今年は元旦から制作を始めるという、絵描きの鑑のようなスタートが切れました。
一昨年は両親の病気があり、昨年は引っ越しの準備が大詰めを迎えていましたので
今年は久しぶりに穏やかな正月が過ごせました。
一年の計は元旦にありと言いますので、今年は昨年にも増して何か良い事があるかな?
20号2点の進捗状況、まずは御射鹿池(みしゃがいけ)の秋景です。
1月7日の段階です。
実景に即して、樹木の形・紅葉の配色などを調整しながら、まずは実景から学ぶことを最優先しています。
モチーフから学ばなければ、本当の創作力は鍛えられません。
ここはじっと我慢して、ひたすらコツコツと描いています。
そして、今日の状態です。
ここ数日は彩度を上げることを主眼としていますので、上の画像に比べると自然さは無くなってきています。
山の上の方は形がだいぶ潰れてしまい、そろそろ描き起こしが必要です。
空は、もう少し明度を落とした方が良さそうです。
サン・ベネゼ橋の方は前回とさほど大差はありません。
御射鹿池の方を優先していますので、大きな進捗はないのです。
こちらも、とにかく実景に即して描いている段階です。
ベネゼ橋は12世紀後半に造られ、全長約900m!アーチが22個連なる壮観な姿を誇っていたのです。
13世紀前半にルイ8世の侵攻によって大半が破壊され、再建が始まってからもローヌ川の度重なる氾濫によって崩壊し
現在ではローヌ川の教皇庁寄りに3つのアーチしか残っていません。
鉛筆の下描きがハッキリ残るほど薄塗で描いています。
明度が落ちてきましたので、そろそろ明るい色での描き起こしにかかります。
橋の一番右の窓からは礼拝堂の下部が見えているのですが
見えていないように暗くしてしまった方がいいかな?
他の窓のように暗くしてしまった方が面倒はないですね。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
一昨年は両親の病気があり、昨年は引っ越しの準備が大詰めを迎えていましたので
今年は久しぶりに穏やかな正月が過ごせました。
一年の計は元旦にありと言いますので、今年は昨年にも増して何か良い事があるかな?
20号2点の進捗状況、まずは御射鹿池(みしゃがいけ)の秋景です。
1月7日の段階です。
実景に即して、樹木の形・紅葉の配色などを調整しながら、まずは実景から学ぶことを最優先しています。
モチーフから学ばなければ、本当の創作力は鍛えられません。
ここはじっと我慢して、ひたすらコツコツと描いています。
そして、今日の状態です。
ここ数日は彩度を上げることを主眼としていますので、上の画像に比べると自然さは無くなってきています。
山の上の方は形がだいぶ潰れてしまい、そろそろ描き起こしが必要です。
空は、もう少し明度を落とした方が良さそうです。
サン・ベネゼ橋の方は前回とさほど大差はありません。
御射鹿池の方を優先していますので、大きな進捗はないのです。
こちらも、とにかく実景に即して描いている段階です。
ベネゼ橋は12世紀後半に造られ、全長約900m!アーチが22個連なる壮観な姿を誇っていたのです。
13世紀前半にルイ8世の侵攻によって大半が破壊され、再建が始まってからもローヌ川の度重なる氾濫によって崩壊し
現在ではローヌ川の教皇庁寄りに3つのアーチしか残っていません。
鉛筆の下描きがハッキリ残るほど薄塗で描いています。
明度が落ちてきましたので、そろそろ明るい色での描き起こしにかかります。
橋の一番右の窓からは礼拝堂の下部が見えているのですが
見えていないように暗くしてしまった方がいいかな?
他の窓のように暗くしてしまった方が面倒はないですね。
-------------- Ichiro Futatsugi.■