見劣りしないと思います。

正直なところ、ペンタトニックスの初期のカヴァーには、オリジナルの圧倒的な存在感に押され気味で
やや物足りなく感じるものも散見されました。
しかし、このカヴァーはオリジナルとは明確に異なる、彼ら独自の世界観を盛り込むことに成功していると感じます。


今日はクリスマス・イヴでヴァレンタイン・デーではありませんが、頑張れ「ヴァレンタイン」!
来年の2月14日までには1000万回を超えますように!


-------------- Ichiro Futatsugi.■
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空想のHoliday Album (追記あり)

2016年12月16日 | 日常雑記
本編に入る前に、まずはお知らせから。

ペンタトニックスの新しいミュージックヴィデオが15日に公開されました。
ホリデイ・アルバム「 A Pentatonix Christmas 」に収録されたカヴァー曲「 Up on The Housetop 」です。
原曲は1864年に作られたクリスマス・ソングで、ジャクソン5をはじめ多数のミュージシャンにカヴァーされています。

デンマークの世界的玩具メーカー「 レゴ LEGO 」とコラボしたもので、すべてアニメーション仕立て。
グーグルのストリート・ヴューのように360°見渡すことができます。

[OFFICIAL VIDEO] Up on The Housetop - Pentatonix (360 Version)



なお、11日に公開されたばかりの「 Coldest Winter 」は250万回突破。
約1ヶ月前に公開された「 God Rest Ye Merry Gentlemen 」は1100万回突破。
YouTube で100万回を超えるのは大変だと言われていますが、う〜ん、凄いねぇ!



(追記 12月21日)

また新しいミュージックヴィデオが20日に公開されました。
これも「 A Pentatonix Christmas 」に収録された賛美歌「 O Come, All Ye Faithful 」
日本では「 神の御子は今宵しも」という曲名で知られていますが、作者・制作時期などは不明のようです。

[OFFICIAL VIDEO] O Come, All Ye Faithful - Pentatonix






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今年も早や半月を残すばかりとなりました。
年を重ねるごとに時間の経過が早くなって行くようで、それは非常に困りものなのですが…
それはさておき、間もなくクリスマス ですねぇ、うひひ。

我が家の暦では、クリスマスとは年に1度の ”ケーキの日”
もっと正確に言えば、カットされていない丸ごとのケーキを、躊躇せずに買える唯一の日

え? イエス・キリストの誕生日?
知り合いにイエスさんという人はおりませんが… きゃはは!

私にとっては、誰かの誕生日とか記念日などとは全く格が違う ”甘党の神に身も心も捧げる神聖な日”
視点を変えて別の解釈をすれば ”甘党の悪魔に、尻尾を振って魂を売り渡す邪悪な日”
もっと簡潔な言葉で言い替えますと、ケーキを思う存分貪り食べる日なのです。
筋金入りの極甘党としましては、泣く子も黙るエキサイティング・ホリデイなのであります!

でも、口の回りを生クリームだらけにして、ただ単にケーキを貪り食べるだけでは大人げないというもの。
雰囲気を盛り上げてくれる、厳かな、軽やかな、素敵なBGMなど聴きながら貪り食べるのが大人というものですよねぇ。

そこで YouTube からピックアップして、私なりのホリデイ・アルバムもどきを編成してみました。
一応、ホリデイ・アルバムと銘打っていますので
もちろんクリスマス・ソングやクリスマス・キャロルも入ってはいますが
それだけでは月並みですので、選曲・アレンジに煌めくようなセンスを発揮している
アメリカの若きア・カペラグループ ペンタトニックスを見習って
クリスマスと関係ある・無しに拘らずに選んでみました。
選曲は難航し、結局17曲という長丁場になってしまいました。


それでは、父と子と精霊の御名において、ケーキを思う存分貪り食べましょう! アーメン。






◆ The Wexford Carol  Yo-Yo Ma + Alison Krauss

チェリストのヨー・ヨー・マ Yo-Yo Ma が多くのミュージシャンとコラボしたアルバム「 Songs of Joy & Peace 」の収録曲。
原曲はアイルランドの伝統的なクリスマス・キャロルで、いかにもケルティックな雰囲気を持っています。
ヴォーカルはアメリカのシンガーでフィドル(ヴァイオリン)奏者でもあるアリソン・クラウス Alison Krauss

Yo-Yo Ma, Alison Krauss - The Wexford Carol







◆ Milonga del Angel  Astor Piazzolla

アルゼンチンの作曲家・バンドネオン奏者アストル・ピアソラ Astor Piazzolla の曲「天使のミロンガ」
タンゴをベースに様々な音楽手法を取り込んだ曲の数々は、タンゴの枠を超えて豊かな表情を織り成していますが
「タンゴの破壊者」「踊れないタンゴ」などと、タンゴをよく知る人々には不評だったそうです。

