だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

12月22日(木)映画鑑賞

2011年12月22日 | 日記
おはようございます。

年内の講義は終わったものの、雑務、分掌が多く、今日も出勤となりました。
とはいえ、現在公開中の『源氏物語 千年の謎』を鑑賞するなら今日しかない!と思い立ち、アジトに近い映画館に直行してしばし鑑賞。
感想はといえば・・・うーーーーむ・・・。

予告でもありますが、紫式部と藤原道長の「現実世界」と光源氏の「物語世界」が交錯してくるんですね。
まぁ、ご覧になりたい方はご覧になれば、わかると思いますが、いかにも光源氏のモデルは道長!という立場から描かれている感が強いものですから、ふーーーーん、そうねぇ、そう考えている人もいるわなぁ、と思いつつ見ておりました。
個人的には王命婦に大女優S(特別出演)が配役されていたのがツボでした。

これからご覧になる方のために、内容についてはふれずにおきます。
ちなみに、ワタシは途中記憶が飛んだことも付け加えておきます・・・。

さて、そこからアジトへ。
ほとんどの教職員がいない中、民俗学のY教授と英語のK教授はおいでのようで、
建物の中ながら、学内暖房が一斉管理なため、寒い寒い、完全防寒で情報交換でした。

また、図書館に依頼していた研究所が数冊届いたので、早速チェック。
他者の論文を読むと、勉強になるものですが、ときどき、何をやってんだか・・・、と思わずダメ出ししたくなってしまうことがあります。
恩師・上野理などは、某氏の博論に対して、「学部の卒論以下だよねぇ」との名言を口にされたのを間近で聞いたことがあります。
まぁ基本的に文献は謙虚に学びつつも批判的に読まなければならないのはいうまでもないことでしょう。
そんなところに、どうした?3年のゼミ長M子くんがやってきました。
立川の資料館帰りだというのだから、そのやる気たるやよし。
年明け早々のゼミの発表にあせっているようです。というのも、この年明けのゼミには、来年度からゼミに入ってくる現2年生が初顔合わせとして見学にきて、「センパイ」の発表を聞いていくからです。
がんばれ、M子!

といったところで、寒いアジトで原稿作りでございます。
皆様も風邪などめされませぬように。