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風色明媚

     ふうしょくめいび : 「二木一郎 日本画 ウェブサイトギャラリー」付属ブログ

新開志保展のご案内

2022年03月06日 | 展覧会案内
新開志保展は終了いたしました。

コロナ禍とウクライナ問題により、今までとは大きく異なる状況の中
特に日本入国の際の面倒な手続きに翻弄されながらも、何とか入国を果たし
無事に会期を終えてイタリアに帰国されました。

ご来場いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。

新開さんは今後も広島と東京で個展を開催する予定です。
次回も是非ご来場いただけますよう、お願い申し上げます。



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イタリア・ヴェネト州在住の友人の画家 新開志保さんの個展が開催されます。

本来は昨年3月の開催予定でしたが
新型コロナの蔓延によって延期を余儀なくされました。

日本の現状は、まだ第6波が下火になったとは言えない状態ですが
帰国者の入国規制もひと頃より緩和されたことから開催を決断したとのことです。
決断した以上、開催初日までに、さらに状況が好転することを祈るばかりです。

この時期に個展のご案内をするのは心苦しくもありますが
是非ご高覧賜りたく、謹んでご案内させていただきます。

今回は0号から8号まで、新作15点を含め、30点ほどを展示する予定です。

会期中、新開さんは毎日会場にいる予定です。





作品画像は、左が「 飛ぶ天使ミケーレ べヴァーニャ・サン・ミケーレ教会 」 45,5 × 35cm 8号
右上は「 シエナのクレーター 谷風景 」 45.5 × 32.5cm 8号P

右下、左は「 運河の水面 トリエステにて 」 41 ×27,5cm 6号P
右は「 5月の空 スコミーゴ村 」 46 × 37,5cm 8号F






作品画像は「 遊んでほしい? モンティキエッロの猫 」 42 × 26cm 6号P の一部。


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2022年3月21日 (月) 〜 27日 (日)

ギャラリー八重洲・東京(東京駅八重洲地下街)
 〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目1番 八重洲地下街中1号(外堀地下3番通り)
  TEL / FAX : 03-3278-0623

10:00〜19:00(最終日は15:00まで)


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新開志保展( in 広島)のご案内

2019年10月16日 | 展覧会案内
イタリア・ヴェネト州在住の友人の画家 新開志保さんの個展が広島で開催されます。

新開さんは長野県長野市出身の、私と同じく県歌「信濃の国」によって強い絆で結ばれる信州人ですが
イタリアに移住する前の20年を広島で過ごされており、広島は第2の故郷のようなもの。
イタリア移住から28年が経過しますが、ますます制作意欲の旺盛な日々を過ごされています。

広島では、2016年以来3年ぶりの個展です。
イタリアを中心に取材した風景・猫・植物などを
色鉛筆・水彩・ペンなどで描き上げた、精緻で透明感あふれる30点余を展示する予定です。

新開さんは毎日会場にいらっしゃいます。
何卒ご高覧賜りますようご案内申し上げます。

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◆ 2019年10月29日 (火) 〜 11月4日 (月・振休)

◆ 広島三越7階画廊
 〒730-8545 広島県広島市中区胡町5−1
  TEL 082-242-3111(大代表)

◆ 10:30〜19:30(最終日は16:00まで)


→ 広島三越ウェブサイト 美術 新開志保展


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「第4回 日本画グループ 未然会展」のお知らせ

2019年05月10日 | 展覧会案内
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第4回 日本画グループ 未然会展は終了いたしました。
ご来場いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。


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私が講師を務める、NHK文化センター青山教室日本画二木クラスの展覧会です。

3年に1度の開催で、2010年の第1回展から数えて、今回で4回目を迎えます。
生徒の皆さんの自主的な企画・運営によるグループ展で、今回は私を含めて12名が出品します。


◆ 5月20日(月) 〜 26日(日)
 11:00〜18:30(最終日15:00まで)
 入場無料

◆ ギャラリーくぼた 本館3階
 〒392-0016
 東京都中央区京橋2ー7ー11
 TEL 03-3563-0005











生徒の皆さんは4号から50号までの30点前後。
私の作品はサムホールから50号までの4〜6点ほどを予定しています。


主な出品予定作品は
50号のヴェネツィアのカフェ(制作中)