Astor Piazzolla-Milonga del Ángel







◆ Hymn  Adiemus

Hymn とは賛美歌の意味ですが、日本盤では「静寂」という曲名がつけられています。
アディエマス Adiemus は男性2人組の音楽ユニットで
特徴的な女性ヴォーカルは、南アフリカ出身のミリアム・ストックリーが2000年まで参加していました。
デルタ航空のCMで使われた「Adiemus (聖なる海の歌声)」で一世を風靡。
意味を持たない架空の言葉による歌詞を使い、一種の民族音楽的な響きを持つ曲で知られています。

Adiemus-Hymn







◆ What's Going On Playing For Change

プレイング・フォー・チェンジ Playing For Change は、世界中の100人を超えるミュージシャンが参加し
複数のミュージシャンが各パートを受け持って演奏しているように編集して1曲を仕上げるという
アメリカの音楽プロデューサーであるマーク・ジョンソンが立ち上げたプロジェクト。
日本では大和証券グループのCMに使われた「 Sittin' On The Dock Of The Bay 」などで、ご存知の方も多いと思います。

この曲はアメリカのミュージシャン マーヴィン・ゲイ Marvin Gaye のヒット曲のカヴァー。

What's Going On | Playing For Change | Song Around The World







◆ Ave Maria ( Caccini ) Slava

俗に言うところの三大アヴェ・マリアは、バッハ/グノー、シューベルト、そしてカッチーニのものですが
この「カッチーニのアヴェ・マリア」は、実は16世紀イタリアの作曲家ジューリオ・カッチーニの作品ではなくて
本当は旧ソ連の作曲家ウラディーミル・ヴァヴィロフの作ったもの、というのが真相だそうです。
この曲は、カウンターテナーのスラヴァ Slava が取り上げたことで一般に広く知れ渡ったようです。

Caccini Ave Maria ( remix ) by Slava Kagan-Paley







◆ Nothing Can Come Between Us Sade

何とも妖艶でミステリアスなハスキーヴォイスがあまりにも印象的過ぎるせいか
シャーデー Sade はソロ・シンガーだと思い込んでいる人が多いようですが(かく言う私もそうでした)
イギリスの4人組のバンドで、ナイジェリア出身のヴォーカリスト シャーデー・アデュはメンバーの一員。

前作のアルバム「Soldier of Love 」から6年。
寡作なバンドではありますが、そろそろ新作を期待したいところです。

Sade - Nothing Can Come Between Us







◆ Shalion  河井英里

90年代にフジテレビで放映された情報番組「ワーズワースの冒険」のテーマ曲「シャ・リオン」
作曲家大島ミチルの作品で、ヴォーカルは惜しくも早世した河井英里

「無国籍なイメージ」を目指して作ったとは作者の弁ですが、何とも摩訶不思議な雰囲気を醸しています。
意味不明の歌詞は、イギリスの詩人ウィリアム・ワーズワースの或る詩を逆読みしたものらしいです。

Shalion -- Kawai Eri







◆ Summer Wonderland  Ronan Keating 他

そうでした! 南半球では、クリスマスは夏なのでした。
これはニュージーランド航空が制作したCM用で、ミュージックヴィデオではありませんが
ちょっと一息入れるつもりで気楽にご覧下さい。
クリスマス・ソングの名曲「 Winter Wonderland 」をリミックスして行くストーリーになっています。
日本語字幕付き。

アイルランドのミュージシャン ロナン・キーティング Ronan Keating
ニュージーランドの俳優ジュリアン・デニソン Julian Dennison が出演。

【ニュージーランド航空】サマー・ワンダーランド







◆ The Long And Winding Road  Paul McCartney

ビートルズ最後のアルバム「 Let It Be 」収録ヴァージョンとは別ヴァージョンです。

この曲は、1991年にリリースされたポール・マッカートニー Paul McCartney 来日記念盤2枚組アルバム
「 Flowers In The Dirt - Special package」の収録曲で、そのために新たにレコーディングされたものだそう。
「 Let It Be 」収録ヴァージョンのアレンジが気に入らなかったポールでしたが
ビートルズ解散から年月を経て心境の変化があったのか、これはそれをベースとしたアレンジがなされています。

PAUL McCARTNEY - THE LONG AND WINDING ROAD (Special Version)







◆ L'appuntamento Ornella Vanoni

イタリアン・ポップスの代表的シンガーであるオルネッラ・ヴァノーニ Ornella Vanoni 最大のヒット曲「逢い引き」。
BS日テレの番組「小さな村の物語 イタリア」のテーマ曲として知られています。

