長野県諏訪市のギャラリー橋田にて、4回目の個展を開催させていただきます。
1996年の初個展(長野県松本市)から数えて、今回で 通算30回目 を迎えることとなりました。
10回目・20回目の時はまったく気がつきませんでしたので
気がついたということは、私にとって一つの節目なのかもしれないと感じています。
少年老いやすく学成り難し…あ、このフレーズは前回の案内記事で使いましたね。
すでに使ったことを忘れて同じことを繰り返そうとするのは、いよいよ老境に差し掛かってきた証ですかねぇ。
少年老いさらばえて学成らず! きゃはは!
そのような事態に陥いってもおかしくない危ないお年頃になってまいりました。
これからも相変わらず正念場が続きます。
線路は続くよ、どこまでもぉ!!
今回は、新旧の作品を約40点展示しています。
新作は16点で、すべてパステルの小品です。
ジークレー下地のものが15点で、通常のパステルが1点です。
私は初日の30日(月)は会場におりますが、その他の日は未定です。
30回記念と銘打ってはいますが、特にイベントなどは予定しておりません。
お忙しいこととは存じますが、何卒ご高覧いただけますようご案内申し上げます。
■ 今回の新作
パステル 1点
「山茶花」 4号
先日、制作過程を掲載した山茶花です。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/957063860ff09b0c38d13208bc718b54
ソフトパステル・パステル色鉛筆を主体に、部分的には岩絵の具も併用しています。
昨年から使用している土佐麻紙の「裏」は、場所によって凸凹の度合いがまちまちです。
当然のことですが、「表」と違って「裏」は絵を描くことを想定していません。
比較的穏やかな凸凹の部分もありますが、繊維の小さな塊がポツポツと点在しているところもあります。
そのために、パステルのマチエールも異なったものになります。
ですから、モチーフによって、想定する仕上がりの雰囲気によって、使う場所を選ぶ必要も出てくるのです。
この作品の紙は、やや強目の凸凹でした。
背景は細かいタッチを積み重ねたように見えますが、タッチはまったく使用していません。
凸凹が強目なため、布などで強く摺り込まない限り、パステルの粒子が凹の方まで入って行かないのです。
指で摺り込んでも入って行かず、凸にしかパステルが着きませんので
それを利用し、指で丁寧に擦り込むことを繰り返した結果のマチエールなのです。
水彩紙やパステル紙も凸凹ですので同じような効果は出るのですが
それらは比較的均等な凸凹で、土佐麻紙の方が不揃いな分、より味のあるマチエールになるようです。
ジークレー下地のパステル 15点 すべてサムホール
パソコンで原稿となる画像を作成し、それを和紙にプリントして下地とし、パステルで描いたものです。
作品画像を元にした「作品ベース」と、写真を元にした「写真ベース」とがあります。
技法など、より詳しいことはこちらをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/0fda84655bf0c3ba862c69d00ed089be
「紅額」 作品ベース
「畦道」 長野県安曇野 作品ベース
「冬日」 長野県安曇野 写真ベース
「白菖蒲」 写真ベース
「湖畔」 長野県諏訪湖 作品ベース
「おすまし」 写真ベース
「翠流」 長野県安曇野 写真ベース
「風」 長野県諏訪市 写真ベース
「柿」 写真ベース
「青紫陽花」 作品ベース
「月下」 長野県諏訪市 作品ベース
「アネモネ」 作品ベース
「蓮」 写真ベース
「白紫陽花」 作品ベース
「青額」 作品ベース
-------------- Ichiro Futatsugi.■
1996年の初個展(長野県松本市)から数えて、今回で 通算30回目 を迎えることとなりました。
10回目・20回目の時はまったく気がつきませんでしたので
気がついたということは、私にとって一つの節目なのかもしれないと感じています。
少年老いやすく学成り難し…あ、このフレーズは前回の案内記事で使いましたね。
すでに使ったことを忘れて同じことを繰り返そうとするのは、いよいよ老境に差し掛かってきた証ですかねぇ。
少年老いさらばえて学成らず! きゃはは!
そのような事態に陥いってもおかしくない危ないお年頃になってまいりました。
これからも相変わらず正念場が続きます。
線路は続くよ、どこまでもぉ!!
今回は、新旧の作品を約40点展示しています。
新作は16点で、すべてパステルの小品です。
ジークレー下地のものが15点で、通常のパステルが1点です。
私は初日の30日(月)は会場におりますが、その他の日は未定です。
30回記念と銘打ってはいますが、特にイベントなどは予定しておりません。
お忙しいこととは存じますが、何卒ご高覧いただけますようご案内申し上げます。
■ 今回の新作
パステル 1点
「山茶花」 4号
先日、制作過程を掲載した山茶花です。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/957063860ff09b0c38d13208bc718b54
ソフトパステル・パステル色鉛筆を主体に、部分的には岩絵の具も併用しています。
昨年から使用している土佐麻紙の「裏」は、場所によって凸凹の度合いがまちまちです。
当然のことですが、「表」と違って「裏」は絵を描くことを想定していません。
比較的穏やかな凸凹の部分もありますが、繊維の小さな塊がポツポツと点在しているところもあります。
そのために、パステルのマチエールも異なったものになります。
ですから、モチーフによって、想定する仕上がりの雰囲気によって、使う場所を選ぶ必要も出てくるのです。
この作品の紙は、やや強目の凸凹でした。
背景は細かいタッチを積み重ねたように見えますが、タッチはまったく使用していません。
凸凹が強目なため、布などで強く摺り込まない限り、パステルの粒子が凹の方まで入って行かないのです。
指で摺り込んでも入って行かず、凸にしかパステルが着きませんので
それを利用し、指で丁寧に擦り込むことを繰り返した結果のマチエールなのです。
水彩紙やパステル紙も凸凹ですので同じような効果は出るのですが
それらは比較的均等な凸凹で、土佐麻紙の方が不揃いな分、より味のあるマチエールになるようです。
ジークレー下地のパステル 15点 すべてサムホール
パソコンで原稿となる画像を作成し、それを和紙にプリントして下地とし、パステルで描いたものです。
作品画像を元にした「作品ベース」と、写真を元にした「写真ベース」とがあります。
技法など、より詳しいことはこちらをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/0fda84655bf0c3ba862c69d00ed089be
「紅額」 作品ベース
「畦道」 長野県安曇野 作品ベース
「冬日」 長野県安曇野 写真ベース
「白菖蒲」 写真ベース
「湖畔」 長野県諏訪湖 作品ベース
「おすまし」 写真ベース
「翠流」 長野県安曇野 写真ベース
「風」 長野県諏訪市 写真ベース
「柿」 写真ベース
「青紫陽花」 作品ベース
「月下」 長野県諏訪市 作品ベース
「アネモネ」 作品ベース
「蓮」 写真ベース
「白紫陽花」 作品ベース
「青額」 作品ベース
-------------- Ichiro Futatsugi.■