「まなざし」 6号





この2点を含め、展示スペースの余裕次第で点数が決まると思います。

交通の便の良い画廊でもありますし、何かのついででも結構ですので
是非ともお立ち寄りくださいますよう、お願い申し上げます。


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新開志保展のご案内 (追記あり)

2018年03月05日 | 展覧会案内
イタリア在住の友人の画家 新開志保さんの個展が東京で開催されます。
東京では初の開催です。

新開さんは私と同じ長野県出身。
イタリア移住前に永年暮らした広島ではテンペラ画を描かれており
広島を中心に各種展覧会での受賞や個展を重ね、1990年にイタリアに移住。

2012年から色鉛筆・水彩・ペンによる制作を開始し
そのスタイルによる日本での個展は、2013年以降4回目になります。

イタリアを中心に取材した風景・猫・花などを描いた約40点を展示する予定です。
是非ともご高覧賜りますよう、私からもお願い申し上げます。

新開さんは毎日会場にいらっしゃいます。


【会期】3月19日(月)〜25日(日)
【会場】ギャラリー八重洲・東京(東京駅八重洲地下街)
【時間】10:00〜19:00
(最終日は16:00まで)

ギャラリー八重洲・東京 ホームページ



◆ DM画像










DMの作品のモチーフを簡単に解説します。


「雲うごく シエナのクレーターにて」

クレーターと言っても隕石孔ではなく、粘土を主体に石灰岩などが混じった地質の侵食地形です。
イタリア中部トスカーナ州シエナ周辺は、世界的に名高い美しく雄大な丘陵地帯が広がっていますが
その一角、とりわけアシャーノという小さな街あたりに見られる侵食地形がシエナのクレーターと呼ばれています。


「遥かなるカステルッチョ」

イタリア中部ウンブリア州の片隅、ピアーノ・グランデと呼ばれる大平原の一角にカステルッチョの村があります。
一昨年に発生したイタリア中部地震では甚大な被害を受け、かなりの建物が倒壊してしまいました。
地震前の取材を元に、復興への願いを込めて描いたものです。


「2階のテラスから ドロミーティの村」

イタリア北部トレンティーノ=アルト・アディジェ州をはじめ、複数の州をまたぐドロミーティ山岳地帯。
その裾のヴェネト州寄りにある集落トナディーコの、チロル風民家で出会った猫。



この続きは、会場で新開さん本人から直接解説してもらってください。


追記

◆ 会場に置くチラシ画像






◆ 新開さんの2つのブログ

日々の制作の様子(制作過程など)、過去の作品などは絵画のブログでご覧になれます。
色鉛筆+水彩画分室 ・ イタリア・絵に描ける珠玉の町、村


2005年から続いている、イタリアを中心とした各地のご案内のブログ。
新・イタリア・絵に描ける珠玉の町、村 ・ そしてもろもろ!


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新開志保展のご案内 + イタリア中部地震続報

2016年11月10日 | 展覧会案内
イタリア在住の友人の画家 新開志保さんの個展が広島市で開催されます。

新開さんは、生まれこそ私と同じ長野県なのですが
イタリアに移住する前の20年を広島市で過ごされています。

1990年の移住から20数年を経て、2012年から現在のようなペン・水彩・色鉛筆による制作を開始し
2013年に再び日本での本格的な個展を再開されました。(2回目までは長野県諏訪市)
3回目となる今回は、移住前に最後の個展をされた広島市での開催となります。

かつて20年暮らした故郷同然の地ですので、個展のサブタイトルは「帰ってきた新開!」 きゃはは! 冗談です!
そういえば「帰って来たウルトラマン」というテレビドラマがありましたっけ。

広島市と言えば、厳島神社・平和公園・原爆ドームなどの名所があり
そして、牡蠣、穴子、お好み焼き、もみじ饅頭などの旨いものもあります!
私は牡蠣と穴子は大好物なのであります!
牡蠣と穴子が私を呼んでるぅ〜!! 