ヴィデオの冒頭に出てくる赤い車は、イタリア自動車史上屈指の名車ランボルギーニ・ミウラ。
タイトル画像を含めた映像のかなりの部分は、アマルフィ・ポジターノなどのあるアマルフィ海岸で撮られています。

Ornella Vanoni - L'appuntamento


余談ですが、1972年に放送されたイタリア・フランス・スペイン合作ドラマ「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」
そのテーマ曲「 Muovesi L'Amante 」を歌ったのもオルネッラです。
NHKで放送された当時、我を忘れるほど夢中で観ていただけに、今でもこの曲が強く心に焼きついています。
興味のある方は、YouTube でご覧下さい。(ヴィデオのタイトルは La Canzone di Leonardo となっています )
https://www.youtube.com/watch?v=XUEKuhSIQTA&index=2&list=RDQdB3Sil1CWQ

ドラマの中では、晩年のレオナルドがこの曲を口ずさむ場面も出てきます。
おそらくアフレコではなく、レオナルドを演じたフランスの俳優フィリップ・ルロワが実際に歌っているものと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=3Y2G-XKkspM






◆ Concierto De Aranjuez 冨田勲

冨田勲のシンセサイザーによるホアキン・ロドリーゴ Joaquín Rodrigo の「アランフェス協奏曲第2楽章アダージョ」
原曲はギター協奏曲で3楽章から成り、この第2楽章は様々にアレンジされて最もよく知られています。
この曲は第2楽章全曲ではなく、主要部分を取り出してアレンジされています。
アルバム「宇宙幻想」収録曲。

Isao Tomita - Concierto De Aranjuez







◆ The Essence of Asia by Yuna Yuna

マレーシア政府観光局が、観光キャンペーン「 Malaysia Truly Asia 」のために
2014年に制作した初のキャンペーンヴィデオの5分ヴァージョン。
ヴォーカルはマレーシア人のシンガー ユナ Yuna

アジアン・テイストというのか、エキゾチックというのか
幻想的でメランコリックな雰囲気が漂っています。

The Essence of Asia by Yuna (5mins)







◆ Black Is The Color Of My True Love's Hair Peter Hollens & Avi Kaplan

おそらく、このブログでこの曲を取り上げるのは3回目くらいになります。
元々はスコットランドの古い伝承歌のようですが、アメリカへの移民によって歌い継がれ
ニーナ・シモンをはじめ多くのミュージシャンによって様々にアレンジされています。

1人で多重録音して作るア・カペラを得意とするピーター・ホーレンズ Peter Hollens がアレンジし
ペンタトニックスのアヴィ・カプラン Avi Kaplan とコラボしたものです。

Black Is The Color Of My True Love's Hair - Peter Hollens & Avi Kaplan






◆ Dance of the Sugar Plum Fairy  GlassDuo

チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」の中の1曲。
ペンタトニックスのカヴァーが2度目(2年連続)のグラミー賞を受賞したのは今年2月のことでした。
これも様々なアレンジが存在しますが、今回はグラスデュオ GlassDuo という男女2人のユニットによるグラスハープを。

ヴィデオの解説文によると、イタリア・ボローニャのサント・ステーファノ聖堂の回廊での演奏だそうです。
「セッテ・キエーゼ(7つの教会)」と呼ばれる、教会の集合体として知られる古い聖堂です。

Sugar Plum Fairy by Tchaikovsky - Glass Harp LIVE (HD)







◆ Inspiration  Gypsy Kings

テレビドラマのエンディング・テーマ曲は、今までどれほどの数が作られたのか分かりませんが
ずっと強烈な印象として残り続けるものは、そう多くはないと思います。
これを時代劇「鬼平犯科帳」のエンディング・テーマに採用した慧眼には、いまだに感服するばかりです。

フランス・プロヴァンス地方出身のジプシー・キングス Gypsy Kings
親戚関係にある2組の家族によって構成される、フラメンコ・ラテン音楽系グループです。

Gypsy Kings - Inspiration [HD]







◆ Hallelujah Pentatonix

11月上旬に、この曲の作者であるカナダのシンガーソングライター・詩人 レナード・コーエン Leonard Cohen が他界しました。
このミュージック・ヴィデオの公開から間もなくのことで
ペンタトニックスはツイッターに哀悼のコメントを寄せていました。

YouTube 視聴回数は。約2ヶ月にして8000万回!

