◆ 小下図 冬のサン・フランチェスコ聖堂 4号大 ( 31 × 20 cm )
イタリア・ウンブリア州アッシジのサン・フランチェスコ聖堂は
私のイタリアでの原点とも言えます。
初めてイタリアに降り立ち、ローマを素通りして真っ先に到着したのはアッシジ。
そして最初にじっくりと向き合ったのがこの聖堂でした。
今まで描いたイタリアの風景の中で
0号から150号まで、数えてはいませんがアッシジが最多だと思います。
アッシジは何回か訪れましたが、ほとんどが冬。
オフシーズンであっても昼間は観光客の賑わいがありますが
夜になると不気味なほど人通りが途絶え
不安になるほど街は静まり返っていたことを覚えています。
本番では15〜20号で描く予定です。
ドローイングペンでの描き起こし。
あまりガリガリ描き込まないようにしたことが裏目に出たようで
重量感の乏しい弱々しい画面になってしまったと思います。
一連の下図でドローイングペンを使い続けてきましたが
まだ鉛筆ほどには使いこなせていないと感じています。
はっきり言って出来は悪いですが
今回は彩色のための下描きと割り切って彩色に移ります。
ガッシュで彩色。
観光地の喧騒がピークを過ぎた、昏れなずむ聖堂をイメージしています。
以前に描いたフランスのランス大聖堂などのフレンチ・ゴシックに比べると
細かい装飾が圧倒的に少ない分、細部の面倒臭さは少なくて済みます。
しかし、こういう単純な形は別の意味で曲者です。
ほんの些細なことでも、極端なことを言うとペンの線一本ずれても
印象が変わってしまう場合がありますので、なかなかに厄介です。
要するに、楽して描けるものは何も無いということですね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日のおまけ
イタリアの ”最も高貴なる” 水の都ヴェネツィアの ”負” の名物と言えば
有名な洪水アックア・アルタを誰もが思い浮かべると思います。
かく言う私も一度遭遇したことがあり
その時は、サン・マルコ広場で10cmほど浸水していました。
と、こ、ろ、がぁ…
数日前に、意外なニュースが駆け巡りました。
「ヴェネツィアが干上がっている!」
水没じゃなくて干上がっている? 冗談は顔だけにして! ペルケ?(なにゆえ?)
日テレ news のニュース動画をどうぞ。
【ベネチア】“水の都”が一変 水不足で運河「干上がる」? (2023年2月27日放送)
------------- Ichiro Futatsugi.■
イタリア・ウンブリア州アッシジのサン・フランチェスコ聖堂は
私のイタリアでの原点とも言えます。
初めてイタリアに降り立ち、ローマを素通りして真っ先に到着したのはアッシジ。
そして最初にじっくりと向き合ったのがこの聖堂でした。
今まで描いたイタリアの風景の中で
0号から150号まで、数えてはいませんがアッシジが最多だと思います。
アッシジは何回か訪れましたが、ほとんどが冬。
オフシーズンであっても昼間は観光客の賑わいがありますが
夜になると不気味なほど人通りが途絶え
不安になるほど街は静まり返っていたことを覚えています。
本番では15〜20号で描く予定です。
ドローイングペンでの描き起こし。
あまりガリガリ描き込まないようにしたことが裏目に出たようで
重量感の乏しい弱々しい画面になってしまったと思います。
一連の下図でドローイングペンを使い続けてきましたが
まだ鉛筆ほどには使いこなせていないと感じています。
はっきり言って出来は悪いですが
今回は彩色のための下描きと割り切って彩色に移ります。
ガッシュで彩色。
観光地の喧騒がピークを過ぎた、昏れなずむ聖堂をイメージしています。
以前に描いたフランスのランス大聖堂などのフレンチ・ゴシックに比べると
細かい装飾が圧倒的に少ない分、細部の面倒臭さは少なくて済みます。
しかし、こういう単純な形は別の意味で曲者です。
ほんの些細なことでも、極端なことを言うとペンの線一本ずれても
印象が変わってしまう場合がありますので、なかなかに厄介です。
要するに、楽して描けるものは何も無いということですね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日のおまけ
イタリアの ”最も高貴なる” 水の都ヴェネツィアの ”負” の名物と言えば
有名な洪水アックア・アルタを誰もが思い浮かべると思います。
かく言う私も一度遭遇したことがあり
その時は、サン・マルコ広場で10cmほど浸水していました。
と、こ、ろ、がぁ…
数日前に、意外なニュースが駆け巡りました。
「ヴェネツィアが干上がっている!」
水没じゃなくて干上がっている? 冗談は顔だけにして! ペルケ?(なにゆえ?)
日テレ news のニュース動画をどうぞ。
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