今回は、イタリア・ポルトガルなどで取材した風景・猫・植物などを描いた40点余を展示いたします。
是非ともご高覧賜りますよう、私からもお願い申し上げます。
新開さんは毎日会場にいらっしゃいます。


【会期】11月22日(火)〜27日(日)
【会場】広島三越 7階 三越画廊
【時間】10:30〜19:30


広島三越へのアクセスなどは、こちらをご覧下さい。
広島三越ホームページ












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では、10月26日・30日に起きたイタリア中部地震の続報です。

新開さんはヴェネツィアから50キロほど北のヴェネト州コネリアーノにお住まいで
今回の一連の地震による被害はなかったのですが
報道によると、30日の地震ではヴェネツィアでも揺れが感じられたそうです。

被災地では8月の地震以降に住民の避難が進み、26日も、30日も
8月に比べて人的被害が極めて少なかったことは不幸中の幸いでした。
しかしその反面、8月の地震によってダメージを受けていた建造物への被害が加速度的に進んだことも事実だと思います。

時間が経ち、YouTube には地震の模様を撮影した動画が増えてきています。
8月の地震の際にも数日を経てから投稿が始まり、今ではかなりの数になっています。
26日・30日の地震の動画も、日を追うごとに増えています。

次のヴィデオは、ウンブリア州カステルッチョ Castelluccio という街の、30日の地震後の様子をヘリコプターから撮影したものです。


Castelluccio di Norcia post terremoto 30 ottobre 2016



ここは、今回の震源地に近い都市ノルチャから東北東へ、直線距離にして約10キロ離れたところにあります。
ウンブリア州の東の端で、ピアーノ・グランデと呼ばれる大平原の一角の丘の上にある集落です。

8月の地震では、壁や屋根の一部が損壊していることは確認できたものの
一見すると大きな被害はなかったように見えました。
しかし、このヴィデオに映し出されたカステルッチョは、ご覧のように惨憺たる有様でした。




もう一つ気になっていたのがウンブリア州プレーチ Preci
その近郊にあるサンテウティツィオ修道院 Abbazia di Sant'Eutizio です。

まず、サンテウティツィオ修道院の被災後の画像をネットで見つけました。
ここは中世の外科学校で知られるところで、いわば医科大学のルーツとも言えるところです。

上が被災後、下が被災前の画像で、比べてみると被災状況は一目瞭然です。






崩れた崖には、剥き出しの岩盤の上に建てられた鐘楼がありました。
これが岩盤ごと崩壊し、跡形もなく消えてしまっています。
鐘楼のすぐ下にあった建物も、崩れた鐘楼の直撃を受けて潰れてしまっています。

鐘楼の右下にある建物が聖堂部分です。
右端が後陣で、左端が正面入り口になるわけですが
よく見ると、屋根の左端が少し短くなっているようで、正面壁が崩れ落ちたらしいのが分かります。
この正面壁には簡素で美しい薔薇窓があるのですが、26日の前震の段階ですでに一部が損壊していました。


そして、被災後の空撮ヴィデオも見つかりました。
やはり聖堂の正面壁は崩壊してしまっています。
岩盤もろとも崩壊した鐘楼の直撃を受けたように見えます。


Preci, le macerie dell'Abbazia Sant'Eutizio dopo il terremoto






新開さんも地震の記事をアップされています。
やはり地元なだけに情報量は豊富です。

http://italiashio.exblog.jp/23596699/



イタリアも日本と同じく地震大国なのは御存知の通りです。
過去に何度も大地震に見舞われては復興を遂げてきました。
現在、復興途上にある場所もいくつかあります。

今回の甚大な被害からも、いずれは必ず復興してくれることと思いますが
被害はあまりに大きく広範囲に渡っていますので、かなりの年月を要することでしょう。
果たして私は復興成った姿を見届けることができるかどうか…。

被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。


-------------- Ichiro Futatsugi.■

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