[OFFICIAL VIDEO] Hallelujah - Pentatonix







◆ We are the World USA For Africa

1985年、アフリカの飢餓救済キャンペーンのために45人のミュージシャンが集結して作られた曲。
作詞・作曲はライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン。
参加者は、レイ・チャールズ、ボブ・ディラン、ダイアナ・ロス、スティービー・ワンダー、ウィリー・ネルソンなど多士済々。

かつてチャーリー・チャップリンが所有していたハリウッドのA&Mスタジオでレコーディングが行われ
この映像とは別に、レコーディングの様子を記録したメイキング・ヴィデオも撮影されて放送されました。

USA for Africa - We are the World







それでは皆さんに神のご加護がありますように!
ブォン・ナターレ!

そして、私には甘味の神の恵みが浴びるほどありますように!!
ブォナッペティート!!

色気より食い気!!
花より団子!!

ブォナッペティートォォォ〜〜!!


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号外! 3年連続グラミー賞ノミネート! (追記あり)

2016年12月07日 | ペンタトニックス

ペンタトニックスが、第59回グラミー賞に3年連続となるノミネート!!



Pentatonix & Dolly Parton - Jolene



今回のノミネート曲はこれ!
シンガーソングライターでカントリー・ミュージックの大御所ドリー・パートンとコラボした「ジョリーン」によって
Best Contry Duo/Group Performance 最優秀カントリー デュオ/グループ パフォーマンス部門にノミネートされました。




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追記 12月11日

新しいミュージックヴィデオが公開されました。
「 A Pentatonix Christmas」収録曲で、カニエ・ウェストの「 Coldest Winter 」のカヴァー。
彼らのオフィシャル・ヴィデオとしては初の、珍しい映像となっています。

[OFFICIAL VIDEO] Coldest Winter - Pentatonix


なお、カニエ・ウェストのオリジナルは「聴き比べ: A Pentatonix Christmas」の記事に載せています。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/8c078b68a0c2a407cf185d225317743c


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ペンタトニックスは第57回・第58回と2年連続でノミネートされ、見事に受賞を果たしています。

第57回は「Daft Punk」によって Best Arrangement, Instrumental or A Cappella 最優秀編曲、器楽曲またはア・カペラ部門を受賞

[Official Video] Daft Punk - Pentatonix





続く第58回も「Dance Of The Sugar Plum Fairy」によって、同じく Best Arrangement, Instrumental or A Cappella 部門を再度受賞

[Official Video] Dance of the Sugar Plum Fairy - Pentatonix




とりあえず、ノミネートおめでとうございます!!

ペンタトニックスを初めて知ったのは昨年の11月のことで
このブログに彼らの記事を書き始めるきっかけとなったのが、今年2月の2度目のグラミー賞受賞でした。
来年2月には、再び受賞の号外記事を出せることを願っています。

受賞者発表と受賞式は、来年2月12日(日本時間13日)に行われます。



YouTube視聴回数に関しても、いくつかニュースがあります。

本日、「Hallelujah」7000万回!を突破しました。
再びグラミー賞にノミネートというビッグニュースも追い風になりそうですから
このままのペースで伸び続ければ、年内にも1億回を突破する可能性があります。

グラミー賞がらみといえば、前回受賞した「Dance Of The Sugar Plum Fairy」は
今年2月の受賞当時はオフィシャル・ヴィデオの中では視聴回数の伸びがスローペースで
たしか1000万回に届いていなかったように記憶しています。
それが受賞後しばらくしてから伸び始め、現在では2400万回になろうとしていますので
これは受賞効果も加わったのではないかと想像しています。

それと共にヤキモキしていたのが、1年前に公開された「The First Noel」
こちらも伸びがスローペースでしたが、本日めでたく1000万回に到達しました!

「Dance Of The Sugar Plum Fairy」は原曲がクラシックでインストゥルメンタルですし
「The First Noel」は、彼らにしてはやや大人びた穏やかなアレンジですから
ひょっとして若い視聴者の興味を引きにくかったのかもしれません。
でも、何はともあれ、めでたし!めでたし!


1億回と言えばもう一つ、3年前に公開された「Little Drummer Boy」
間もなく1億回を迎えようとしています。
彼らのヴィデオで1億回を超えたのは、今のところ「Daft Punk」(現在、2億2000万回)だけです。

「Hallelujah」が先か、「Little Drummer Boy」が先か、さあどっちだ!

…と、夕方に書いたところだったのですが
それから約3時間後にチェックしましたら、いつのまにか「Little Drummer Boy」は1億回を超えていました。
予想より早く、あっさり突破したので、ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、それだけ彼らの躍進ぶりが凄いという証です。

「Daft Punk」に続き、2曲目の1億回達成です!!
 重ね重ね、おめでとうございます!!



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