また新たな作品の制作が始まっています。
現在制作中の作品は8点。
例によって、その日の気分で選んで描いていきます。
まだどれも下描きの段階です。
私は一般の日本画のように原寸大の下図を作って本紙に転写すると言う作業をほとんどしません。
直接本紙に鉛筆で下描きをしていきます。
手前のは安曇野の水車小屋で15号の大きさ。
後ろはイタリア・シエナの街並みで40号です。
私は作品のイメージを固めるためにパソコンをよく使います。
画像ソフトを使って作ったイメージ画像をプリントして下図代わりに使うのです。
最初の写真の左下の床に散らばっているのがプリントしたものです。
画像ソフトにイメージ画像を表示し、その上に自作の構図決定補助ソフトを重ねて構図を決めます。
構図決定補助ソフトには画面に16分割線を入れる機能があります。
黒い枠の部分が自作の構図決定補助ソフトで16分割線が表示されています。
枠の内側は透けていて下の画像ソフトの画像が見えています。
枠の大きさを変えればリアルタイムに16分割線の位置も変化します。
そうして構図が決定したらキャプチャして必要な部分をトリミングしてプリントします。
この構図決定補助ソフトはなかなか便利です。
私はデルファイという開発ソフトで作っていますが、プログラミングの経験者なら簡単に作れる程度のソフトです。
世はパソコン全盛の時代なのですから、絵描きだって使えるものは親でも使えばいいのです。
しかし、便利なものに依存し過ぎないようには戒めています。
制作過程でどのような手法を使おうとも、最後は手仕事にこだわる…というのが現在の私のスタンスだからです。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
現在制作中の作品は8点。
例によって、その日の気分で選んで描いていきます。
まだどれも下描きの段階です。
私は一般の日本画のように原寸大の下図を作って本紙に転写すると言う作業をほとんどしません。
直接本紙に鉛筆で下描きをしていきます。
手前のは安曇野の水車小屋で15号の大きさ。
後ろはイタリア・シエナの街並みで40号です。
私は作品のイメージを固めるためにパソコンをよく使います。
画像ソフトを使って作ったイメージ画像をプリントして下図代わりに使うのです。
最初の写真の左下の床に散らばっているのがプリントしたものです。
画像ソフトにイメージ画像を表示し、その上に自作の構図決定補助ソフトを重ねて構図を決めます。
構図決定補助ソフトには画面に16分割線を入れる機能があります。
黒い枠の部分が自作の構図決定補助ソフトで16分割線が表示されています。
枠の内側は透けていて下の画像ソフトの画像が見えています。
枠の大きさを変えればリアルタイムに16分割線の位置も変化します。
そうして構図が決定したらキャプチャして必要な部分をトリミングしてプリントします。
この構図決定補助ソフトはなかなか便利です。
私はデルファイという開発ソフトで作っていますが、プログラミングの経験者なら簡単に作れる程度のソフトです。
世はパソコン全盛の時代なのですから、絵描きだって使えるものは親でも使えばいいのです。
しかし、便利なものに依存し過ぎないようには戒めています。
制作過程でどのような手法を使おうとも、最後は手仕事にこだわる…というのが現在の私のスタンスだからです。
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